ノベル道場/小説の批評をし合おう!

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元記事:平民として王子様目当てで学園に入学しましたが、王子様は既に悪役令嬢を溺愛中でした。

流行りのものからはかけ離れているので、つまらなかったり主人公に共感できなかったりしないか不安です。また文章表現としておかしなところがあればご指摘願います。

上記の回答(平民として王子様目当てで学園に入学しましたが、王子様は既に悪役令嬢を溺愛中でした。の批評)

投稿者 bisei : 1 投稿日時:

全くの素人ですいません。
Web小説では、行間をあける。特に、なろうでは、開けないと読んでくれないらしいのですが、こんな感じなのでしょうか?
行が空き過ぎな気がしたのですが。
他のサイトで投稿する場合も、同じ様に行間は維持されますか?

ここのサイトの「文章・描写Q&A」「行間を空けるメリット・デメリットとは?」も沢山書いてあり、これじゃなきゃダメという事は無いようですが。

流行りのものからはかけ離れていると仰いましたが、「それは前世の、そして現世の今でも変わらない────。」の文章で、異世界転生と思ってしまいました。
(異世界転生・転移は、なろうサイトでは冷遇されつつあるらしい)

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 平民として王子様目当てで学園に入学しましたが、王子様は既に悪役令嬢を溺愛中でした。

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元記事:平民として王子様目当てで学園に入学しましたが、王子様は既に悪役令嬢を溺愛中でした。の批評

全くの素人ですいません。
Web小説では、行間をあける。特に、なろうでは、開けないと読んでくれないらしいのですが、こんな感じなのでしょうか?
行が空き過ぎな気がしたのですが。
他のサイトで投稿する場合も、同じ様に行間は維持されますか?

ここのサイトの「文章・描写Q&A」「行間を空けるメリット・デメリットとは?」も沢山書いてあり、これじゃなきゃダメという事は無いようですが。

流行りのものからはかけ離れていると仰いましたが、「それは前世の、そして現世の今でも変わらない────。」の文章で、異世界転生と思ってしまいました。
(異世界転生・転移は、なろうサイトでは冷遇されつつあるらしい)

上記の回答(平民として王子様目当てで学園に入学しましたが、王子様は既に悪役令嬢を溺愛中でした。の批評の返信)

スレ主 日凪 けい : 0 投稿日時:

コメントありがとうございます。

行間に関しては完全にわたしの好みで他意はありません。指摘されてみると空けすぎな気もしてきたので修正します。bisei様の感じた通り、異世界転生ものです。なろうでは異世界転生・転移ものが冷遇されているというのは初耳でした。教えて頂きありがとうございます。次回以降に活かしていきたいと思います。

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元記事:平民として王子様目当てで学園に入学しましたが、王子様は既に悪役令嬢を溺愛中でした。

流行りのものからはかけ離れているので、つまらなかったり主人公に共感できなかったりしないか不安です。また文章表現としておかしなところがあればご指摘願います。

上記の回答(平民として王子様目当てで学園に入学しましたが、王子様は既に悪役令嬢を溺愛中でした。の批評)

投稿者 ふ じ た に : 0 投稿日時:

文章は読みやすかったです。
読んでいて躓くところはなかったですよ。
内容も理解しやすかったです。

個人的に気になった点ですが、何を読み手に見せたかったのか、よく分からなかったところでしょうか。

読後感の良い作品って、だいたいストーリーラインが最後には上がるものが多いと思うんですが、この作品は主人公が「ずっと殿下に片思いしている」のまま変わらないので、主人公の状態に変化がないんですよね。
あまりバッドエンドには詳しくないのですが、その型にもはまっているようにも思えないので、ストーリー的にはオチが弱いみたいに感じられる恐れがあるかなって思いました。

短編のメリットには、見せたい場面(シーンや描写)だけ見せられる点もありますが、御作ではほとんど情報の伝え方が「説明」なので、最後の「わたしもレオンハート様じゃないと嫌なの」という気持ちは「説明」されているので理解できると思いますが、「描写」のほうがより主人公の気持ちに共感しやすくなるのでは?と思いましたし、見せたいシーンが理解しやすくなると思いました。

なので、何を読み手に見せたかったのか、よく分からないと思いました。

気になる点を書きましたが、あくまで個人の意見なので、合わなければ流してくださいね。
ではでは失礼しました。

長所。良かった点

読みやすい文章。

良かった要素

文章

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元記事:平民として王子様目当てで学園に入学しましたが、王子様は既に悪役令嬢を溺愛中でした。の批評の返信

