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タイトル: 添削道場秀句集《 一》の返信の返信の返信の返信の返信の返信 投稿者: 一本勝負の悠

今日の一句: 白蓮やほつりほつりと経の声

添削道場
秀句の44

◎我が池は狭し静かに蓮開く
作者名 田中喜美子
投稿日時: 2019年07月13日

寸評
しずかにひらくきよらかな蓮の花が目にうかぶ見事な境涯句ですね。
特に中七の狭し/によって句が立ち上りました。

季語

蓮/はす
晩夏
 

はちす/蓮の花/蓮華
蓮池/紅蓮/白蓮
 
インドの原産とい
い、池、沼、水田
などに栽培される。
盛夏のころ紅色、
淡紅色または白色
の多弁の美しい花
を開き、芳香があ
る。また、黄、青
の稀種もある。水
底の泥中の地下茎
から長柄を伸ばし、
水面に丸く大きな
広葉を広げ、夏の
朝露を玉のように
転がす。蓮華、は
ちすともいい、実
と地下茎は食用と
する。

さはさはとはちすをゆする池の亀
鬼貫「大悟物狂」
鯉鮒のこの世の池や蓮の花
許六「正風彦根躰」
蓮の香や水をはなるる茎二寸 
蕪村「蕪村句集」
白蓮に人影さはる夜明かな
蓼太「蓼太句集初編」
白蓮に夕雲蔭るあらしかな  
白雄「白雄句集」
蓮の花咲くや淋しき停車場
正岡子規「子規句集」
ほのぼのと舟押し出すや蓮の中   
夏目漱石「漱石全集」
蒲の穂はなびきそめつつ蓮の花
芥川龍之介「澄江堂句集」
~きごさい。

◆添削道場には、他にもこんな秀句があります! という方はこちらへ推薦してください。
・注意
推薦句と寸評を伴わない書込みは固く御断りいたします。
埋もれた秀句が沢山あると思います。 よろしくお願い申し上げます。

陽炎 記

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