鶯や温泉の地と知る恐山 碧梧桐
河東碧梧桐
かわひがし へきごとう
著作家
説明河東 碧梧桐は、日本の俳人・随筆家。本名は秉五郎。 正岡子規の高弟として高浜虚子と並び称され、俳句革新運動の代表的人物として知られる。 ウィキペディア
死亡: 1937年2月1日, 東京都
季語解説
春(三春)・動物
【鶯】 うぐいす(・・ヒス)
「黄鳥」(うぐいす) 「鶯の初音」 「鶯の谷渡り」 「春告鳥」「匂鳥」 「花見鳥」 「流鶯」(りゅうおう)
ヒタキ科。日本人に最も親しまれている鳴禽で、古来、梅に鶯といって春の先駆けとされる。囀の声が殊によい。初音。鶯の谷渡り。藪鶯。
例句 と作者
鶯の渡る二の坂三の坂 水原春郎
鶯や明けはなれたる海の色 中川宋淵
鶯の身をさかさまにはつねかな 其角
鶯や前山いよゝ雨の中 水原秋櫻子
鶯のとびうつりゆく枝のなり 横光利一
うぐひすの次の声待つ吉祥天 加藤知世子
うぐひすの人より低くなく日かな 一茶
紺克明に鶯の谷渡り 大坪重治
うぐひすや懐紙に包む零れ菓子 嶋田麻紀
鶯に聞き惚れて世に遅れだす 篠崎圭介
悠 三句
初音聴く母の十七回忌かな
うぐひすの初音や枝に躓きぬ
経を誦む坊主の声に初音かな
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