うーんと、俺と質問者さんの考え方が根っこから違うっぽいので『俺はこう解釈した』という回答を書きます。合わないと思ったら、無視してください。
多分、いろふぁさんの言いたいことは、細かい事はどうあれ『分かりやすい文章を書きたい』って事に尽きるんじゃないかな。
『分かりやすい文章を書く方法』ですが。古今東西色んな事が言われてきましたが、共通するものとしてはたった一つ。『一回凄く大雑把な形にしてから、言葉を増やして説明する』だけです。
桃太郎と言う物語は、極端な話『桃太郎が、鬼を、退治した』の一文でだって説明できます。
でも、それじゃあ分かり難いんです。
だから『犬、猿、雉をお供にして』とか『おじいさんとおばあさんが川で桃を拾って』とかいう話を継ぎ足して、『それっぽい情景』と『なんとなくの流れや背景』を分かりやすくしている訳です。
いろふぁさん、一度自分の小説を『とても短く』まとめてみて下さい。説明、因果関係、その他一切無視して、ただ『主人公が何をするのか』だけ。
とても短いまとめを作ったら、そこに疑問を投げかけて見ましょう。
『何でそうしたのか』とか『いつそれをしたのか』とか『どうやってそれをしたのか』とか、『そもそも主人公は何者なのか』とかですね。
要するに『主人公が○○した』という事が、情感と分かりやすさをもって表現できれば何でもいいので、どんなに大事な設定でも主人公に関係ない事(=主人公から遠い物)は一回無視します。
例えば、極端な言い方ですが、『子供の成長の話をする』時に『ビッグバン』から話を始める人はいないですよね。そんな感じ。
あとはまあ、おんなじ工程を繰り返していくだけです。
あくまで、『主人公にとって手近な物を分かりやすく説明する』事を心がければ出来ると思います。
『大本』よりも『直近の原因』を。
『今いるのが地球のどこか』よりも『その場所の周りに何があるか』を。
『どんな価値観か』よりも『主人公がどう感じたか』を。(分かり難いですが、『基準』を説明する前にもっと即物的な『感情』『振れ幅』を書け、という事です)
『色んな人に、どう見えたか』よりも『主人公が何を感じ、考えて、どういう影響を受けたか』を。
とにかく、『主人公』なり『物語の本筋』に近い物から順番に書いて行けばいいんじゃないですかね。