ノベル道場/小説の批評をし合おう!

カイトさんの返信一覧。最新の投稿順12ページ目

元記事:盆の船の批評

 最後まで読みました! 面白かったです!
「お盆に海へ出ると死者に連れていかれる」ってどこかで聞いたことがあるなと調べてみたら、どうやら昔からの言い伝えみたいですね。カイト様の作品は、その言い伝えの組み込み方がお上手でした。おばあちゃんの語り口が良い意味で不安を煽ってくれて、気づけばいーぴん自身も、作中の子供たちと一緒になってハラハラドキドキしてしまいました。本当に面白かったです!

 総評としては「都市伝説的な恐ろしさを十二分に秘めているが、ホラーとしてはラストがやや尻すぼみに思える」です。

「ラストがやや尻すぼみ」と個人的にですが感じた理由としては、以下の点が挙げられます。

1.主人公が直接怪異に晒されていない
「伝聞形式の怖い話なんていくらでもあるじゃないか」と突っ込まれてしまいそうですが、そして実際にその通りなのですが、このお話の場合だと主人公をピンチに陥らせた方が盛り上がるかと思いました。

 というのも、伝聞形式の怖い話は大抵「身近で起こりうる避けようのない恐怖」を扱ったものだからです。
 例えばですが、
「てけてけ」→なんの罪もない一般人が、下半身が無い幽霊に襲われます。襲われた人は語り部になり得ないので語られるなら伝聞ですが、「この話を聞いた人は3日以内にてけてけがやってくる」というオチがつきます。「こんな恐ろしい化け物が、3日後に自分のところにやってくる」という点が恐怖ポイントです。
「口裂け女」→こちらも何の罪もない一般人が襲われます。「ひょっとすると自分の住む町にもいるかもしれない」という点が恐怖ポイントです。

 しかしカイト様のお話だと、極端な話、海にさえ行かなければ他人事ですよね。これは先の例で挙げた「てけてけ」「口裂け女」よりずっと怪異を避けやすいです。こうなると読み手側にとっても他人事の恐怖になってしまいます。

 ではどうすれば良いでしょうか。いーぴんも色々考えてみたのですが、やはり「主人公を海へ行かせて怪異に晒す」のがベストかと思います。「好奇心に負けて海に出てしまった」「不思議な力で誘われてしまった」「兄弟や友人が誤って海に出てしまったので、連れ戻さなければならない」など、何でもいいのですがとにかく主人公を海へ行かせる=危険に晒させることで、「自分の身に起こった恐怖感」を演出できるのではないでしょうか。

 他には「怪異の方から主人公の元へ来させる」という手も考えられます。主人公はちゃんと言い付けを守って海に出ていないのに、死者に引き込まれてしまうパターンです。この場合だと「海で拾った石が、実は飛び降り自殺をした人の骨であり、その骨を媒介として霊がきてしまう」「主人公が霊媒体質で、ちょっとしたことがきっかけで霊に引き込まれてしまう」など、「主人公が狙われる理由付け」があるとより物語に説得力が生まれるでしょう。

2.「海に出てはいけない」という戒めを、メインの登場人物全員が最後まで破らない
「開けてはいけない扉」「振り返ってはいけない道」など作中で「~してはいけない」と銘打たれたものは、読者にその禁忌を破ることが期待されているそうです。
 禁忌を破るということはそれ相応のペナルティを受けることとなります。読者は「ペナルティの内容は何か」「主人公はそのペナルティをどうやって退けるか、または退けられずに破滅していくのか」を楽しみに読み進めるわけですね。

 例えば「メリーさん」だと主人公に捨てられた人形が、電話を通して人形自身の居場所を教えます。「ゴミ捨て場にいるの」から始まり、途中で主人公は「人形が自分のところへ近づいてきている」ことに気づきます。同時に読者も、その電話を「取ってはいけないもの」だと認識します。
 ではここで電話を取るのを止めてしまったらどうでしょう。

「後に聞いた話だが、先日行方不明になった私のクラスメート。警察の調査によると、どうやら彼女にもメリーさんと名乗る人物から電話が掛かってきたらしい。通信記録によると、私と同じようにメリーさんは彼女へ近づいていったそうだが、ひとつだけ、決定的に異なる点がある。彼女は途中で電話を切らなかったのだ。そして通信記録はメリーさんの一言で途切れる。『わたしメリーさん、今あなたのうしろにいるの』」

 自分で書いておいてなんですが、というより自分で書いたから言うのですが、めちゃくちゃつまらないですよね。
 これがオリジナルだと、「メリーさんに一言申すために電話に出る」「母親に電話で助けを求めるはずが、間違えてメリーさんの電話に出てしまう」といった形で主人公はタブーを犯し続け、ラストは「今あなたのうしろにいるの」で締められる、とても面白いお話に仕上がっています。

