ノベル道場/小説の批評をし合おう!

いとなしサテラさんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:ハート(レス)ブレイクの批評の返信の返信

追記なんですが、自分の作品を読み直して、いやほんとに無理してるなーと思いました(笑)
秋鳴かけすパートのBとか、これ明らかにズルしてますよね。これもうほぼ一人称じゃないですか。無理やり括弧使って誤魔化してるじゃないですか(笑)
それとやっぱり、自分はもったいぶった言葉使いや感傷的な形容を表現したいと、そこに創作の目的の多くを置いていると分かったので、三人称は向いてないっぽいですね。これからは素直に一人称で書こうと思います。
奈須きのこっていう人、知ってますかね。あの人戦闘シーンとかで、三人称なのにまるでプロレスの解説みたいに情感あふれる表現を多用しているんですけど、あれ神じゃなくて滅茶苦茶作者が語ってますよね(笑)自分は好きなんですけど、一部の人から猛烈に嫌われてるのはそういう理由だったのかなー。

上記の回答(ハート(レス)ブレイクの批評の返信の返信の返信)

投稿者 いとなしサテラ : 1 投稿日時:

 別に三人称と一人称はどちらか100%にする必要はありませんよ?
 もったいぶった言い方をしたい時だけ、三人称の「しずく」から、主観の一人称「私」とかに変えるだけでいいんです。主観の人物なら現在進行形で風景を見てもいいですし、もったいぶった言い方をしても違和感は少ないです。「私」と「しずく」の段落を分けて、どこから見てるか、言葉遣いを間違えなければ書けます。諦めるのはちょっともったいないですよ。
 奈須きのこさんの作品はFate/stay night(ゲーム)ぐらいしかちゃんと読んだことないんですが、別に神が作者の色を持っててもいいと思います。ただ、読者としては曖昧な言い方をしてほしくないんです。「全部知ってんになんで知らないフリするの?」って思わせなければいいんです。「おそらく」なんて言葉は神が自分の存在を、絶対的ではないと否定していることになります。全ての地の文に確信をもって断言しているなら変わった神でもありだと思います。

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元記事:滅び行く世界は不思議で溢れている

 出来るだけ読みやすく、流れを意識したことにした。それにより、読みやすい内容になってはいると思うが、話に抑揚が少ない気がする。また、少しずつ世界の謎を開放していっているが、それが難しい。特に二章は途中であるけど、突然すぎる感じが強い。
 とにかく、駄目だしを多く下さい。修正して、今後の糧にします。

上記の回答(滅び行く世界は不思議で溢れているの批評)

投稿者 いとなしサテラ : 1 投稿日時:

読みやすいか、読みにくいかで言うと非常に読みやすかったのでいい意味で驚かせてもらいました。また後でゆっくり読ませてもらいます。

簡単なことだけですが、最初の方の語り手は主人公ですよね? 三人称神視点の神じゃないですよね?
最初、手記みたいな感じで書いていたので世界観を大事にしてるのかなーと思ったら、「異世界」「サハラ砂漠」と来て一気に冷めました。現実に引き戻されてしまったんです。サハラ砂漠は別に残っててもおかしくないですが(でもかなり拡大して名前も変わってそうですが)異世界はやめてほしいです。異世界が当たり前に存在する世界でないのなら、作中に「作品外の読者を意識しているのかな」と思わせるような言葉は控えてほしいのが読者です。異世界じゃないとかいうのはあとがきか割烹にでも書いたらいいんですよ。
ただ、三人称でいうところの、神視点の神が語るなら現実や現実の話題のものを引き合いに出しても大丈夫です。登場人物と神が別世界の存在だと認識することで、登場人物たちの世界は守られるわけです。
また、視点がおかしいところもあります。
①主人公の立場が行方不明
ーーーーーーーーー
 ここはれっきとした地球であり、ここは名もなき砂漠の真ん中でなのだ。
 というのも、ここ数百年で地球の大半は砂漠になってしまったのだ。何処を旅しても、砂漠化、何もない荒野やひび割れた大地。
ーーーーーーーーー
↓②書き換え案
ーーーーーーーーー
 ここはれっきとした地球であり、ここは名もなき砂漠の真ん中なのだ。
 初めて知った時は驚いたけど、何百年も前はここにも植物があったらしい。研究でわかっている。数百年前から砂漠化が進み始めたんじゃないかと言われている。そうはいっても、今の地球は何処を旅しても、砂漠、何もない荒野やひび割れた大地。
ーーーーーーーーー
一人称だけで書いている未熟な人がよくやらかすミスですが、「作者」と「登場人物」が生きている世界は、時代や文化が違っていることがあります。ちゃんと主人公なら主人公の目線で書いてくれないと冷めます。ここらへんが曖昧な作品はなんとも言えない気持ち悪さが残り、読者が世界に入りこむ邪魔をしてしまいます。
世界観とストーリーとオリジナリティはいいと思うので、あとは読者が世界に入り込めるような書き方をしてもらえると幸いです。

