添削道場
秀句の43
◎あなたの肩に消えた夜店の灯り
作者名 るまり
更新日時: 2017年08月23日
◆寸評
去っていく男の肩に夜店の灯が遮られ、作者は闇にとり残される。
別れの瞬間を切り取った鮮やかな一句です。
・あなたの肩に//消えた//夜店の灯り//
七三七の破調。
◆季語
夜店/よみせ
三夏
夜見世/干見世
神社仏閣の縁日などに、境内や参道に並ぶ食べ物や玩具などを売る露店のこと。裸電球やアセチレンランプに灯が点りはじめると一段と活気づく。
~きごさいより。
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◆注意
推薦句と寸評を伴わない書込みは固く御断りいたします。
埋もれた秀句が沢山あると思います。 よろしくお願い申し上げます。
陽炎 記