添削道場
秀句の61
◎六弦を行ったり来たり春の恋
作者名 丼上秋葵
更新日時: 2019年11月09日
ギターの六弦の音と青春の懊悩を取り合わせた秀句です\(^_^)/
楽器解体全書
アコースティックギターのしくみ
6段階で音が高くなる6本の弦
6本の弦の呼び方は?
ギターの弦は、普通、6本です。全部太さが違っていて、細いほうの弦から第1弦、第2弦、…第6弦と呼びます。1弦と2弦は、プレーン弦といって、鉄弦そのままの裸線(はだかせん)、3弦から6弦は巻線弦です。ギターを構えた時には第6弦が一番上に来ます。
太い弦ほど音は低い
それぞれの弦が出す音は、上から下へ、つまり太いほうから細いほうへ、だんだん高くなります。左手で弦を押さえない時の、弦そのものの音は、通常のチューニングの場合、図のようになります。
上に行くほど低音
ギターの開放弦の音
1弦~6弦までの解放弦の音
1フレットずれると半音高くなる
◆高揚と沈潜を繰り返す恋の心模様が、六弦の暗喩によりじわりと読者の胸に伝わります。
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