ノベル道場/小説の批評をし合おう!

田中一郎さんの返信一覧。得点の低い順3ページ目

元記事:僕は君に融解されるの批評の返信

批評ありがとうございます!

この小説を書く上で娯楽性というものは求めていないので、文学ということになるのですかね。

まだ序盤ですので、心に響くようなものをあまり押し出したくはなかった、というのがある気がします。
なんといいますか、ストロークは穏やかであり、それが後の展開で爆発力を生む……みたいなイメージです。
ただ、そのような指摘は出てくるんじゃないかと心配してはいました。
プロットも何も作らずに小説を書き始めたのですが、書きたいシーンや設定というのはなんとなく頭の中にあって、それはどうしても後半の方に書かざるを得ない。だから、このシーンを書くために行き当たりばったりで書いている、というのが現状なので。
どちらにせよ、その塩梅は物語を書き終えてから、改めて見直そうと思います。

>>目が覚めて登校するという冒頭のながれは悪手
これはありきたりな始まり方だから、というのが理由ですかね。
一応、のちの目が覚めるシーンでの、主人公の心情の対比として利用しようと思って書きました。
それでも避けた方がいいのでしょうか?

上記の回答(僕は君に融解されるの批評の返信の返信)

投稿者 田中一郎 : 0 投稿日時:

横からですが。
冒頭にインパクトのある出来事を持ってきて一気に掴んで引き込む、というのは確かに好手だと思います。ラノベは冒頭で9割決まる、なんて意見もどこかで見たことありますし。エキサイティングに引っ張って、沈静化させてまた盛り上げる、ジェットコースターのようなストーリー展開は、確かに理想的かも知れません。
でもインパクトあれば良いなんてこともないと思います。大事なのは「いかに読ませ、引き込むか」でしょう。
題材が平凡でも上手く調理すれば良いと思うのです。静かに始めても興味を引けばいいのです。この点ユウさんの冒頭は最善ではないとしても、しっかりと書かれていると思います。「この何気ない日常がどう変化していくのだろう?」そう思わせ引き込み、そして後でドラマティックに非日常へ引っくり返す。私はありだと思いますよ。

狙いが上手く機能して作品が仕上がるかどうかは、さすがに現状では判断しかねますが、初の作品ということですし、まずはご本人の納得の行く形で完結させるのが大事な気がします。反省も手直しも、その上の方が以降に活きるのではないかなと。人の意見の良い部分を取り入れるのはもちろん大切なんですけどね。
ちょっと作品の批評からは離れた意見になってしまった気もしますが、最後に有名な言葉をパクって〆させていただきます。
「この未知を書けばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば自作はなし。書き出せばその一筆が自作となる。迷わず書けよ、書けばわかるさ」

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元記事:亡国のフロイライン (初稿)

短編の冒頭。
あまりに文章が下手すぎて、ツライです。改良のお手伝いをして欲しいです。

上記の回答(亡国のフロイライン (初稿)の批評)

投稿者 田中一郎 : 0 投稿日時:

他の質問で見かけたので以下の戦闘シーンについてだけ。
>>すると、目の前に巨大な陰が現れた。グロテスクな触手が久住をめがけて放たれる。
すると、先ほどの銀髪の女が前に躍り出て、触手をサーベルで切り落とした。その後、陰の頭の中心をめがけてサーベルを振り下ろす。鋭い悲鳴と共に陰は跡形もなく消えた。

上記部分について言えるのは、描写が少なすぎるということです。率直に言って、ドラクエなどのターン制コマンドバトルのテキストのような感じです。
・目の前に巨大な陰が突然現れたインパクトが伝わらない
・巨大な陰の形状もわからない
・触手のイメージがわかない
・銀髪の女はどのように躍り出てきたのか
・どのように切ったのか
・どのように鋭い悲鳴なのか
・どのように跡形もなく消えていったのか
これらを手間ひまかけて描写すれば良くなると思います。
以下一例。

