俳句クラブ『今日の一句』。俳人友達の交流掲示板

返信する!以下は元記事

タイトル: 添削道場秀句集《 一》の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 投稿者: 一本勝負の悠

今日の一句: 大の字に寝てあたゝかき地球かな

添削道場
秀句の50

◎新しき畳のうえの昼寝かな
作者名 腹井壮

更新日時: 2019年09月06日

寸評

青畳の香に包まれ、至福の午睡。

季語

昼嶺/ひるね
三夏
 

午睡/昼寝覚/昼寝起
昼寝人/三尺寝
 
昔はクーラーなど
なかったから、蒸
し暑い夜は寝不足
になった。そんな
時期、昼寝は金の
かからないまたと
ない贅沢。昼の弁
当を終えた仕事師
などが、ちょっと
した日陰を選んで
横になっているの
はまさに三尺寝。

昼寝して手の動きやむ団扇かな
杉風「続猿蓑」
親方の見ぬふりされし昼寝かな
一茶「享和句帖」
糊ごはな帷子かぶる昼寝かな
惟然「続猿蓑」
足しびれて邯鄲の昼寝夢覚めぬ
正岡子規「子規句集」
松の木に庭師来て居り昼寝覚
前田普羅「普羅句集」
屋根瓦ずれ落ちんとして午寝かな
渡辺水巴「水巴句集」
探しても妻の居らざる昼寝覚
日野草城「人生の午後」
昼寝覚うつしみの空あをあをと
川端茅舎「川端茅舎句集」
松風に近江商人昼寝かな
村上鬼城 「鬼城句集」
~きごさいより。

◆添削道場には、他にもこんな秀句があります! という方はこちらへご紹介ください。

陽炎 記

コメントは4500文字以内。

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

トップページへ 「添削道場秀句集《 一》」のスレッドへ

俳句クラブ『今日の一句』の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ

関連コンテンツ