コメントありがとうございます。

行間に関しては完全にわたしの好みで他意はありません。指摘されてみると空けすぎな気もしてきたので修正します。bisei様の感じた通り、異世界転生ものです。なろうでは異世界転生・転移ものが冷遇されているというのは初耳でした。教えて頂きありがとうございます。次回以降に活かしていきたいと思います。

上記の回答(平民として王子様目当てで学園に入学しましたが、王子様は既に悪役令嬢を溺愛中でした。の批評の返信の返信)

投稿者 bisei : 0 投稿日時:

いえ、大したコメントではなくてすみませんでした。

なろうサイトで投稿されている兼業作家の方が、YouTubeで小説の書き方を解説されているのですが、そこで分析結果を述べられてました。
ジャンルとして独立させているとか言われた気がしましたが、うろ覚えなのですいません。
それを受けて恋愛ものを挑戦されていて、先日ランクインを果たされ、その後書籍化も決定されておりました。
書籍化を目指す方は、流行の次も開拓しなければならないので、中々大変だなと感じております。(しかも、ランクインする内容で)

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元記事:平民として王子様目当てで学園に入学しましたが、王子様は既に悪役令嬢を溺愛中でした。の批評

文章は読みやすかったです。
読んでいて躓くところはなかったですよ。
内容も理解しやすかったです。

個人的に気になった点ですが、何を読み手に見せたかったのか、よく分からなかったところでしょうか。

読後感の良い作品って、だいたいストーリーラインが最後には上がるものが多いと思うんですが、この作品は主人公が「ずっと殿下に片思いしている」のまま変わらないので、主人公の状態に変化がないんですよね。
あまりバッドエンドには詳しくないのですが、その型にもはまっているようにも思えないので、ストーリー的にはオチが弱いみたいに感じられる恐れがあるかなって思いました。

短編のメリットには、見せたい場面(シーンや描写)だけ見せられる点もありますが、御作ではほとんど情報の伝え方が「説明」なので、最後の「わたしもレオンハート様じゃないと嫌なの」という気持ちは「説明」されているので理解できると思いますが、「描写」のほうがより主人公の気持ちに共感しやすくなるのでは?と思いましたし、見せたいシーンが理解しやすくなると思いました。

なので、何を読み手に見せたかったのか、よく分からないと思いました。

気になる点を書きましたが、あくまで個人の意見なので、合わなければ流してくださいね。
ではでは失礼しました。

上記の回答(平民として王子様目当てで学園に入学しましたが、王子様は既に悪役令嬢を溺愛中でした。の批評の返信)

スレ主 日凪 けい : 0 投稿日時:

ご丁寧にありがとうございます。返信が遅くなってしまい申し訳ありません。文章は読みやすいと言っていただき嬉しいです。たしかにオチは弱いですよね……。ご指摘ありがとうございます。ご紹介していただいたYouTubeをみて勉強してみます!

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元記事:日は沈む

・力を入れた部分
 今作は、主人公とヒロインが、目を背けようとしていた罪の意識に対して、それに向き合おうと決心するまでの部分を描きました。
 主人公と友人が書物から討論する部分を頑張りました。

・不安な点
 ストーリーの組み立て方。
 文章力。
 物語として成り立っているか。
 トリック? がわかりづらい。

自分の長所や短所。
足りない部分、伸ばせる部分、大事にした方がよい部分。
そういったものは何か、というのを教えていただけたらなと思います。
上手ではありませんが、批評の程、よろしくお願いします。

上記の回答(日は沈むの批評)

投稿者 結尉奈りお : 1 投稿日時:

秋冬春夏さん、初めまして!
プロローグと「説明」まで読み終えました!

純文学を彷彿とさせる豊かな表現と、自殺未遂が趣味のヒロイン。
この二つが印象深くて『この先、どうなっていくのか』という興味を掻き立てられます。他作品との差別化も自然と成り立つと思いますし、出だしという意味では成功しているのではないでしょうか。

ここからは「たのもー!」ということなので、気になった点をいくつか。

>ある日を境に楽しんだり喜ぶということができなくなってしまった

あらすじにもありますが、主人公がこのような心境に陥っている理由は何なのでしょうか。おそらくは核心に関わる事柄なので後出しなのかもしれませんが、劇中で何度も触れられる割には一向に説明がありませんし、自分自身のことなので説明できないということはないはず。むしろ、それをプロローグで出して、ヒロインが自殺しようとする場面を1話の冒頭に持ってきた方が自然では。

それから現時点まで読んだかぎり、この作品は現代日本が舞台。特に変わった描写や設定もないので飲み込むのは楽なのですが、それにしては説明というか、地の文が多いように感じました。