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元記事:冒険者だった

引退から始まるハイファンタジーです。大きな挫折を経験した人に共感してほしいと思って書きました。
キツい批評でも歓迎です。よろしくお願いします。

上記の回答(冒険者だったの批評)

投稿者 いとなしサテラ : 2 投稿日時:

キツいことも書きますのでご了承ください。この作品は、設定のゴリ押しに慣れてない読者に挫折を強いるものです。主人公に共感する前に読者に共感してもらいたいです。読めなくもないですし、面白くなくもないですが、読んでて疲れる小説です。
設定を書いておけば読者が勝手に理解してくれるわけではありません。新しい言葉が出るたびに「これはどういう設定なんだろう」「多分こういう効果なんだな」と考えさせられると知らないうちに読者のストレスになります。読むのが疲れる作品になってしまうのです。その場の動きに関係のない情報はとても頭に入りにくいのです。必要な情報だけ最低限ほしいんです。
例えば、冒頭であれば、マンドラゴラの情報は主人公がマンドラゴラに会ってから出した方がいいです。「俺は依頼書を読んだ」と書いて内容を提示せず、マンドラゴラに会った時に『必要な部分だけ小出しにする』と、読者は自然とマンドラゴラの情報を欲しがっていたので頭にスッと入ります。
また、冒頭に防げる音波攻撃を書いていますが、読者としては隠されていた方が面白いです。音波系を防げるとだけ書いておいて、実際に登場した時に無効化してみせた方が快感があります。『「効かない」そう、俺には音波系の攻撃は効かない。人魚の子守歌だって効かないのさ』みたいな感じです。読者は期待していたことが思い通りになると気持ちいいんです。
しかし、先に全部書いてしまうと、「あーはいはい。前に防げるって書いてたもんね。どうせ防ぐんでしょ」と白けてしまうわけです。また、設定を多く書きすぎると「コレ書いてたのに使わねーのか。期待して損した」と思ってしまうわけです。これが『伏線回収』ではなく、『設定集』と言われてしまうような作品に多い特徴です。大事なのは設定を小出しにすることです。無駄な期待をさせないことと期待通りの展開になるものが気軽に読める小説です。それと、読者の期待を裏切らずに、予想外の展開を見せるもの。そこに至るまでの経緯を読者が納得できるもの。それこそが本当に面白い小説だと思います。
ところで、1-3の最初、やたらと魔王クラスだのなんだの語っていますが、コレも誰かと会話しながらの説明なら読者の頭に入りやすいです。台詞→説明→台詞→説明を繰り返すんです。せっかく主人公の他にマンドラゴラがいるんだから利用しないのはもったいないです。

◆読者に無理をさせないコツ◆
①その場の動きに関係のない情報は出さない。
②非日常的な言葉は必ず一度は直後に説明する。
③ルビや漢字で説明した気にならない。
④地の文だけでなく会話で少しずつ説明を。

こういうことに気を付ければもっと字数を増やせますし、諦めない読者も増えてくれると思います。みんながみんな読みこんで理解してくれるわけではないですから。
設定とかはいいと思うので、あとは書き方と見せ方です。そのまま向上心を持って、頑張ってください。

