◆俳句界
2011年12月号
メール一行詩・佳作
・鷹舞ふて日本となる山河かな
雑詠・佳作
・病む母の四肢清めをり八月尽
選・奈良文夫
(万緑運営委員長)
・コスモスを摘み少年の貌になる
佳作
選・角川春樹
(河)主宰
・手術てふ波ひとつ越ゆ八月尽
佳作
選・名和未知男
(草の花)主宰俳句界二月号
2012・2
秀逸
・原子炉てふバベルの塔や大枯野
大高霧海 選
(風の道 主宰)
秀逸
・冬の塔登らば父の待つならむ
名和未知男選
(草の花 主宰)
メール一行詩
佳作
・図書館に老人多しイヴの午後
《月刊俳句》
秀逸
花梨の実ことんと落ちる夜の色
石田郷子
選
佳作
さびしさの色だけ柿の熟れ残る
伊藤伊那男 選
佳作
立冬や墨の色濃く一行詩
伊藤敬子 選
星野高士 選
◆俳句界五月号
2012・5
メール一行詩
《佳作》
一年の長く短き東北忌
◆俳句界六月号
2012・6
メール一行詩
特選
〇対峙せる原子炉そして葱坊主
受賞記録
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