ただ長いだけだと同じことを何度も言われているような気になるし、前述の主人公の理由も語られないので、読むしかできない側としてはストレスでした。文が短いと詰める量は減りますが、その分、無駄が減って重要なことが濃く表れる。より短く、より濃く伝えるのは書き手の技量に直結する部分だと思います。

その他、この先に起こりうる殺人事件を匂わせる言及があるので、純粋な青春物なのか推理サスペンスなのか。もし、そうだとしても何の能力もない無感情の主人公が人殺しを探して、どうしたいのかが分かりません。その辺の線引きもゴチャ混ぜで曖昧に感じました。

個人的には、ちょっと変わっているヒロインがもっと見たい。殺人犯もヒロインも見つけて自分探しするより、もっと単純にヒロインへ注力するべきだと思います。

そこら辺の検討のほど、よろしくお願いします!
他の作品の執筆もがんばってください!

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 日は沈む

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元記事:和訳風日本語なあの子への告白がどうなるか、見てみよう

短編モノです。全体的に評価いただきたく。

自分で読み返して気になった部分は、
 ・「和訳風日本語」という設定が人を選びそう
 ・テンポを優先して、キャラクターの魅力を伝えるエピソードが不足しているかも?
といったところです。

私事ですが、ラノベを書き始めてまだ一週間という身ですので、
作品の批評以外にも、もしも創作に当たっての力量の問題点や改善点があれば
教えていただけると嬉しいです。

よろしくお願いします。

上記の回答(和訳風日本語なあの子への告白がどうなるか、見てみようの批評)

投稿者 破局 : 0 投稿日時:

読ませていただいたので、自分にできる範囲で批評をしたいと思います。

表現したいことは分かります。中二病の、ようは海外サッカーverということですよね。ただ前者が中二用語とかで伝わるのに対し、これは新しいジャンルなので上手な表し方が分かりませんね。和訳風日本語というのも、少し違和感がありました。それはなにも、海外サッカーに限った特徴ではないからです。サッカー語であり、和訳風日本語である、そういう特定の職種というか人物像があるなら、○○フリークとかいう表し方もありますけど。どちらにしても、雪ちゃんがハマっているのは言葉ではなくジャンルなので、そうすると和訳風日本語という印象と内容の間にズレを感じてしまいます。

『設定を選びそう』と『エピソードが不足しているかも』ということについては、確かに感じました。というのも、自分は和訳風日本語に特に魅力は感じないんですが、それは内容次第で好きになれそうと思ったからです。具体的には、今作の雪ちゃんが普通の言動をサッカー語に言い換えているだけに対し、例えばサッカー語によるイチャイチャとか、スキンシップとかですかね。そういう姿を見せられたら可愛いかもなんて妄想してしまいました。
ようは最後のシーンでデレた芹川がやっていたことですね。雪ちゃんの好意が現れた言動も、同じようにサッカー語で表したらニヤニヤできたかもしれません。サッカー語女子特有の甘え方とか、構ってほしいサインとか、そういった魅力を作りこめば印象は変わりそうです。
ただ、今作の雪ちゃんが最後にデレるという形を崩したくないのでしたら、芹川が告白よりも前にもっとアプローチをかけるエピソードとかがあったらいいと思いました。その牙城を崩すためにちょっかいをかけて、雪ちゃんが困ったり恥ずかしがったりする、それを特有のサッカー語で表現するみたいな。
しかしそもそも、サッカー語女子という特徴もあくまで雪ちゃんの一過性のものでしかないという設定を守りたいのであったら、この案も駄目ですね。そうしたら、サッカー語女子特有の可愛さも表現しつつ、同じくらいの量の『素の可愛さ』も作中に必要だと感じました。サッカー語も一過性のものでしかない、素の表情も最後にしか見せないでは、さすがにキャラの魅力を表現しきれないと思いますから。

以上になります。お力になれたら嬉しいです。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 和訳風日本語なあの子への告白がどうなるか、見てみよう

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元記事:「有」して「無」の世界

力を入れた部分は会話や表現を入れたところです。

上記の回答(「有」して「無」の世界の批評)

投稿者 いとなしサテラ : 2 投稿日時:

 どうも、読者のサテラです。より読みやすくするためにどうするべきか、という観点から見た感想を書きたいと思います。キツいことも書くかもしれませんがご了承ください。

 まず、コレだけは頭に叩きこみましょう。「思わせぶりな地の文を書いて楽しいのは作者だけ」です。思わせぶりな書き方をしても読者が付いてきてくれるのは、作者にネームバリューがある場合だけだと思ってください。