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元記事:ハート(レス)ブレイク

特殊な視点、構成で書いているので、途中で自分でも頭がこんがらがっていました。なので矛盾している点や、違和感を覚えたことなど、なんでも結構なのでご指摘いただけると嬉しいです。
その他、表現や設定に関する批評も大歓迎です。よろしくお願いします。
本サイトにも投稿しているのですが、カクヨムのほうが傍点処理されているので、こちらを選ばせていただきました。

上記の回答(ハート(レス)ブレイクの批評)

投稿者 いとなしサテラ : 1 投稿日時:

 今ちょっと時間がないので、少しだけ書きます。

 まず第一に、これを頭に叩きこんでください。『神は絶対者』でなくてはいけません。『断定』と『仮定』以外の言葉を使ってはいけません。『事実』を書かないのはいいですが、『ウソ』を書くのはいけません。

 最初に気になったところを抜粋します。

①もともとの文
――――――――――――――
 ここはしずくが通っていた高校で、しかしかつての姿は見る影もない。第一に、校舎のほとんどが倒壊している。壁が崩れているとかガラスが割れているとかいうレベルではなく、その構造自体が修復不可能なほどに壊れている。建物の中に収まっていた教室や設備はむき出しにされ、コンクリートの瓦礫や塊がグラウンドに山を作っている。

 そんな惨状が、しかもこの学校の敷地内だけではなく、そのずっと先まで続いているのである――恐らくは市、いや県単位で。
――――――――――――――
↓②書き換え案
―――――――――――
 ここは、しずくが通っていた高校だ。しかし、かつての姿は見る影もない。校舎のほとんどは倒壊した。壁が崩れ、ガラスが割れ、現在も散らばっている。それだけではない。校舎は修復不可能な形で壊れていた。建物の中に収まっていた教室や設備はむき出しだった。コンクリートの瓦礫や塊はグラウンドに山を作るほどだ。

 しずくは知らぬことであったが、同じような惨状は彼女が考える以上の広範囲にまで続いていた――市町村単位、都道府県単位でだ。
――――――――――――

 神視点はできる限り『過去形』で書かないと、登場人物の思考と混同してしまいます。主人公が知りえない情報は神に語らせればいいんです。また、主人公に想像させたいのであれば、こういう書き方にするのも一つです。

③推測の代替案
―――――――
『しずくはこう推測した。学校の惨状を見る限り、被害はこの程度で済んではいないはずだ。ずっと先まで続いていてもおかしくはない。――おそらく、市単位。いや、県単位で続いているかも。』
――――――――

 『神視点』=『三人称の地の文』は可能な限り過去形で。現在進行形とかは登場人物やリアルタイムで動いているものに使ってください。神視点では、あいまいな言葉やもったいぶった言葉も避けてください。読者が登場人物と混同してしまいますし、作者の影がチラついて読者がイライラします。神には淡々と話を進める冷静さが求められます。
 まとめると……

◆絶対者であるための神視点のコツ◆
――――――――――――
①『断定』と『仮定』の言葉で淡々と。(読者が登場人物と混同する)
②『事実』の偏りはあっていいが『ウソ』を書いてはいけない。(神は伏線を隠すペテン師)
③『現在進行形』『過去進行形』は少なめに。(それは人物やリアルタイム描写の領分)
④『曖昧な言葉』『もったいぶった言葉』は避ける。(神ではなく作者がチラつく)
⑤『推測』を書きたいのなら「~だろう。そうAは推測した」と書く。(神は推測する必要なし)
⑥『仮定』を書きたいのなら「もしこの時、Aが助けに行っていれば、Bは無事だったかもしれない」と可能性を書く。(神のみぞ知る可能性・事実)
――――――――――――

 まあ、こんな感じです。神は淡々と、人物の内心等はカッコつけずに書くのがコツです。

 では、創作の一助になれば幸いです。また後で時間があれば改めて全体を読んだ感想を書きます。

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元記事:帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命の批評の返信

この度は読んでいただきありがとうございます。

作者です。

色々と知らないことばかりで、今回ご指摘いただいてなるほどな!と思うことばかりでした。

これからもよろしくお願いします。
また直したら連絡させていただきます

上記の回答(帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命の批評の返信の返信)

投稿者 いとなしサテラ : 2 投稿日時:

