ノベル道場/小説の批評をし合おう!

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元記事:魔王の手下になったと思えば、、、

基本的にストーリには自信があるのですがそれを表す描写とくに戦闘描写が苦手です。ところどころ脱字が多いのも欠点です。
がストーリ的には少々傲慢ですが良いものを書いてる自信があるのでアドバイス等貰えたらなと思います。
選択としては長所になっていますが欠点の指摘も大歓迎です
良ければ批評をお願いしますm(_ _)m

上記の回答(魔王の手下になったと思えば、、、の批評)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

確かに、ストーリーは良く展開していると思います。
ただ、やはり気にしてらっしゃる文章が全体的に壊滅的で、わざとやってるんじゃないかと思えるほどです。
というのも、文章が下手な人は何が書いてあるかすらわからないことが多いのですが、バンさんの文章はそうではなく何が書いてあるかはちゃんとわかります。
なので、何を書けばいいのかを理解している上で適当に書いている、という印象です。

序盤の展開も、
不良に絡まれる → 大事なペンダントを奪われる → 転機が訪れる → 不良に報復してペンダントを取り戻す
と、展開自体はスタンダードなものでわかりやすく良いと思いますが、
その表現の仕方が、台詞は芝居がかっているし手段も単調だしで、面白さとか期待感とか物語に必要な要素の全てをかなぐり捨てて一番楽な内容を採用しているという感じ。
これは結局のところ、
「不良に絡まれる → 大事なペンダントを奪われる → 転機が訪れる → 不良に報復してペンダントを取り戻す」
この展開が書ければ問題ないので、その内容は何でもいいと思います。
それで言えばバンさんの内容でも問題ないです。
ただ、「なんでもいい」というのは、何であろうと大差ないという意味じゃなくて、書き方次第で面白さは1にも100にもなるという意味です。
確かにストーリー自体は良く展開していると思いますが、その内容が低ければ全体としても低い印象になってしまいます。

繰り返しますが、ストーリー自体はよく展開していると思います。
不良に報復する場面も、やりすぎたために魔界へ行くという流れも自然だと思います。でも、これはあくまで「展開は」ということで、「その内容は」と言うと描写や文章云々以前に少々問題があるかと思います。
アウトラインは問題ないけど、その肉付けで重大な問題があるという感じ。
「不良に絡まれる」というシーンは「不良に絡まれる」という事が書ければ問題ない。だからダイレクトに絡まれた様子を書いてるだけ。
ただ、どうしたら「不良に絡まれるシーン」を面白くできるか? と考えてみると、「ダイレクトに絡まれただけ」では面白くないとわかりますよね。

描写や文章は、気にされてるように確かに未熟だと思いますが、ただ未熟なだけなので書いてりゃそのうち良くなるし、現状でも意味は分かる文章なのでさほど問題ないと思います。
あとは、キャラクター性にも問題があると思いますが、序盤を読んだだけでもけっこうブレを感じるので、そもそもどういうキャラクターなのかが把握できないです。キャラ描写もほとんど無いため、読者を放置してストーリーを進めてる感じがします。

良かった要素

ストーリー

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元記事:スケルトンは月を見た〜祝福を受けた骸骨は、心を求めて旅をする

雰囲気や空気を大切にしています。
バトルもなどもあります。
全体的にバランスなど悪いかもしれませんが、楽しめる作品です。ぜひご一読ください

上記の回答(スケルトンは月を見た〜祝福を受けた骸骨は、心を求めて旅をするの批評)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

序盤の数話ほどしか読めていませんが、確かに雰囲気や空気感を大事に書いていると感じます。
小説ではあるけど詩的なものをイメージした、ないし詩を小説にしたという印象を得ます。
おそらく作者の狙い通りのものだろうと思う。
これだけを考えるととても良く書けていると思います。静かに過ぎゆく洞窟で、静寂に耐えかねたスケルトンの心情がじわじわと伝わってくる。

ただ、雰囲気だけで、それに対する期待感を持てないのが、正直致命的です。
例えばありがちですが、スケルトンの横に生身の幼女をポンと置くと、一気に期待感が出てきます。
スケルトンと幼女の組み合わせが、洞窟に来た冒険者と遭遇したらどうなるのか。問題が起こるに決まってるので、その期待感に応えることで物語を進められます。
モンスターのみで進めたければ「弱者」の対極であるドラゴンなど絶対的な「強者」という組み合わせもよくありますね。