「何だあの変な女、まぁ……美人だったけどさ」
 中途半端な罵りと共に、足元を気にしてやや伏し目がちに歩く篤志にふっと影がかかる。
 薄暗い周囲がさらなる闇に満たされた。
 えも言われぬ寒気を覚え、はね上げた視線のすぐ先には、頭から暗黒のシーツを被った巨人のような陰。
 見上げた頭部らしき箇所には漆黒の無貌、腕の代わりにのたうつ二本の触手が生えた異形。足はなく、地の上をうねるようにじわじわと這い寄る巨体。
 突然の出来事に驚き、見慣れているわけもない怪異に固まる篤志の瞳に、大蛇のように身をくねらし空中を進んでくる触手が映った。
 迫りくる死の予感が、視覚を研ぎ澄ます。
 音を失った世界を、冗談のようなスローモーションで向かってくる異形の魔手。ヒルのように滑る表皮が怪しく、グロテスクに光る。
 もどかしいほど遅い自分の動きに焦りを感じながら身をかわす篤志の視界に、突然銀光が飛び込んだ。
 夜空を流れる星のように、斜めに振り下ろされたサーベルが、闇と共に触手を切り裂く。
 白刃とたなびく長髪が、月光を受け宙に銀の弧を描いた。
 女剣士は勢いのまま回転すると、しなやかに身をひるがえし跳躍し、陰の頭頂から一気に切り下ろす。
「ギィィィィィィィィィィ!」
 ガラスを引っ掻いたような、姿に似合った嫌悪を感じさせる硬い断末魔の悲鳴をあげ、巨体がのたうち、形を失いどろりと崩れていく。
 粘つく汚泥のようなそれは、地表に広がることもなく瞬時に染み込むように消えていき、やがて跡形もなく消滅した。

よくわからない部分は勝手にイメージして、ささっと書いてみました。
こんな感じで良いのではないかなと、文量はかなり増えるのですが。
アクションシーンに限らずですが、作者が思うほど読者はイメージできませんので、想像の手助けになる描写をクドくならない程度まで散りばめるのが良いかと思います。ハイケさんの場合は、冒頭を見る限り描写できないわけではなさそうですよね。書き急ぐ意識から、焦って話を進めたのかも知れないですね。
参考になれば幸いです。

長所。良かった点

設定や話の展開は良さそうです。
焦らず手間ひまかけて丁寧に書いていけば良くなると思います。

良かった要素

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元記事:ある女の話

初投稿です。
短編読み切りのオカルトです。なんとなく稚拙な印象を受けるのですがどういった点がそう感じるのか自分ではよく分からないので、皆様のお力を借りたく思います。
感想、批評等よろしくお願いします。

上記の回答(ある女の話の批評)

投稿者 田中一郎 : 0 投稿日時:

拝読しました。
ご質問が文体についてのことだったので読了せずに3Pまでですがご容赦を。

稚拙な印象を受けられるとのことですね。
おそらく最大の理由は読点の多さにあると思われます。
推敲する時のように熟読されていると、脳内で音読するような感じになると思います。そうしていただくとわかると思うのですが、読点が過剰だとたどたどしく感じませんか?
例として1Pの文章の引用と改変を並べてみます。

>>女は、殊更美人という訳ではないが、瓜実顔で、桃割れに結った髪がよく似合う、どこにでもいるようなごく平凡な茶屋の娘だった。

→女は殊更美人という訳ではないが、瓜実顔で桃割れに結った髪がよく似合う、どこにでもいるようなごく平凡な茶屋の娘だった。

読み比べられてみていかがでしょうか?
おそらくそのせいでリズムが悪く感じられるからだと思うのですが。

確かに改善の余地はありますが、稚拙というほどではないと私は思います。後は少しくどくなる傾向がありますので、その辺りですかね。
また例として1Pの文章の引用と改変を並べてみます。