読みやすいか読みにくいか、っていうのはいくら言葉で説明されても実感できなければわからないものです。

私がやってるみたいに、他の人の作品を読んで、その人の作風を壊さないように意識して書き換える練習をするのも、いい修行になりますよ。自分とは違う書き方、違う表現の仕方を学ぶことで自分の作品にふさわしい書き方も身についてくるはずです。初心者の文章であれば「なぜ読みにくいのか」を考えることもいい薬になります。

あなたがもっと上達すれば、この作品ももっと多くの人に読んでもらうことができるはずです。とにかく、自然に読めるようにするにはどうすればいいか、どこからどのように伝えればいいか考えてみてください。

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要望 : 長所を教えてください! スレッド: 帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命

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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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元記事:たそがれ。

私の理想を詰め込みました。
小学生なので語彙力など諸々未熟ですが、宜しくお願いします!

上記の回答(たそがれ。の批評)

投稿者 ひむろただし : 0 投稿日時:

小学生です、とか書かない方が良いと思いますよ。
言い訳に聞こえる可能性が高いです。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: たそがれ。

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元記事:転生勇者の詐欺師ライフ~勘違いで詐欺師として転生した頭脳最強元勇者、チート詐欺スキルで悪者を騙してざまぁする~

こんにちは。

以前、こちらで小説批評をお願いした武井です。
前回とても参考になる意見をたくさん頂き、大変ありがとうございました。

新作を書きましたので、批評をお願いしたく、投稿致しました。完結済み、4万字程度です。
個人的には、前作よりは少し成長したかなぁと思う反面、色々と反省点も多かった作品です。
ぜひ皆さまのご批評を宜しくお願いします!
頂いたご意見は、次作へ反映させたいと思います。

~~個人的にイマイチかなぁと思った点~~
・設定を少し複雑にしすぎた?(特に主人公のスキル)
・主人公のスキルが発動するのが遅い?(第9話から本格発動。序盤に山場が欲しい)
・ラストがイマイチ?(完結後で評価ポイントが下がる。ブクマ減る)
・タイトルと内容が少しミスマッチ?

上記の回答(転生勇者の詐欺師ライフ~勘違いで詐欺師として転生した頭脳最強元勇者、チート詐欺スキルで悪者を騙してざまぁする~の批評)

投稿者 いーぴん : 1 投稿日時:

 最後まで読みました! 面白かったです!
 偏見かもしれませんが、ざまあ系って「チートスキルで下克上!」みたいな強さで敵を打ち負かすものが大半な印象があります。ですが御作では知略で敵をギャフンと言わせており、そこが他作品との差別化となっていて良いと感じました。主要キャラも、三人それぞれでキャラが立っていて良いですね。三人とも好きです。

 総評としては「細かいところに目を瞑れば十分に楽しめる」です。
 詐欺師スキルを十分に活かしたストーリーで、商売人のヒロインとの連携もワクワクさせてくれました。キャラクターも魅力的ですね。一方で肝心の詐欺師スキルがどういうものなのかが自分にはいまいち掴めず、それがせっかくの終盤での盛り上がりを阻害しているような気もします。以下そう感じた理由を述べていきます。

A詐欺師スキルについて
 作中では「a錬金術初級(お金を殖やすスキル。1MP=100ゴールド)」「b詐欺師の契約書(契約書にサインした相手は、その内容に反した行動ができなくなる。相手が契約内容を理解していなくても可。ただし契約内容を途中変更はできず、またその内容によってサインさせるハードルは上がる)」の二種類が出てきます。
 武井トシヒサ様のコメントでも>>設定を少し複雑にしすぎた?
 とありましたが、せっかくの面白いスキルを読者に伝えきれていないというか、個人的はこのスキル説明をもう少し詳しくして欲しかったかなと感じました。具体的に説明します。

A_1スキルa
「お金を殖やす詐欺の手口」と紹介されており、主人公はこのスキルに対して拒絶反応を示します。
 この世界の法律にもよりますが……詐欺って「相手を騙してお金とか物を奪う」、つまり「騙される側」がいて初めて成り立つものだというイメージが自分の中ではあります。なので「ただ自分のMPを消費するだけだったら詐欺じゃないんじゃ?」と思いました。(仮にできたのが偽札だとしても、詐欺とは違う罪に問われるのでは?)

