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タイトル: 感動の一句をどうぞ。の返信 投稿者: 一本勝負の悠

今日の一句: はたと熄む津軽三味線春寒し

春寒し水田の上の根なし草 碧梧桐

◆河東碧梧桐

河東 碧梧桐
(かわひがし へきごとう)
誕生
河東 秉五郎
1873年2月26日
愛媛県温泉郡千船町
死没
1937年2月1日(63歳没)
東京市淀橋区
職業
俳人・随筆家

俳句・随筆
文学活動
新傾向俳句、無中心論
代表作
『碧梧桐句集』
『三千里』

正岡子規の高弟として高浜虚子と並び称され、俳句革新運動の代表的人物として知られる。
~ウィキペディア。

◆季語

春寒/はるさむ
初春

春寒し/寒き春/料峭

春が立ってからの寒さである。余寒と同じであるが、語感や情感のうえで微妙な違いがある。春寒は、余寒よりも春への思い入れが強い。

春寒し泊瀬の廊下の足のうら
太祇「太祇句選後篇」
春寒しまだ月のもる梢ども
也有「蟻づか」
池田より炭くれし春の寒さかな
蕪村「夜半叟句集」
春寒し風の笹山ひるがへり
暁台「暁台句集」
春寒やぶつかり歩く盲犬
村上鬼城「定本鬼城句集」
春寒し人熊笹の中を行く
前田普羅「飛騨紬」
格子戸をはめし岩屋や春寒し
松本たかし「たかし句集」
春寒や竹の中なる赫映(かくや)姫
日野草城「花氷」
~きごさいより。

◆俳句はもとより自分を描く自画像であるが、掲句にはそれが色濃く感じられる。

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