>>けれど、そんな女に彼は振り向いた。彼は女の、努力家で、ひたむきに茶屋を支える姿が好きだと言ってくれた。

→けれど彼は振り向いた。努力家で、ひたむきに茶屋を支える姿が好きだと言ってくれた。

いかがでしょうか?
同じ語を繰り返して何らかの効果を狙う手法もありますが、基本的にはこのようにシンプルにするほうが読み味が良くなります。言わなくても通じるなら削ってしまえの精神ですね。

あとは「」を使用されないことや同じ語尾が続くことから、文章が変化に乏しく単調に感じられるからかも知れません。

そのぐらいですかね。
現状でもそこまで悲観されるような文ではないですよ。

長所。良かった点

純文が好きと言われるだけあって、初心とは思えないほど整った文章を書かれていると思いました。書き続けられれば恐らくすぐに上達されると思います。

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元記事:勇者になりたいっ!

初めて出来上がった長編ですが、自分では良く書けたとは思ってるんですが、どこか独りよがりな気がしているので、是非読んで貰って悪いところを御教授いただければと思います。
よろしくお願いします。

上記の回答(勇者になりたいっ!の批評)

投稿者 田中一郎 : 1 投稿日時:

設定読ませたいだけの独りよがりな文になってる。
冒頭いくらも話が進まないうちにモノローグで解説開始は悪手としか言いようがない。
設定はちゃんと練ってあるようですので、恐らく量的にも膨大なのでしょうが、それゆえに話の中に自然に落とし込んで小出しに紹介していく形を取らないとウンザリされてしまうと思う。
私自身は白き翼の話が出てきた辺りで止めました。

長所。良かった点

設定はちゃんと練ってありそう。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 勇者になりたいっ!

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元記事:勇者になりたいっ!

以前投稿した作品の序盤のモノローグをバッサリしたり増やしたりしてみました。
何となくさっぱりした気がしますが、やはり誰かに読んでもらって指摘されないとわからないと感じたので、序盤の少しだけでもいいので読んで感想を容赦なくズバッと言ってもらえたらと思います。
よろしくお願いします。

上記の回答(勇者になりたいっ!の批評)

投稿者 田中一郎 : 1 投稿日時:

読了。
読みやすいのだけど反面、盛り上がりに欠けて一本調子。
テンポが同じだから、バトルになっても何となく読んでしまうのが原因のひとつ。
不要な登場人物が多いのも気になるところ。
人数絞って掘り下げたほうがいいのでは?
「白き翼」の蔵人、引島両先輩、あと主人公と絡みがない溝乃口さんは削れるのではないかと。
タイトルや冒頭で「勇者」に触れているのだから、ラストバトルは勇者候補のお兄さんの方が良い気がしますし、蔵人先輩の代わりに鬼藤君との勝負を入れてボコったほうが爽快感があると思います。
鬼藤君は勝負前に卑劣エピでも入れてヘイト稼いどくとさらに良いかも。
溝乃口さんは、代わりに白百合先輩と戦わせるとかで削減でどうでしょ?
バトルの間隔少し開けて、日常挟んでヒロインズの描写マシもいいと思います。

あと細かいことですが、会話と地の文の混ざりが多すぎるのが気になる点。
それと、応募考えるならパロディは避けたほうが良いと、ここのQ&Aで見た覚えがあります。個人的には眼鏡殺し好きですが。

長所。良かった点

前回投稿時と比べると、かなりの出来上がりだと思います。

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現在までに合計18件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全4ページ中の3ページ目。

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青春女の自転車部(仮)

投稿者 ポゴ 返信数 : 3

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次話書けたのでよろしくお願いします。あれから5冊読んだ成果がでているとおもいます。 続きを読む >>

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今までやってなかった日常系に手を出そうと思いとりあえず二話まで書いたのですが面白いギャグというのがよくわからず苦戦しています。 ま... 続きを読む >>

欠点の指摘歓迎!