 それと連動して「なぜ主人公はこんなに抵抗感を示しているんだろう」とも。
 自身のMPを代償として、より価値のあるゴールドを生成する……自分としては、そんなに悪いことなのかなぁと感じました。誰も不幸にしていないし、やってることは普通の錬金術(卑金属から金を作る)とあまり変わらないような気がします。

 どうしましょうね。でも価値観は人それぞれなので「主人公にとっては、労働の対価として得る金銭以外はすべて罪(=詐欺とする)である」と考えることもできますね。ですがその場合2話目であっさりスキルaを使っちゃう展開が足を引っ張ります。少女にパンを施すのは良しとしても、自分も食べちゃうのはアウトかなぁと。

 もし自分が手直しするなら、「この世界で王国の許可なく貨幣を創造することは国家反逆罪とみなされる」など、このスキルaを使うのがどのくらい悪いことなのかを明確にした上で、2話目は「罪に問われようが知ったことか。俺は目の前にいる少女を助けたいんだ!」と少女にのみパンを与える……という展開にします。

A_2スキルb
 一言でいうと「面白いけれど、長編向きのスキルだな」と感じました。
 こういういかようにも解釈できるスキルってめちゃくちゃ取り扱いが難しいですよねー。加えて連載漫画とかだと小出しに説明できても(「名前を書かれた人間は死ぬ」デスノートなど)、短編だと尺が足りない。それから
>>主人公のスキルが発動するのが遅い?~序盤に山場が欲しい
 とコメントにありましたが、自分の考えは少し違っていて、クライマックス(10-11話のざまあシーン)を意図通りに盛り上げるために、スキルbの能力行使シーンは入れるべきだと思いました。厳しい見方をすると、伝わってくる設定がふわっとしているせいで、せっかくの面白い知略戦までふわっとしてしまっているかなと感じます。

 挙げていくと、代償である「契約内容によってサインさせるハードルが上がる」という説明に、もう少し具体性があった方が分かりやすいかなと思いました。
「石ころ1000ゴールド」という例文はあるのですが、この例えだけでは「どんな状況下で、どの程度契約のハードルが上がるのか」という肝心な部分が掴みにくいと思いました。

 ここは「まずは己の能力を正確に把握するところから始めよう」として、少女と色々試してみるシーンを追加してみると良いかもしれませんね。
 例えば「貴方は○○を食べなければいけない」
○○が、契約者の嫌いな食べ物→すんなりサインする。
生理的嫌悪感を抱くもの(虫、糞など)→すんなりサインする。
腐った食べ物→サインを躊躇。「これは発酵食品だ」などと説得することでサインする。
金属→サインを躊躇。説得にも応じない。
結論:身体的被害の程度により、契約の難易度は上がる。精神的苦痛は考慮されない。(実際食べさせたらただの鬼畜になるので、鑑定スキルで見てもらうとか?)

 またクライマックスにてスキルbの詳細が何となく分かりますが、ちょっと読み取れなかった部分を。
「その内容(『サインすると、ミネルヴァ商会の全てを無条件で譲渡する』と契約書の裏に記載)じゃあ、ガウディはかたくなにサインしないだろうな。《詐欺師の契約書》は契約内容の負担に応じて、ハードルが上がるからな」
「だから、『支払いが滞れば』という条件付きにしたんだ。『支払いが滞るなんてありえない』って思っているヤツにとっては、そこまで抵抗感のある契約じゃない」
 と説明していますが、その理論でいくとミネルヴァ商会の権利と資産をそのまま譲渡するという条件にもサインしてくれなくなる気がします。("そのまま譲渡できる"とガウディは考えていることになるため)

「いや、本文で『ミネルヴァ商会の資産を売れないって条件に気づいてないからな』とあるので、契約者の読解力に関しては、契約のハードルが上がる条件(契約内容が分からなくても、スキルの効果によりサインのハードルが上がる)に加味されてないっぽい」
とは考えたのですが、その理論だとそもそも読み取ることすらできない外国語で契約書を作れば良くなるような気もします。

 同じ理由で無色透明のインクを使用したことがどれほどの効果を発揮しているのかが個人的に分かりにくかったです。見えてなくても結局サインを躊躇するなら、あんまり変わんないような……?