また同時に、「外に出たい」など主人公であるスケルトンの目的や欲求を早い段階で提示しないと、なんの話なのかわからないので読者としては何を追って読めばいいのかわからないです。
これはおそらくもう少し読めばわかるんだと思いますが、テンポが遅く、雰囲気を重視してるためにゆっくりと静かに展開させているのでしょう。
しかし、目的がわかる前に読者が飽きてしまっては元も子もないので、このゆっくりとした展開を大事にしたいのなら工夫が必要だと思います。

良かった要素

設定 オリジナリティ

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元記事:101回目の婚約破棄

力を入れた点
・設定の奇抜さ
・ある程度の話の整合性
キャラクターの設定
・伏線の回収

不安な点
・読み易さ
・カタルシスを感じる点が不明瞭
・最終話の出来

上記の回答(101回目の婚約破棄の批評)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

とても面白いと思います。
文章も読みやすく、状況がスッと入ってくるようでした。
カタルシスも十分に得られましたが、確かに最終話というかクライマックスが予想通りというか想定通りというか、意外性も何もなく、言ってしまえば元の鞘に収まる話なので盛り上がりに欠ける感じはありました。

読みながら感想を書いていこうと思ったのですが、指摘するほどの欠点もなさそうで展開にも説得力があり、そのままクライマックスまで読んでしまったので、読み終わってからの感想になります。
クライマックスについてですが、結局は元の鞘に収まる話なので、逆算すると、収まりようがないほどこじれて、それがクライマックスでどうなるかという展開にならなきゃ読者の興味は引けないでしょう。
それで言うとアラミーナが強行に走る姿がクライマックス手前で書かれていますが、この描写が足らないのかもしれません。
リシェルとナナリのデートシーンは面白く読めたし物語的にもナナリがリシェルを諭す重要な場面ですが、ここで話がほぼ解決してしまっているので、その後にあるアラミーナの強行が空振ってしまっている。
つまり読者は強行が空振ることを予想してしまっている。なのでアラミーナがどれだけ狂っていたとしても効果半減という感じ。
デートシーンの前にアラミーナが法律スレスレな手段を取ろうとするとか、デートシーンの中ほどでアラミーナ視点にして怒り狂う様子を書くなど、ナナリがリシェルを諭す前に話をこじれさせておく必要があったんじゃないかなと思います。
リシェルを諭したはいいが、話は既にこじれてる。果たしてリシェルはクライマックスでどうするのか。という感じ。
そういう意味では、キャラクターは全体的に良かったし、ストーリーも6話で上手くまとまってるけど、クライマックスのキーになるアラミーナを上手く扱えていなかったのでは、と感じます。

全体的に上手くまとまっているので、突出した奇抜さはなく、あるとしても全体的なので一部の奇抜さが目立ってない。
これは良くもあるし悪くもある。
つまり、奇抜ではあるけどそれが上手くまとまっているので、尖ってる部分が丸くなってるという感じ。
一部が尖ってりゃ目立つけど、全体が尖ってたら「そういう形」としてまとまっちゃう。
偉そうな事を言ってしまうけど、
全体で上手くまとまっているので、そのまとめ方に工夫を凝らすとグッと良くなると思う。
例えば、ラストで大穴を当てた異国の乙女が書かれているけど、この一文はとても面白い。中途半端に放り出されたナナリのその後がありありとイメージできて一文で見事に回収できてる。
でも、それを考えると物語の出だしは「コラム」から始まったほうが良いと思う。
コラムから始まり、その賭けの勝者で終わる。と綺麗にまとまる。
また、あまり詰め込みすぎるのは良くないし作者的には考えてない事だろうけど、そうなるとナナリが中盤で「親が本の虫の娘を嫁に出そうとした」と語ってますが「借金だらけで娘を使って玉の輿を狙ってるんですよ」とかにしたほうが良いと思う。
ナナリは金に困ってるのに王子との結婚にあまり積極的ではない、それどころか王子を諭してアラミーナを意識させている。そういう疑問がラストの一文で一気に氷解する形になるので、100回も結婚と離婚を繰り返していたりアラミーナが束縛しすぎることを肯定せずに認めることができ、これらの設定の奇抜さをナナリ側から浮き彫りにしてやることができると思う。
まあ、こうすると「ナナリが一攫千金を狙う話」になってしまうので、主旨が変わるし助言や感想で言うことではないんですが。
ただ、こうして隠された主旨を書いてやると、同じ物語でもクライマックスの意味するところが変わるので、まとめ方次第で(つまりクライマックス自体をいじることなく)クライマックスをより良くすることもできます。