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財閥のご令嬢の専属執事なんだが、その家系が異能者軍団な件について

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元記事:ハート(レス)ブレイク

特殊な視点、構成で書いているので、途中で自分でも頭がこんがらがっていました。なので矛盾している点や、違和感を覚えたことなど、なんでも結構なのでご指摘いただけると嬉しいです。
その他、表現や設定に関する批評も大歓迎です。よろしくお願いします。
本サイトにも投稿しているのですが、カクヨムのほうが傍点処理されているので、こちらを選ばせていただきました。

上記の回答(ハート(レス)ブレイクの批評)

投稿者 【本人から削除依頼】 : 1 投稿日時:

 構成で損をしている面が感じられます。

 簡単に整理してみます。

1.霜下しずく(a)霜下しずく(b)
 冒頭(起)。現時点でのキャラが元人間にして人間に非ざる者であることと、荒廃した世界(他の人間はいないことを暗示)の提示。

2.秋鳴かけす(A)・秋鳴かけす(B)
 視点キャラを1で小出しにしたかけすに移して、時系列で展開(承)。この物語のキャラ「かけす」「しずく」「ゆい」の生前の関係の説明し、この物語の最重要ポイントである、ゾンビ時のしずくが実はゆいであることの提示。

3.霜下しずく(A)
 回想(転)で生前の本物のしずくの人物像を提示し、しずく視点での「しずく」「ゆい」「かけす」の人間関係を提示。

4.志糸口ゆい(A)
 終章(結)。生前のゆい視点で、なぜゾンビのしずくがゆいであるかを提示。オチとしては、ゾンビのしずくがゆいであるのは、生前のゆいの意思だった、ということ。

 起承転結にキレイにまとまってはいるんですが、キャラが劇的に動くシーン(2での殺人)は回想で語られており、生前のしずく(3)はほぼ物思いで終始しています。

 目の前でキャラが生き生きと動くシーンがないんですね。また、世界が荒廃した理由も語られていないことはもとより、世界の終わりに際してキャラを動かしていない。そういうパートがないのが、ぱっと目につく構成上の問題だと思います。

 もし、キャラが動くことで魅せる作品にするとしたら、2を中途半端で終わらせて、3に三人の感情のもつれからの事件、そこへ世界が終わるような大異変が起こって、三人の事件が予想外の展開を見せる、といった構成が考えられます。物語が展開した結果のオチは、今のをそのまま活かすようにつなげていいと思います。

 しかし、です。冒頭からは荒廃した世界を淡々と描けています。この雰囲気を活かす方法も考えられます。荒涼とした世界で、この先も救いがない印象を出す方向ですね。現在の作品の雰囲気は、そういう方向性を持っていますが、もっと強めれば作品が深い印象を残すことができそうです。

 1960年代の小説ですが、「百億の昼と千億の夜」(光瀬龍)というのがあります。宇宙全体を世界設定とするスケールの大きいものですが、小エピソードの連続で作られています。テーマを言うとしたら、「宇宙の熱的死に際した人々」です。

(注:宇宙の熱的死とは、予測されている宇宙の終焉の一つ。遠い将来、全ての恒星が燃え尽き、宇宙のどこも絶対零度に近い温度となる。どんな生物も存在しえない世界になって、それが永遠に続くというもの。)

「百億の昼と千億の夜」では、主要キャラが淡々と荒廃していく宇宙を救おうと、星々を巡るのですが、どうしようもないことだけが明らかになっていき、主要キャラもだんだん退場して、最後の一人が静かに歩み去って終わります。どこにも救いがありません。
(小説をコミック化した萩尾望都さんは、あまりに淡々と滅ぶ世界に耐えられなかったのか、1シーンだけ恋愛エピソードを入れている。)

