ド偏見を承知で言わせていただきますが
・プロローグを無駄に凝っている人は、高確率でエタることが多い
……もちろん異論は認めますが、そう思う根拠を挙げておきますと
・プロローグはエピローグと対比になっていることが多く、最初凝ってはみたものの執筆中に内容に誤差が出てしまい、その結果エピローグと噛み合っていないものになってしまったりしてそこで筆が止まることが多いから。
なので、そういう手法をとるのは自由ですが、できれば最後まで執筆し終えてから「こういう結末で、本当に、この出だしでいいのか?」を顧みて、必要ならばその時に手を加えるといいのではと思います。
ただ、今回相談の作品に関してはオムニバス形式のようなので、「どんな事件が起こってもブレない主人公の心情」が表現されていればそれでいいのでは、とも思えます。
とはいえ、長編初挑戦というお話ですので、長いからこそ起こる誤差を作者自身が予測できていない可能性もありますので、やはりあまり変に凝らないほうがいいような、あらすじで少し触れてさっさと本文から始め、進行ごとにあらすじに少し手を加える程度にしておいたほうが執筆に柔軟に対処できるのでは、という気がしています。