割りと自分好みからくる意見を書いてしまいましたが、それだけ欠点を思いつかなかったからと考えてくれて良いと思います。
上手くまとまってるし、カタルシスもあるし(たぶん作者の意図したトコとは違うが)、キャラクターも多少の違和感はあるけど許容できる範囲で良くキャラが立ってると思います。
視点移動が頻繁だけど、全てのシーンで誰に焦点を絞ってるかがすぐにわかるほど文章は読みやすく、わかりやすかったです。

良かった要素

ストーリー キャラクター 設定 文章 オリジナリティ

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 101回目の婚約破棄

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元記事:ハート(レス)ブレイクの批評の返信の返信

以前にも書きましたが、一つの作品を三人称100%、一人称100%に統一する必要はありません。あれだけはっきりと視点を分けているので、かけすBは、地の文含め、完全にかけすの一人称にしてもいいと思います。心の声と一緒に、かけすが事実だと思うことを「きっと〇〇だ」「〇〇に違いない」と地の文で書けば、読者の頭に入りやすいです。それに、実際の事実と多少違っていたとしてもいいんです。この場合、かけすが勝手に事実だと思っているだけですから。
ちなみに、こういうのもありです。この作品ではかけすの目が見えていません。かけすが想定した事実よりも、現実の方が酷い可能性もあります。長々とかけすの推理が正しいと見せかけておいて、最後の最後でもっと酷い現実を地の文で書いたりすると、よりゾッとすると思います。「かけすは知らなかったが、動いていたのはしずく本人で、しゃべってるのは全部ゆいだった」とか。←書いててよくわからなくなりました。

上記の回答(ハート(レス)ブレイクの批評の返信の返信の返信)

スレ主 破局 : 2 投稿日時:

いま頑張って新しい三人称のやつ書いてます。加えて、今まで書いたことがないファンタジーにも挑戦していて……実験作なんで、今作よりも短い作品にしていますが。

>かけすは知らなかったが、動いていたのはしずく本人で、しゃべってるのは全部ゆいだった
すごく良い! 自分好みでキュンとしちゃいました。

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元記事:高校生極道

力を入れてるのは喧嘩シーンです。不良系学園モノなので、喧嘩メインにはなりますが学園モノとしてのイベントも当然出していく予定です。
目標は喧嘩に恋もありな学園作品、そして読者の皆様が読んでて面白いと思わせる事をモットーに書いてます。

上記の回答(高校生極道の批評)

投稿者 サタン : 3 人気批評! 投稿日時:

完結してないようなので序盤だけ少し読んだ形ですが、展開が王道なところが良いと思います。
シンプルなので何がどう流れるのかよくわかる。
組長に呼ばれる → 娘と許嫁を言い渡される → 同じ高校へ
と、わかりやすい展開です。
流し読みにしててもストーリーがわかるので、文章量を問わずにサッと読めるのは良いと思います。

しかし、「展開が読みやすい」というのは良いことですが、これを地で行くと「予想通りで面白味がない」という事になってしまい、現状はそうなってると思います。
読者の期待は裏切るべきではありませんが、予想は裏切らなければ、都合がいい方向へポンポン進んでるという印象が残ってしまいます。

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要望 : 長所を教えてください! スレッド: 高校生極道

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欠点の指摘歓迎!

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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。

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元記事:平凡サラリーマンの絶対帰還行動録〜異世界生活の始まりはサバイバルから〜

力を入れた点:
・読んだ方が「あぁ、自分も異世界に行ったらこうなるかもしれない」そんな気持ちで読めるような作品を目指しました。
・サバイバルや物作り等を書く際は、事前に調べてから書くようにしています。

不安な点:
・話の展開が遅いかなと不安です。
また、そう思って元々書こうかと思っていたシーンを削ったりもしたため、逆に描写不足になっているのではないかと感じます(シーン間の繋がりが悪い)

・地味すぎるのではないかと不安です。流石にもうちょっと事件と言うか、盛り上がりを作った方がよいでしょうか…?