 先行きに希望のない世界を描いてみたいとしたらですが、一度「百億の昼と千億の夜」をお読みになってもいいかもしれません(同じ光瀬龍の「たそがれに還る」も将来に対する諦念を暗示していて、参考になりそう)。

 御作を拝読した感じでは、文体なども含めてもっと淡々とさせて、希望のような絶望、みたいなものを表現してみてはどうかと思いました。

 細かい点だけ少し。キャラの関係性が複雑なせいか、少し分かりにくいものが散見されます。一つだけ挙げてみます。

> (たとえそれが、本物のしずくだとしても。そうしてゆいは現実のしずくを消して、ゾンビとして生まれ変わって、都合良く記憶を改竄して――その時本当にゆいに成り代わったのだろう。その時同時に、そこらへんに転がっている頭部の潰れた『都合の良い死体』に、『いらなくなったゆい』を押し付けたのだ。そういう風に、認識の辻褄を合わせた)
 この、かけすの内心台詞で、「その時本当にゆいに成り代わったのだろう」は、しずくがゆいに成り代わったという意味に取られてしまいます。

 ゆいがしずくとなってことは、キャラ関係がややこしいだけに、明快に表現したほうがいいでしょう。例えば「その時本当にゆいはしずくとなったのだ」などでしょうか。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885194538

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: ハート(レス)ブレイク

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元記事:恋と愛のエトセトラ

初めて書いた小説です。
百合(ガールズラブ)ですのでご注意ください

上記の回答(恋と愛のエトセトラの批評)

投稿者 エア : 0 投稿日時:

拝読しました。
主人公と叶さんの関係が気になりましたので、続きを書いて下さい。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 恋と愛のエトセトラ

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元記事:学園都市型超弩級宇宙戦闘艦『つくば』

 自分で自分の作品をアピールする事が憚られる為、頂いたレビューを転記させて頂きます。

見せてもらおうか! サイエンス・フィクションの魅力とやらをッ!

・2足歩行ロボットとか存在理由なくね?
・ビームサーベル? ビームなら飛ばせよ。
・なんで主人公こんなに強いの?
・十代のガキ共ばっかウジャウジャと。知識と熟練の勘が求められるパイロットなんてマトモに出来ねえだろ。

よくあるロボット物を読む上で引っ掛かる、そして「お約束」の名の元に無視されることも少なくないこれらの疑問に、この作品はすべて答えています。
それが「現実の地続きとしての異世界」を作り出し物語をリアルに感じさせるわけです。

宇宙戦艦や二足歩行ロボット、ナノマシンが当たり前に存在する異世界ですが、その物語舞台は政治背景、文化的側面、各組織の戦略的立ち位置等まできちんと言及されており「お約束」で逃げるような妥協は一切ありません。

故に、この物語は普段SFを読まない人にこそお勧めです。
「お約束」に逃げない確かなリアルがそこにあります。

上記の回答(学園都市型超弩級宇宙戦闘艦『つくば』の批評)

投稿者 kenissiki : 0 投稿日時:

まずはじめに。
宇宙や戦艦が登場するからといってSFとは限らない。
この作品の場合はサイエンスファンタジーが当てはまるだろう。
こう前置きをしたうえで批評に入る。

まず作品どうこうの前に物書きとしての技量に乏しいもしくは改善すべき点を述べる。

<読点の多用、位置のおかしさ>
冒頭の数文からして文字数を稼いでいるのかと思うほど無駄に読点が多すぎる。
読点は通常、打つか否かによって文意が変わるおそれがある箇所や、漢字表記が連続して見難い場合などの何らかの必要があって打つものである。
しかしながら本編全体に渡って必要のない読点が目立つ。
少なくとも今の半分くらいには減らせるだろう。
その一方で読点を打つべき個所に打っていない場面も多く、作者は根本的に読点というものを充分に理解できていないと思われる。
ここは是非とも斧鉞を促すものである。