 同じ結末を迎えるにしても、主人公が関わっているか否かで面白さがずいぶん違ってくるのがお分かり頂けたかと思います。
 念のため。カイト様の作品がつまらないと申しているのではなく、そのままでも十分に楽しめますよ。ですが、より読者を引き込むための一工夫として、「主人公(あるいは身近な人物)にタブーを犯させる」という手もあると知っておくと、より面白い作品作りに繋がるのではないかと思います。

 色々書きましたが、いーぴんは結構好みで語るところがあるので「こんなことを考える人もいるんだなぁ」程度に気楽に捉えて下さいね。
 先におばあちゃんの語り口が好きだと述べましたが、「船頭は頭数だけ見るので、それを利用して生者と入れ替わろうとする」という話にはゾッとしました。「船頭が数合わせのために生者を引き込むこともある」というのもなかなかに恐ろしい話ですね。
 船にいる霊の中には、もしかすると引き込まれただけの生身の人間が乗っているかもしれない……。そうなると、村にいる人間の中には死者が紛れこんでいることになりますよね。考えただけでも恐ろしいです。
 最後になりましたが、素敵なお話ありがとうございました!

上記の回答(盆の船の批評の返信)

スレ主 カイト : 0 投稿日時:

いーぴんさま
読んでいただき、丁寧なご批評もありがとうございます。大変参考になりました。
自分の、冒険をせず安定を好む性格が、どうしても作品に反映されているんですよね。タブーを犯すことへの抵抗感があり、妄想(作品)の中でもそれを突き通してしまうというか。あと、力不足で「恐怖に遭遇したときの表現」がいまいち怖くないという…
ですが、やはり指摘していただいた通りここが自分の課題です。いただいたご意見を参考にまた書き直してみたいと思います。そのときはご笑覧いただけると嬉しいです。

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元記事:海賊の話(仮)の批評の返信

読んでくださりありがとうございます。
ランブータンやライチ達が冒険家であることの明記については、私も頭を悩ませるところで、他の方も同じようなことをおっしゃっていました。
一応、不自然にならない程度に早めに冒険家と言う単語を入れてるのですが、タイトルで海賊の話と書いてある以上、読者さんがそう思ってしまうのは仕方なく、どうすればいいでしょうか? 良い解決方法があったら教えてください。
ランブータンの行動の意図としては、他の船員にパニックを起こさないように、少人数で少年を救おうとしたという経緯がありますが、作中でそのことを書いていないので、追記します。
次に、ベリィについてですが、確かに一章の中盤、ベリィの存在はかなり希薄になります。自分的にはベリィとの物理的な距離は近いものの、精神的な距離は遠く、言うなれば教室にいるボッチと高嶺の花をイメージして書きました。
ベリィが唐突にライチに過去を話したのは、ベリィが作中で言った通り、バディーで助け合いするためです。
しかしながら、この先もベリィはそこまで活躍しないので、もっとベリィが活躍できるよう頑張ります。
丁寧な批評ありがとうございました。
現在、二章の推敲中です、そちらの方もこの掲示板にて公開予定なので、その時はまたよろしくお願いします。

上記の回答(海賊の話(仮)の批評の返信の返信)

投稿者 カイト : 0 投稿日時:

そうですねぇ、素人考えですが…
後述で冒険家と海賊の違いについて書いているので、それを活かすためにも、
「夕日が海原に反射して淡く緑色に光る。〇〇王国御用達船△△号の船首は、残照を受けて一日の締めくくりとばかりに金色に輝いた」
なんて一言を入れるのはどうでしょう。説明くさくなるのもアレなので冒険家と明言はしていませんが、少なくとも海賊ではないと思わせられるのではないでしょうか。
ご参考までに。

続きをとても楽しみにしています。できることなら、ベリィの活躍の場をどんどん増やして欲しいですね。もちろん、s.sさまがベリィの扱いをどう考えているかによりますが、とても魅力的なキャラクターです。
頑張ってください。

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元記事:芽吹く蝶

こんにちは!はじめましての方ははじめまして!
エニシダといいます!

エブリスタのコンテストに応募し、落選したものになります。
今後につながるために欠点、改善点等を教えていただきたいです!

7,000字ちょいの短い話になります。
文字数制限のある公募だったので、色々と詰め込み感があるような気がしています……

よろしくお願いします!