・その他、読んでいて気になった点等ありましたら、ご指摘頂けると嬉しいです!
(豆腐メンタルなので甘口~中辛くらいだと嬉しいです…)
よろしくお願いいたします。

上記の回答(平凡サラリーマンの絶対帰還行動録〜異世界生活の始まりはサバイバルから〜の批評)

投稿者 清弥 : 0 投稿日時:

 第二章の途中まで読ませていただきました。部数でいうと「031」ですね。安直な言葉ですが私的には派手過ぎない、良い物語だと思いました。大変おもしろいです。

・「”話の展開が遅い”について」
 いえ、私から見てそうは全然思えませんでした。私感で大変恐縮ですがこういう等身大を目指した小説は、ゆっくりとした展開が逆に味を出すのではないでしょうか。
 逆に一つの話数に対する時間の速度が少し早い気がします。気がついていたら300日以上経っていてすごくびっくりしました。要点要点をまとめているからかなー、と考えています。

・「”地味すぎるのでは”について」
 これについても私は少し疑問に思います。主人公が弱く、弱いからこそ必死に頭を巡らせて知識で何とかしようとする……。そこにこの物語の面白さがあると思っていたので。無理に派手にしようとせずこのままの雰囲気で行くのが一番良いかと。これについては作風の問題ですので。

・「気になった点」
 世界説明があるのは大変ありがたいですし、それだけ設定を考えているのだと素直に尊敬できます。同じ書き手ながら私は大雑把な設定は考えられても細かい部分まで考えられませんので。ですがその説明の多くを対話で行っている分、地の分に動きがない気がします。本当にただ文章を読んでいるだけで、どんな表情で、どんな仕草で、どんな雰囲気でキャラクターが喋っているのか伝わりにくいと感じました。思えば、これが地味すぎるに直結してくるのかもしれませんね。大体の説明を主人公の脳内の要約で済ませて、びっくりどっきりな事実に関しては詳しく言葉で出すと生き生きするのかなーと素人目ながら考えてみました。

 と、ここまでが私の指摘でした。私自身、そこまで……というより全く書くのが上手ではないのでちゃんとご指摘できたか不安ですが、少しでもJIRO様の小説が良くなることを祈っております。もし気分を害されたらもう何も考えず非表示にぶっこんでくださればOKです。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 平凡サラリーマンの絶対帰還行動録〜異世界生活の始まりはサバイバルから〜

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元記事:勇者と魔王の相対図形《ディアグラムマ》

文章の読みやすさを求めているつもりです。それ以外の長所が書いている者にもよく分かっていません。

上記の回答(勇者と魔王の相対図形《ディアグラムマ》の批評)

投稿者 いとなしサテラ : 1 投稿日時:

 結構キツいことも書きますがご了承ください。果たして誰にとって読みやすいように書いたのでしょうか。
 他の方にも伝えていますが、私が思う、文章を読みやすくする方法を伝えます。読者をオタクだと思わないでください。「勇者(召喚)」「魔族」「魔王」はオタク専門用語です。両親、小学生、OL、お年寄り、実写しか見ない社会人のために書いてください。文字を読んでもらうのではなく、原稿をラジオで音読しているとでも思ってください。果たして今の文章のままで伝わるでしょうか。
 文章の正しさという意味ではあなたは問題ないと思います。しかし、正しいだけでは伝わりません。説明不足と、一文に詰め込み過ぎていることによって、読者が理解する前にどんどん話が進んでしまっています。
 以上のことに気を付けてあらすじを書き換えるとこう書くこともできます。

 ◆あらすじ◆
――――――――――――――――――――――――――
 魔族。それは人外。それは人間と双璧をなす存在。それは世界の支配者たるものたちの片割れ。

 時に二人の姫がいた。人間と魔族の姫がいた。前者は国を守るため、未来を託せる英雄を。
 後者は形見を守るため、過去を守護する帝王を。異界の地より召喚す。

――これは『勇者』と『魔王』、二つの頂点、二つの覇道の伝承譚――
――――――――――――――――――――――――――
 
 どうでしょう。読んでみたくなったでしょうか。カッコイイ雰囲気を変えたくなくて書いたらこんな感じに。小学生にはわからないかもしれませんね。
 また、本編の方もちょっと書いてみます。私がわかりやすく書くために気を付けていることは3つです。

①『初めて出てきた非日常的な言葉』は必ず一度は説明すること。作者独自の固有名詞は最初に一度は『』等で囲むこと。
こと。
例:「円卓」「魔術(師)」「魔族」「勇者(召喚)」

②『同じ言葉を何度も違う言い方で』表すこと。
例:「勇者」「超常の力を有する人間の英雄」「人間たちの間で称えられ、魔族に忌み嫌われる存在」

③『前の文章と繋がるような指示語』を沢山使うこと。
例:「国王の娘」「娘『エルティス・フェイジョア』」「娘エルティス」「娘」「この場で最も若いエルティス」「教え子」

