少年や六十年後の春の如し
いいですね…。たまに私の中にある「よく分からないけど何か好きな俳句」という感じがします。友はみな…以降は悠二郎様の作品でしょうか。これらも大胆な作風で驚きました。参考になります。
私の好きな俳句も簡単にですが強いて三つ紹介させてもらいます!
これ以上澄みなば水の傷つかむ
上田五千石
もしもこれ以上水が澄んでしまったら水が傷付いてしまうだろう。どうやったらこんなこと思い付くのだろうかと思います。
夏帽子かむりて勝負つきにけり
大串章
こちらは増殖する俳句歳時記でも解説されています。大串章さんの「けり」の使い方は本当に好きです。
心臓に再稼働なし星月夜
高野ムツオ
美しく恐ろしい。これを十七音で言い表すことができる技巧がすごすぎる…。
拙句も一つ
水仙花三十五キロ地点過ぐ