 たぶん、こんな疑問が出てくるのも、いーぴんがこのスキルbをいまいち理解しきれていないためだと思います。
「どんな条件で、どの程度契約しにくくなるのか」はこのスキルの要といえる部分です。この設定のままいくのであれば、明示してあげた方がより物語への没入感が高まるかと思います。

 でも短編には収まりそうにないですね……。うーん、もっとシンプルなスキルにするのも良いかもしれませんね。
「どんな契約内容でも強制的に守らせる」「契約書にサインさせると発動する」は残しておいて、「契約の際は、相手に音読させなければならない」という制限を追加するとか。音読させなきゃいけないから、見えない文字(小さいなど)や読めない文字(外国語)は使えないし、理不尽過ぎる契約はそもそも結んでくれないし……みたいな。思いつきのアイデアなので穴があるかもしれないですが、一例として(*^^*)

 大きなものはそのくらいです。あとはコメントを拾っていきますね。
>>ラストがイマイチ?
 読後感はむしろ良かったですよ。

>>タイトルと内容が少しミスマッチ?
 んー、「悪者をだましてざまぁする」という感じではなかったかもしれません。

 いーぴんとしては、ガウディってそんなに悪いやつには思えなかったかなぁと。憎めないキャラというか、コメディの色合いが強いキャラというのも相まって、「トムとジェリー」に出てくるトムみたいな印象を持ちました。
 こういうざまぁ系に出てくる悪者って、もっと救いのないキャラが多い気がします。例えば「父のコネクションを利用して、裏で薬物を取り扱っている」とか「奴隷商売に手を出している」とか……。

 ガウディがしたことは「商会乗っ取り」「傘下の商店からの搾取」ですよね。前者に関しては「こんなにガバガバ運営だったなら、ガウディじゃなくても他の誰かに乗っ取られてただろうなぁ」と、後者に関しては「トップの運営方針に従えないなら出ていけばいいだけでは?(実際に出ていった商店もたくさんあるし)」というのが率直な第一印象でした。(なんかめっちゃ冷めてるみたいですが、この時点ではまだミウちゃんのことよく知らないので(・ω・`))
 つまり第一印象がそれほど悪くなく、後もコミカルなやられ役という感じだったので、あまり悪者って印象は持ちませんでした。

「じゃあこのキャラは悪者として良くないのか」というとそんなことはないです。確かにざまぁ路線とはずれてくるかもしれませんが、先程述べたトムとジェリー路線でもアリだと思います。(いーぴんはこっちの方が好きです(笑))あまりゲスにし過ぎるとラストで和解させられませんしね。
 タイトルは……検索にかかりやすくするため「ざまぁ」は残しておきたいので「転生勇者の詐欺師ライフ~最弱詐欺師×最弱商売人=最強チート!?うっかり詐欺師にされた元勇者、追放された獣人少女とタッグ組んで下克上ざまぁしてやんよ!」とかどうでしょう(⁎˃ᴗ˂⁎)
 執筆頑張って下さい!

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 転生勇者の詐欺師ライフ~勘違いで詐欺師として転生した頭脳最強元勇者、チート詐欺スキルで悪者を騙してざまぁする~

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元記事:概念使いの刹那氷結(クロノフリーズ)

力を入れた点:会話です。なるべく面白く読めるようにしました。後は戦闘です。
不安な点:設定や世界観の違和感。台詞が安っぽくないか。
その他:書き途中で三話なため、判断材料が少ないかと思いますが、何卒よろしくお願いします。

長所も短所も全部知りたいので、ガンガンよろしくお願いします。

上記の回答(概念使いの刹那氷結(クロノフリーズ)の批評)

投稿者 甘粕 : 0 投稿日時:

1話まで読みました

厳しめに

アンダーバー長過ぎ(何の意味があるの?
ルビ振るものが多すぎてうざったい
(読むの疲れますよ)

能力はお菓子を攻撃に変えるとか個性的な部分があって良かったですが
文章が疲れる、この一言に尽きる。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 概念使いの刹那氷結(クロノフリーズ)

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