上記の回答(芽吹く蝶の批評)

投稿者 カイト : 1 投稿日時:

先日は拙作にコメントいただきありがとうございました。
貴作を読ませていただきました。他の方がおっしゃるように、無駄な部分がちょこちょこと見受けられるかなという印象です。自分も字数制限での習作を時々書きますが、何度も読み直していらない部分をガシガシ削り、必要な部分は効果的に残すとよいかと思います。もし書き直されるのなら、貴作の一番の見せ場は謎を秘めた少年と、彼のうなじの蛹が羽化して飛び立つ瞬間の描写だと思いますので、そこは大切にしつつ切削作業を行ってみてください。
一番首を捻ったのは、主人公家族はなんのために田舎の祖父の家に来たのか、です。両親の会話から、景文少年を引き取りに来たのかな、という感じですが、主人公はまったくそのことを知らない風だし、なぜ葬儀の後すぐ引き取らず未成年と思しき彼を一人きりで広い家に残していたのかも疑問です。
それと、主人公が景文少年のことを知らなすぎるというか、「従兄弟だった気がする、顔はわかるけど、話したことはない」程度の認識なのに違和感がありました。彼は、いつ頃とは限定されてはいませんがおそらく遠くない過去に、家族を一度に失っているのですよね? 主人公も当然その葬儀に参列したはずです。非常にショッキングな過去を持つ同年代の従兄弟のことを、「確か…」という認識で済ませられるでしょうか。
色々書いてしまいましたが、景文少年の浮世離れした肌の白さを「羽化したての昆虫のような」と表現したり、「生まれ変わり=死ではない」と言い張る景文少年の少年らしい純粋さなんかは、とても印象に残りました。また次回作を楽しみにしています。

長所。良かった点

景文少年の蛹が羽化するシーンは、映像が浮かぶようでとても美しかったです。

良かった要素

キャラクター

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元記事:海賊の話(仮)

新人賞に応募用の海賊ストーリーの第一章が完成しましたので、こちらにてご批評賜りたく投稿させていただきます。
粗が多いとは思いますが、一応読めなくはない範囲には書き落とせたと自負します。
質問したい点は二点です。
一つ、物語は冗長ではないか、無駄なシーンや読んでいてイライラするシーンはないか?
二つ、物語に引き込めているか、面白いか否か?
です。その他、気になったことがあれば言ってください。
よろしくお願いします。
それと、プロローグ相談の方であげることも考えたのですが、今回文字数が三万字近くあるということで、批評依頼の方に投稿させていただきました。

上記の回答(海賊の話(仮)の批評)

投稿者 カイト : 0 投稿日時:

先日は拙作へのコメントありがとうございました。遅ればせながら、貴作を読ませていただきました。
気にされている「冗長、無駄」な部分はほとんど感じず、最後まで引き込まれる内容でした。とても面白く、登場人物達も魅力的でした(自分はタチバナさんがお気に入りだったので、あの展開は大変残念でした)続きを楽しみにしています。
ですが、気になったところも何点か。
まず、冒頭の冒頭において、ランブータン船長やライチが冒険家であることを明記した方がよいかと思います。タイトルが「海賊の話」なので、てっきり気のいい海賊団の話かと思いました。
それと、ランブータン船長とベリィのキャラクター設定と描写が、なんだか薄い気がしました。
ランブータン船長は、「無茶苦茶な勇気のみで場を切り抜けてきた」ような人でありながら、人命優先で躊躇なく白旗を上げる聡明さを持っていたり、人命最優先と言いながら、チェリー少年の救出は二人だけで行おうとしたり。そこまで大きな違和感とはいえませんが、『若者の憧れの的となる人物』を意識しすぎて、性格が少しちぐはぐになってしまった印象です。それと、ライチから「第二の親」と思われるからには、もう少し年齢が上でもよいと思いました。二十五前後では、十五歳から見れば親というより兄だと思います。
それから、ベリィです。彼女はとてもかわいく有能でおまけにちょっと暗い過去もある、今後ライチのバディとして活躍していくキャラクターなのだろうとはおもいますが、なんだか影が薄いのです。というか、市場のシーンからはとても素敵に魅力的に描写されているのに、それまではまるで本体がなく影だけはあるような、過去の人物について回想しているような、この子は本当にここに存在しているのだろうかという疑問さえ浮かぶほどです。
バディというからにはライチといつも一緒にいたのでしょうが、市場で買い物をするシーンまではろくに台詞もありません。ここでやっとライチとのやりとりが描写されますが、それまでに出番もライチの彼女に対する考察もほとんどないため、なぜライチが「彼女が何か企んでいないということは理解している」のか、なぜベリィが急に自分の生い立ちをライチに話すことになったのか、その展開が唐突に感じられました。
ライチは目まぐるしく変わる環境になんとか対応しようとしながらも、ベリィのことは常に強く意識していたのではないでしょうか。それは、憧れの人の仇「怪物」であろうという憎しみ、しかし果たして本当にそうなのだろうかという疑念、優秀な彼女と比べられる悔しさや嫉妬、純粋に思春期の少年が異性に抱くドキドキ感。そんなものを、忙しい合間にももっと書き込むべきだったかなと思いました。