 4つに分けて説明します。

(1)あらすじの書き方を知ろう。
 読者も読者で暇ではありません。日々、面白い作品、自分の好みに合った作品のためにネットを飛び回っています。そんな時、よくわからないあらすじで、ジャンルもよくわからない作品を読みたいと思う人はいるのでしょうか。
 あらすじに必要なのは、メインのテーマは何か、メインのジャンルは何かをパッと見でわからせる要素です。ベストセラーの本でも、CMやってる映画でもいいです。プロが書いたあらすじを読んでみましょう。『どういう人物』が『何をする』『どういうジャンル』の話であるかを書いてあると思います。
 あらすじには、ある程度のネタバレがないと読者は興味を持ちません。色んなあらすじを参考にした後、自分の作品は『主人公が何をするどういう話なのか』考えてみましょう。

(2)説明は不足しないように。
 小説は漫画や映画じゃありません。文字しか情報がないのです。小説には小説の書き方があります。アニメのナレーション、漫画の地の文をそっくりそのまま書いただけでは情報が不足します。視覚情報が足りないのです。
 物語には、必要な情報の過不足というものがあるのです。無意味な情報が多いと読者は頭が痛くなり、必要な情報がないと読者はわけがわからなくなります。いつ・どこで・どういう人が・何をしているところから物語が始まるのか。それを最初に説明してくれないと読者は心の準備ができないのです。
 じゃあ、実際に何を書けばいいのか説明していきたいと思います。

◆読者の頭に入りやすい順番◆
――――――――――
①舞台設定(時代・舞台・日常)
②見た目(景色・時刻・動かないもの)
③動き(行動・台詞・動くもの)
④補足説明(感情・情報)
――――――――――
 普通の物語小説の、基本になる書き方を説明します。あくまでも頭に入りやすい順番ということを念頭においてください。

 まず、物語が①どこのどういう場所から始まるのか書きましょう。序盤だと、「俺」のいる「戦場」がどんな地域のどんな場所にあるか、ですね。「俺」みたいな一人称の場合、主人公の感情・過去・立場が舞台設定になる場合もあります。
 次に、物語が始まる場所が、②どういう見た目のどういう状況かを書きましょう。戦場の途中から始まるのであれば、周りに誰がいて、主人公が何と戦っていたのか、今なにが目に入るのかですね。「戦況」の中身の説明です。ここまではまだ、リアルタイムで動いていない情報、読者の心の準備に必要なことだと思ってください。文字しか使えない小説では見た目の情報というものがすごく大事です。
 続いて、③動くものを書きましょう。動くものとはカッコで囲んだ台詞、動作を表す言葉のことです。台詞は誰でもわかります。序盤の文章での動作は、「滅多打ちにする」「救助に向かう」「真っ二つにする」みたいな言葉です。物語は動かないと話が進まないので、重要な要素となります。動作があると、見た目も変わります。滅多打ちや真っ二つにした敵の見た目がどうなっていくのかを書くと、読者にもよりわかりやすく伝わります。
 最後に、④補足説明を書きましょう。動きの後なら、その動きの理由やこめられた感情など。台詞の後なら、誰がどういう風に言ったのかの説明、新しく出たキーワードの説明なんかですね。登場人物が多い場合は特に重要になってくるのが「誰が言ったのか」という情報です。

 物語を描く時、理想的なのはこうです。まず①舞台設定・状況説明をする。そして、②見た目⇔③動き⇔④動き・ものに対する説明、を書く。後者の三つが行ったり来たりすることで、物語は進行します。
 人物の過去なんかは現代から見れば変わらないことです。地の文でページを使ってバーっと書いたとしても、現代の物語から見れば①舞台設定の一種です。しかし、過去のスト―リーだけを見た場合、①舞台設定・②見た目・③動き・④補足説明等が出てくるので、結局は現代の物語と変わりません。もちろん、設定は現代と過去の両方を考えなくちゃいけないですけどね。

(3)一つの文をスマートに。
 一つの文に「2」で説明したような情報を詰めこみすぎると読者はわけが分からなくなります。「見た目」「動き」「補足説明」は別の文に分けましょう。「時系列」「条件」「人物」「動作」「説明」も別の文に分けましょう。一つの文は『○○が~~した』『◎◎で□□だ』くらいの要素にダイエットさせましょう。それが読者の限界だと思ってください。具体例を書きますね。

◇一部抜粋◇
――――――
「おい! そっちに行ったぞ!!」
「わかった。 報告ありがとう」
俺は、使い慣れた剣術で敵を滅多打ちにする。
一匹倒すのだけでも大変な作業なのに、ここの砂原には約三十匹くらい生息している。
「そっちは大丈夫か!!」
――――――
↓お試し推敲