◆冒頭◆
―――――――――――――――――――――――
 とある世界にある国、『フェイジョア王国』は危機に瀕していた。後のないフェイジョア王国国の未来を決めるため、国の指導者たちが集まった。
 会議室の中、彼らの前には円卓と呼ばれる丸いテーブルがあった。だが、会議の出席者は四人。「円」と名の付く机を前にして、輪(わ)を作れないほどに少なかった。参加していたのはフェイジョア国王、国王の娘、娘の師匠、国の大臣の四人だけだ。娘『エルティス・フェイジョア』の師匠は魔術師であり、娘エルティスは師から魔術を学んでいた。魔術とは魔法の技術。あらゆる自然現象や神の奇跡を模倣する技術体系のことである。
 会議をおこなっていた四人が見つめるのは地図だ。娘の師匠である魔術師は、地図にある国の名前にペンで印をつけた。

「やはり、『エリカ王国』は攻め落とされたと考えた方が良い……」
「……『魔族』による進行は日に日に強くなる一方です。これまでに大陸の二つの国が滅亡しました」
「ついに、我らがフェイジョア王国が最前線……」

 大臣が頭を抱えた。娘がうろたえた。魔術師が思案した。フェイジョア王は目をつむり黙っていた。あらゆる国に侵攻していたのは魔族。魔族とは人間と並ぶほどの知能と能力を持った人外のことだった。
 状況は最悪だ。国を守る貴族や領主はすでに五に満たない。他の支配階級の者たちは戦死したのだ。
 会議室のあるこの地は防衛の最前線だが、疲弊したフェイジョア王国に戦力はない。他国に借りることもできない。どこの国も自国の守りで精一杯、魔族の侵攻のせいだった。
 エリカ王国もおそらく滅んだ。四人がいるフェイジョア王国は援軍など送れない。そんな余裕はどこにもなかった。
 フェイジョア王国はもはや手詰まり。他の三人が目を伏せている中、この場で最も若いエルティスは魔術師に問いかける。

「……お師匠様。『勇者召喚』は出来ないのですか?」
「『勇者召喚』だと……?」
 
――勇者召喚。それは伝承でのみ語られる儀式。勇者と呼ばれる、超常の力を有する人間の英雄を召喚する儀式であった。人間たちの間で称えられ、魔族に忌み嫌われる存在である勇者が登場するのは、おとぎ話の世界のみだ。

 娘のエルティスは、あるかどうかもわからない手段を自分の師に提案した。淡い期待とはかない希望を抱く娘。魔術師は教え子の真剣な目に、初めて君主としての姿を見た。
 ……
―――――――――――――――――

 やめどきがわからなくてやりすぎました。私のやり方ではこうなりました。本当なら誰の前に誰がいて、どっちを向いて言ったのか、どんな表情をして言ったのか、どんな仕草をしたのかも書いた方が読者としては想像がしやすくなります。そこまで書けない、というのであれば設定不足か何かでキャラクターが作者の中で生きていないのだと思います。
 設定とストーリーは素晴らしいです。あとはその場に出てきた情報を、いかに一般的な言葉で多角度から伝えるかです。作者が考えた設定をすべて文章に書く必要はないですが、あんまりもったいぶらない方がいいと思います。頑張ってください。

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元記事:黎明の魔法騎士

剣と魔法の王道ファンタジーを目指した作品です。第一章を全話公開したので今回批評依頼します。

そもそも読まれていないようなので、面白いかどうかを知りたくて今回こちらで晒します。

なろうテンプレは読む分には大丈夫なのですが(もちろん作品によりますが)、書けそうには無いので、チート、ハーレム要素はいれる予定はないです。あらすじにある通り、俺TUEEE要素は今後でてくると思いますが^^;

良い点、悪い点を指摘していただけると喜びます(゚∀゚)

上記の回答(黎明の魔法騎士の批評)

投稿者 ハイケ : 0 投稿日時:

1話だけ読みました。特に悪いことはないと思います。
いわゆる王道ファンタジーですよね。これだけ長く続けられてすごいと思いました。
キャラクターが一度に大勢出てきたのでちょっと戸惑いましたが、それも今後補完してくれるのでしょう。
2話以降も読んでみようと思います。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 黎明の魔法騎士

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