貴作を投稿されてからだいぶ時間が経っていますので、すでに続編を書かれていることと思います。ですので横槍を入れる形で申し訳ありませんが、読ませていただいての率直な感想です。作品作りの一助になれば幸いです。

長所。良かった点

登場人物の名前が皆印象に残るもので、かつ果物のイメージからその人となりもなんとなく想像できる拘った名付けになっているなと感じました。特に、「ライチ」の憧れの人の名前が「ランブータン」という、名前の元の果物の特徴も生かされていてクスッとしました。

良かった要素

ストーリー

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元記事:あさきゆめみしの批評

カイトさんはじめまして!
作品読ませていただきました!

以下、私が気になった点です!

お婆さんの後ろにいた青年の登場が唐突に感じられました。
お婆さんは他の作品にも登場しているとのことでしたが、この青年もですかね?

とくに今回は必要な役割もないので削るか、事前に彼の描写も入れてみてはいかがでしょう?

あと紙媒体ならいいのですがWeb小説の場合、ところどころでスペースを空けた方が読みやすいと思います。

上記の回答(あさきゆめみしの批評の返信)

スレ主 カイト : 0 投稿日時:

エニシダさま
初めまして。拙作を読んでくださり、ご批評もありがとうございます。
占い師と一緒にいた青年は、占い師と同じく別のシリーズの登場人物なのですが、ご指摘の通り唐突でしたね。ちょっと二人の登場の仕方を教えてみようと思います。
それから、スペースをあける件については完全に盲点でした。教えていただきありがとうございます。気をつけます。
また、訂正加筆したものを再投稿させてもらうつもりですので、よろしければご笑覧ください。
ありがとうございました。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: あさきゆめみし

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元記事:異世界転生と思ったら地獄行きを宣告された件

ページを開いていただきありがとうございます。この作品はなろう系を読む度に感じている「この主人公に蹂躙されているキャラにも、歩んできた人生があるんだよな」という思いから執筆に至りました。

生きる意味ってなんだろう。という誰しも一度は考えたであろう事をテーマに、登場人物一人ひとりの人生に焦点をあてて書き上げました。その結果なろう系のような雰囲気なのになろう系ではない「何か」に仕上がってしまい、自分の自己満足作品になってしまっているのではないかと少し怯えています笑

構成、人物、地の文、掛け合いなど、感じたことはなんでも言っていただきたいです! テンプレートからずれた構成だと自分でも思っているので、退屈に感じたらストレートに伝えていただけると助かります!

上記の回答(異世界転生と思ったら地獄行きを宣告された件の批評)

投稿者 ヘキサ : 0 投稿日時:

お久しぶりです。自粛生活なのになぜか微妙に忙しい……
相変わらずキャラの心理描写のうまさ、各キャラの立っているところなどはお見事だと思っております、が、その他気になる点など。

・タイトル、あらすじともに絶望的な感じしかしないので、もう少し捻りや捕捉が欲しいです。「~地獄行きを宣言されたのでなんとか回避を試みる」とか。実際本当に地獄に行く話ではないので。あらすじもここで切るには微妙、という感じ。「似たような境遇の面子とともになんやかんや足掻いてみる話です」くらい、もう少しプラスが欲しい。

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・ご自身も思ってらっしゃるようですが、アンチなろう自体が積極的に取り組むには微妙なジャンルというか、ここまで書けるひとなら「なろう系異世界転移・転生の枠に入りながらも他の人が取り組まない細かいこだわりで読者を感心させる」もしくは「まったく別の自分の好きなタイプをやる」方向のほうがいいと思います。ひとつ釣り餌になるなろう系を完成させたあとに好きなものをやっていくと、読者を確保できそうな感じ。今のままだとなろう系に癒されたくてやって来た人(そういう現実とか常識とかわかりきってるんだよ、逃避したくてやってきたのにわざわざ説教するんじゃねぇ的な)の気持ちを無視したものになっているかもしれない。