◇設定一部改変◇
――――――
「おい! そっちに行ったぞ!!」
「わかった。 報告ありがとう」
 俺の焦った忠告に、仲間は冷静に返した。
 俺は剣を片手に持ったまま、砂原を駆けた。そして、新たに動く植物を見つけて立ち止まる。砂に紛れるような土気色の、枯れ木のようにも見える奴ら。報告の原因となった植物型のモンスターだ。砂原には約三十匹くらい生息していると見られている。周辺地域や人への被害が増える前に、仕留めなくてはならない。
 俺の剣を握る手には力が入った。どこを狙えば致命傷になるか。今の位置関係からどのように攻撃すればいいかを脳内でシミュレートする。そのやり方を、記憶にはなくても体が覚えている。肉体に残された経験と勘がおおよその答えを導き出す。いつの間にか、敵へ向かって俺は駆けていた。
 植物と言えど、敵は知能あるモンスター。俺に向かって一本のムチのような枝を伸ばしてくる。だが、想定の範囲内だ。俺は進路を変えず、植物もどきのかなり手前で剣を持ち上げる。
「はあああああ!」
 俺は体重を乗せ、一気に振り下ろした。炸裂音。俺の腕に馴染む剣、体に染みついた剣術による一撃だ。名もない一撃によって、ムチ状の枝は飛び散った。
 その後は流れ作業だ。一番の武器を失って甘い攻撃しかできないモンスター。民間人にとってはまだまだ危険だが、俺はプロらしいからな。防御と回避を織り交ぜつつ、枝を一つ一つ確実に切り落とす。そして、幹にあたる部分を数度攻撃。動きが完全になくなったところで根っこを引っ張り出し、専用の道具で焼却して終わった。
 このモンスターたちには自己修復能力、驚異的な自己治癒能力がある。しかし、それが十全に生かされるのは武器があってのもの。丸裸にした後は伐採と焼却によってとどめを刺す。そういう手はずになっていた。
 一匹を倒しきるだけでも大変な作業。調査報告の『およそ三〇』という数字を思い出して嫌気がさした。一つの戦闘が終わったからといって、ゆっくりしてはいられない。俺の仲間も戦っている。
「そっちは大丈夫か!!」
――――――

 やりすぎました。可能な限り、必要そうな情報を入れて行ったらこんなのになりました。間違いなく一部設定を改変していると思います。私はあなたの設定全部を知っているわけではないですからね。
 とりあえず「滅多打ち」にして「秘奥義」を出さず「大変な作業」にしました。剣と言えば、持つところと刃が付いているのはみんな知っているので、見た目は省略しました。しかし、「植物型」も「魔獣」も作者のあなたしか詳しい設定を知りません。誰が聞いてもわかるように「動く植物」「植物型のモンスター」「枯れ木のようにも見える奴ら」「植物もどき」と、色々な書き方をしてみました。その場に主人公と敵の二人しかいないからできることです。それと、ところどころ記憶喪失を匂わせる書き方をしてみました。会話で明確に出てくる前に書いておくと、読者は「やっぱりか」と納得してくれることでしょう。

(4)その他、伝えたいこと
 段落の最初の文には空白(スペース)を入れましょう。読みにくいです。常識です。
 登場人物が多すぎて読者が付いていけません。人物を減らしましょう。一人一人とのやりとりを濃密にしましょう。主要人物とサブ要員に差をつけましょう。
 非日常的な言葉は必ず説明しましょう。よく目にしますが、「魔獣」「勇者」も作品や作者によって設定が違います。できる限り、最初に会話で出てきた時や、敵として出てきた時なんかに説明しましょう。リアルタイムの動作がある場合は、動きに関わる部分だけサラッと説明しましょう。詳しい説明は、動作が終わった後なんかにしてもいいんです。
 部隊、メンバーの一員として戦ってるのはいい設定。主人公が強すぎる作品にうんざりしてる人は多いと思います。仲間がいるのなら、仲間にも主人公にも弱点や欠点を用意しておいて、お互いにカバーさせるとチームとしての一体感が出るかもしれません。弱点がある方がピンチの演出もしやすく、ちょっとした戦闘にもスリルが生まれます。考えてみてください。

 以上です!

 どんなに素晴らしい話、どんなに面白い設定を考えても、読者に伝わらなければ意味ないです。読みにくければ、多くの人は読むのをやめます。お互い、単なる「自己満足」で終わらないようにしましょう。小説というものは、読者も満足できる「他者満足」があって初めて作品として完成するんだと思います。作者が小説家になれるんだと思います。
 応援してるのでめげずに頑張ってください。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 「有」して「無」の世界

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