俳句クラブ『今日の一句』。俳人友達の交流掲示板

返信する!以下は元記事

タイトル: 感動の一句をどうぞ。の返信 投稿者: 一本勝負の悠

今日の一句: 花見してこころあやしくなりにけり

骸骨のうへを粧て花見かな
鬼貫

◆上島鬼貫
うえじま おにつら

説明上島 鬼貫は江戸時代中期の俳諧師。上島の読みは出自からは「かみじま」であるが、通常「うえしま」または「うえじま」と呼称される。字は与惣兵衛、利左衛門。武士として出仕していた時代は藤原宗邇と名乗った。晩年は平泉惣右衛門と名乗る。点也・仏兄・即翁・槿花翁・自休庵・馬楽堂の別号がある。
死亡: 1738年8月2日
書籍: 鬼貫句選・独ごと
~ウィキペディアより。

◆花見/はなみ
晩春
 

お花見/花の宴/花巡り
花見客/花見舟/花見酒
花の茶屋/花の酔
 

もとは農作の前に
行う春の儀礼。鮨
や酒肴を携えて、
さまざまに咲く桜
の花を愛でに遊山
すること、または
花を愛でるための
見物。陰暦三月の
異名を花見月と呼
ぶ。太閤の醍醐の
花見が有名だが、
庶民に浸透し始め
たのは元禄以降。
現代では地域、職
場、親族などが集
い楽しむ春の恒例
行事。

みよし野は
右往左往の花見かな
貞室「大和順札」
平樽や
手なく生まるる花見酒
西鶴「大矢数」
骸骨の
うへを粧うて花見かな
鬼貫「鬼貫句選」
草枕
まことの花見しても来よ
芭蕉「茶のさうし」
花見にと
母につれだつめくら児
其角「続虚栗」
何事ぞ
花見る人の長刀
去来「曠野」
半ば来て
雨に濡れゐる花見かな
太祇「太祇句選後篇」
花見戻り
丹波の鬼のすだく夜に
蕪村「蕪村遺稿」
恋ゆゑや
花見の場の色紙売り
凉菟「眉山」
たらちねの
花見の留守や時計見る
正岡子規「子規句集」
~きごさいより。

レシピ 2
俳句は切れが必須です。

古池や/蛙飛び込む水の音

切れは《や》《かな》《けり》の他、文意/音/場面が途切れるところの、どこにでも入る。

・たらちねの/花見の留守や/時計見る
正岡子規「子規句集」

上は、たらちねの/で一拍切れ、花見の留守や/で強く切れて、時計みる//で終止する。

即ち三つの文節で一つの文章となり、各文節の間に大小強弱の切れがある。

何事ぞ//花見る人の/長刀
去来「曠野」

・したしきは彼の世に酌むや花見酒

感動の一句をご紹介ください!

コメントは4500文字以内。

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

トップページへ 「感動の一句をどうぞ。」のスレッドへ

俳句クラブ『今日の一句』の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ

関連コンテンツ