・個人的にはルノワールの扱いは微妙でした。虐待を受けて育った子供はやはり子供に虐待をしてしまう、というケースは非常に多く、フィクションではそこに目を瞑って「自分はそういうことはしない」という理想でいくというケースが多いのですが、この手の問題は非常にデリケートなので、リアリティを追求したいという方向でいっても後味の悪いものになりがちです。「悪役にも事情があるんだ」というテーマでのキャラの作り込みとしてはあと一歩、の域を出ていない感じがありました。

総じて、ストーリー、キャラクターともに全体のバランスはとれていると思うのですが、この路線を続けて欲しくはないと思っていますので、次回作に期待させていただきます。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 異世界転生と思ったら地獄行きを宣告された件

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元記事:Continuous first contact ~見知らぬ惑星に落ちた青年達の影響~

 
 力を入れた点はプロットに基づいた展開です。

 不安な点は、設定を出し過ぎず、分かりやすく出来ているか。
 世界観が分かるようになっているか。
 展開は本当に良いのか。
 ちゃんとライトな宇宙SFの体を成しているかといった物です。

 趣味でやっているものとはいえ、明確な強みのある長所が存在する小説を書きたいと思っています。
 大規模改稿前の参考にしたく思っておりますので、批評のほどよろしくお願いいたします。

上記の回答(「第4話 最初の”first contact”はクソッタレ 前編」の批評)

投稿者 うっぴー : 0 投稿日時:

ご返信ありがとうございます。

「第4話 最初の”first contact”はクソッタレ 前編」を拝見しました。

ご質問ですが、文章は柔らかいほうが良いと思います。
本作の売りは、トオルとキューのおもしろい掛け合いにあります。
また、「第4話 最初の”first contact”はクソッタレ 前編」というように、章のタイトルは、ならず者っぽい口語体です。

シリアス展開でありながらも、ユーモアを忘れない二人というのが、この作品の特徴かと思います。
それでしたら、文章は柔らかい方が良いと思います。

また、第4話まで読んだ感想ですが、ロネの街の惨劇と、トオルたちの話がどう繋がるのが、まだわかりません。

ロネの街の惨劇は、プロローグから繋がっているのはわかるのですが、二つのストーリーが同時に進行していると、どちらに注目して良いのか、わかりにくくなります。
トオル達に感情移入していたのに、話が飛び飛びになっているように感じました。

小説は本来、主人公を中心に展開させるのが王道です。
なぜかというと、その方が、話の筋がわかりやすくなり、主人公に感情移入しやすくなるからです。

この物語は、プロローグはラナリ。二話、三話は、トオル、四話はアルバと視点が頻繁に移動し、誰に注目して良いのかわかりにくい構成になっています。
(ラナリ、アルバとトオルがどういう関係にあるかわからないので、展開の意味が掴みづらい。ラナリとトオルが兄妹であるなどとしてしまった方が、トオルにとっても切実な展開になるので読者の興味を引けると思います)

視点移動、時点移動は、なるべく少なくし、わかりやすい構成にするのが良いかと思います。

ロネの街の惨劇は、おもしろい展開だと思いました。
また、後で続きを読んでみたいと思います。

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要望 : 長所を教えてください! スレッド: Continuous first contact ~見知らぬ惑星に落ちた青年達の影響~

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元記事:妖魔の王と囚われの姫 ~記憶喪失の女性を拾いました~

オリジナルの処女作で、文庫本一冊程度に纏められるように作った作品です。

タイトルやあらすじに関してはまだまだというのは理解しているので、
内容的なお話が知りたいです。
話として破綻しているのか。とか、文章が読みにくいだとか。

思ったことを書いてくれたらそれで構いません。
オブラードとかは必要ないです。次の作品に生かしたいので。

皆さん、よろしくお願い致します。

上記の回答(妖魔の王と囚われの姫 ~記憶喪失の女性を拾いました~の批評)

投稿者 アンデッド : 0 投稿日時:

1話と2話と全部は読めないので最終話だけざっと読ませてもらいました。

まず冒頭の印象として何事もない状況が続くなというものでした。
未知の女性を発見するまでをもっと早めた方がいいと思います。
文章は問題ないと思いますがもっと削った方がよくなります。
改稿すれば経験的に万単位で削れます。
最終話のラストは切れの悪さを感じました。
小説で一番大事なのが最後を飾る文章だと思ってます。最初で切った人はまだしも、そこまで読んだ人が真に評価を下す前に読むテクストだからです。
『いただきます!』で終わらせるか、続けて短く添えた方が余韻が良くなる印象があります。
例えばいただきますの後は「不幸な一日は終わりを告げ、幸せな一日が始まった」のような感じです。
最後の一文は特に今まで書いてきた事の総仕上げなので、全力投球での文章をお願いします。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 妖魔の王と囚われの姫 ~記憶喪失の女性を拾いました~

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