こんにちは。
ジャンガリアンは、ハムスターの中でも噛むのが大好きな種族です。
彼らは、人間を恐れないので、興味本位で人の手を噛んでくることが多いです。
しかし、通常、血が出るほど強く噛むことはありません。
考えられる原因は3つです。
1・ハムスターに触りすぎている
信頼関係がまだできていない飼い始めの頃に触りすぎると、嫌われて、噛まれるようになります。
慣れた後でも、触りすぎると嫌がるので、ほどほどにしてあげてください。
ただ、お話を聞く限りでは、この点には十分気をつけられているようですので、おそらく違うと思います。
2・動物性たんぱく質の不足
ハムスターは限りなく草食に近い雑食動物です。
このため、ゆで卵の白身、鶏肉の切れ端、ミルワームなどを与え、動物性たんぱく質を摂取させなくてはなりません。
これを怠ると、人間の手を噛んで、動物性たんぱく質を取ろうとしてしまうのです。
もし、今までに動物性たんぱく質を与えていなかったら、与えてみてください。
3・ペットショップでの飼育が悪く、人間に敵意を抱いている
ハムスターを繁殖させて育てているペットショップやブリーダーの中には、彼らを物同然に扱っているひどい業者もあります。
赤ちゃん時代に人間から暴力的な扱いを受けると、人間は敵だという強烈な刷りこみがされてしまい、飼い主のことを血が出るほど噛むような子になることがあります。
この場合、信頼関係を築くのは非常に難しくなります。
根気よく、人間は敵ではないことを教えていくしかありません。
対策として、ハムスターの臭いの付いた床材などを手に擦りつけて、臭いを付けてから触ると、噛みつかれることが減るようです。
ハムスターは自分の臭いに触れると安心感を覚えます。ぜひ試してみてください。