1、魔法の歴史について
魔法の水準が数世紀前と同じでも構わないか、ということですが、それは、その理由によると思います。読者が納得し、世界観に矛盾が無いのなら、全く構わないでしょう。ただし、ドラクエでそうだから大丈夫と思うと、大怪我をすると思います。道具についても、全て理由によると思います。読者が納得できるのなら、問題ないでしょう。
なお、古代の方が魔法は強力そうだ、というイメージにはしっかりと根拠があります。が、魔法が科学のように使われている世界観においては、その根拠は不明瞭なままになることと思います。
2、魔法の制限
一般的には、MP的なものがあったり、体力や道具によって、魔法にもルールをつけていますね。この流れに乗っかった方が、創作は楽になると思います。しかし、これらの制限では不都合があるから迷っているのだと思うのですが、具体的にその所がわからないことには、考察は難しいです。
魔法の設定について思ったこと
魔法が札によって発動する、ということであれば、それらの術は「魔法」というよりは、「札術・符術」(フジュツ)などと呼ばれているのが普通かなと思いました。そしてまた、もう一歩踏み込んで考えるならですが……
「鉄道風景を中華風ファンタジー世界」ということですが、私は鉄道について、情報機器の発達していない時代の鉄道の方が、鉄道は輝いていたと考えています。外観だけなら設定を現代にしても、あるいは近未来にしても、外見の美しさは出ると思います。しかしながら、「鉄道」という響きが持つ独特の古っぽさ、懐かしさ、そういう所に、「鉄道」の良さがあるように思います。それを踏まえると、テレビ電話があったりする情報化魔法社会の鉄道は、単なる移動手段としての鉄道になるのではないかと懸念しています。
参考までに。