私は1シーンをダイジェストなら数百字、しっかり書きたければ1万字くらい幅のある人なんですが(そうは言っても通常のシーンは2千字~5千字程度が標準です)、12万字の内訳をそのくらい見て強弱をつけて割り振るかな、という気がしていますが。
キーパーソン5人の視点やったらそら足りませんがなー。ただ、主人公視点だけなら話は別かな。裏切者(理事長の姪)はいたほうが盛り上がるし、協力者(生徒会長)は一人くらいはいてくれないと目的達成は難しくなるだろうし。幼馴染は関わり具合によります、完全にただの協力者ならややこしくないけれど、別の目的を持つとけっこうめんどいことになりそう。
とりあえず主人公視点の最短ルートをたたき出してからということで。ここを甘く見て他のキャラの心情に入れ込み過ぎると意味不明な物語になりやすいです。特にありがちなのは、生徒会長のようなお助けキャラが主人公達に説明不足のまま物語を引きずっていこうとする展開とか。ちゃんと主人公から見て「この人を信じて一緒に目的を達成しよう」という気持ちになれるかを大事にしてほしいかな。
そういう意味でも主人公視点でのみ得られる情報ってのは大事なので、まずはそれに沿ったストーリーラインを組み立ててみてください。