<言葉選びの稚拙さ、構文の不自然さ>
作者はおそらくガンダムや宇宙戦艦ヤマトのような壮大なスケールの物語を思い描いているのだろう。
しかしそのスケールに相応しい言葉選びができていない。
また、日本語の文章として些か怪しい点も見受けられる。

たとえば冒頭、
”時に、宇宙歴3501年2月1日、木星圏のスペース3は突如地球連邦政府に宣戦を布告し、マーズ共和国を名乗り、1年以内に自治を認めなければ、武力を持って地球連邦に牙をむくと表明した。”
という一文では、「牙をむく」という表現が浮いてしまう。
ここでは無理に慣用句を使わず、「攻撃を仕掛ける」「~を制圧する」でも充分に雰囲気を演出できよう。

”リッツ大尉が敬礼した手を下すと同時に群衆は蜘蛛の子を散らすように格納庫の各出入り口に殺到し、あっという間に、この広い格納庫には九朗と、タイラー、運転手をしていたアクウ中尉と、全体の前で群衆に命令を出したリッツ大尉の4人が残された。”
「蜘蛛の子を散らすように」は、大勢が四方八方に散って逃げることを意味する。
この場合、群衆は逃げているのではない。
また、”各出入り口に殺到し”としながら”あっという間に”と続くのも不自然である。
「殺到」とは大勢が一ヵ所に押し寄せることをいうから、その状態からあっという間に群衆がいなくなるというのは矛盾が生じる。
さらにこの一文の致命的な問題として主述のねじれがある。
”群衆は”という主語と”4人が残された”に間が空き過ぎ、しかも構文として不自然さが残る。
ここは無理に一文にまとめるのではなく、二文に分けたほうがいいだろう。

”大げさに肩を吊り上げる仕草をするタイラーに言われて、リッツ大尉とアクウ中尉と呼ばれた少女たちは互いに目配せをしてリッツ大尉が口を開く。”
肩を吊り上げる、という言葉はない。
肩をすくめる、である。
またこの文章にもやはり構文的に不自然な箇所がある。
”リッツ大尉とアクウ中尉と呼ばれた少女たちは互いに目配せをしてリッツ大尉が口を開く。”
このくどい文章を見直しはしなかったのだろうか。
「リッツ大尉はアクウ中尉と呼ばれた少女たちと互いに目配せをしてから口を開いた」とするべきだろう。

”思わず車窓に釘付けになる九朗の目に、まるで山のような大きさの建造物が見えた。山のような、と表現したのはそのあまりのスケール感の違いだ。それは人工物と呼ぶにはあまりにも巨大すぎた。”
という部分では”山のような、と表現したのはそのあまりのスケール感の違いだ。”は不自然である。
「山のような、と表現したのはそのあまりのスケール感の違いのためだ」などとするべきだろう。

作者は文章を綴るという作業に於いて、最低限必要な知識と技術を具備していないと考えられる。
そこで批評につき、次の方法を勧める。
まず辞書(できれば類語辞典)を読む癖をつけて語彙を豊かにすること。
この時、無理に難しい言い回しを学ぼうとはせず、作風に相応しい言葉選びができるようトレーニングする意識をするとよいだろう。
これができたら次の段階として、比較的長い文章を短くまとめる練習をすること。
この作者の傾向として一文を長くする悪癖がある。
一文が長くなればそれだけ読点を打つ場所に迷うため、結果的に前述のように読点の多用・打ち漏れが生じる。
また長い文章を書いているうちに主語と述語がぶれ、日本語として不自然な文章となってしまう。
3-3まで読んだが作者の思い描く世界観に技量が足りていない印象を受けた。
また設定やストーリーについても他の批評家が指摘しているように粗が目立つ。
比較的序盤からその傾向が顕著なので、いっそのこと冒頭から練り直して新たに執筆するといいだろう。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 学園都市型超弩級宇宙戦闘艦『つくば』

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