ノベル道場/小説の批評をし合おう!

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元記事:木徳直人はミズチを殺すの批評の返信の返信の返信

え、公募の予定あるんですか?! 「プロになりたい」の時点でもしかしたら、と思っていたんですけれど。この作品は公募の予定じゃないかもしれないから完結まで言わないほうがいいと思っていたことがあるんですけど……それは早く言ったほうがいいかもな……

身も蓋もない内容ですが、商業的に通用する作品として書いていながら、著作権に引っかかりそうなネタばかり出しているのは大問題です。実在の映画とか、某アニメとか。
あと、本題の謎自体が難解なうえに、主人公の劇中作まであってかなり読者が未解決のまま覚えておかなくてはいけない情報が詰め込まれている。そのうえで物語に関わるかどうかわからない架空の本の題名とか入れ込まれている。謎の情報量がオーバーフローしている状態です。

なので不要と思ったネタは思い切って削ってしまってください。公募の規定数とかがあるのなら尚更。
余った分は売りである猟奇的な雰囲気の描写のほうにまわしましょう。では健闘を祈ります。

上記の回答(木徳直人はミズチを殺すの批評の返信の返信の返信の返信)

スレ主 アンデッド : 0 投稿日時:

再三の批評ありがとうございます。
実在作品の扱いは当初から投稿の際には書き換えたバージョンを用意するつもりなので大丈夫です。
後顧の憂いは無くしたいですからね。
謎の件ですが、完成してどこかを削る必要があればそこら辺を考慮して優先的に削ってみます。
ちなみに本はどんな人物かを推測させる目的で普通に架空の本を出しただけの形なので、本筋の謎には特には関わってないです(笑)

ちょっと忙しいので、残りの返信はまた時間を置いてまたレスさせてもらいますね。

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元記事:補足です

本文中で直す必要はないけれど、メガネの度数について。
本来は眼科医の処方がなければ度数は出せません。最近は眼鏡屋でも視力検査することは可能ですが、それでも、よほど本人の強い希望がない限り「過矯正」の状態にはしません。ちなみに最もよく処方される度数は、運転免許の更新に必要な条件である「両目で0.7以上」を出すために、余裕を持って両目で1.0~1.2程度見えるようにされます。

ただこの度数は手元の作業にはやや強く、頭が痛くなるという症状が出る人は希望すればやや弱めの度数を出されます。老眼が進む高齢者などは特に使用状況をよく聞いたうえで生活に適した度数が処方されます。

なんやかんや言いましたが、ミズチの場合はおそらく伊達メガネ(度なし)です。ふつーにそれで眼鏡屋で買えるはずです。以上。

上記の回答(補足ですの返信)

スレ主 アンデッド : 0 投稿日時:

返信遅くなりました。
眼鏡の件ですが僕自身眼鏡をかけてる人間なので、検査で近眼の振りは簡単ですから眼鏡は普通に買えるかと思います。

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元記事:さらに追記です

……まあ、「過矯正」を強くして両目2.0以上とかの状態を希望することはできなくもないんですけど、一番の問題は、この状態は読書・勉強がしづらいこと。
この作品での一番の問題として、メガネをかけた状態で主人公の作品を読むことができないってことになるんですが。
だから「つまんない」で放り投げたわけではなく「読んでいられない」で放り投げたことになりますよ……。

この「遠視」の状態は、視力検査では良好な結果が出てしまうため、幼少時、学校の視力検査しか受けていない場合は特に見逃されがちです。ですが、長時間勉強していられないために成績が落ち不良化することが多くてですね……本人は不要だと思っていても、本来遠視用のメガネを必要とするんですよ。漫画やアニメのキャラで「授業の時だけメガネをかける」「ガリ勉ではなくむしろ運動神経のほうがよくケンカに強い」というアクションものに向いたキャラになったりはしますが。

アクションを要求されるであろうミヅチの状態でメガネをかけ、美月の状態で裸眼というのはなんというか微妙な設定だなーという気がしました。

上記の回答(さらに追記ですの返信)

スレ主 アンデッド : 0 投稿日時:

眼鏡をかけてると読めないという件はですね、まず主人公の作品は読んだのではなく主人公が朗読した様な形で聞かせてます。
なのでここは問題ないです。
ただその前に自分の本を読んだりしてるで、まあいざ読むでも普通の人間ではないという事で。
ヒロインの脳に関する部分も設定としてあって書いてあるので、そもそも脳や神経時点で異常な人間だから視力の調整ぐらいは無意識でできるとか思ってもらえれば(笑)

着想として、よくある眼鏡を外したら強くなるというのがまずベタなので、この作品では逆で眼鏡をかけたら強くなるイメージです。
アクションを要求される部分で眼鏡は多分飛ぶと思うんでしょうが、激しく動いても物や調整によって案外飛ばないもんですよ。
それから必ず突っ込みもあるだろうと自分で気になって想定してたので、劇中でダンスのシーンがあるんですがそこでヘッドバンキングさせつつ飛ばない様にしてます。
その際に主人公から見てなんで飛ばないのか不思議というわざと違和感を残す書き方にしてます。
これは実は使い魔が眼鏡のつるを固定や補助してるから眼鏡は飛ばないというのを匂わせる為でした。
けど設定として飛ばない反面、設定として他人に使い魔を憑かせると自分は使い魔は使えないので飛ぶかもしれません。
が、やはり眼鏡は物によってはそんなにはすぐには飛ばないという事で(笑)
むしろ逆に、攻撃をされて眼鏡が飛ぶとか自ら眼鏡を飛ばすって今後入れてみようかなって展開は指摘の前から考えてました。

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元記事:さらに追記ですの返信の返信

……検査する側の立場としては、ランドルト環での視力検査の前に、レフ計測器での結果で近視も遠視も乱視も一発バレです……仰る通り、ランドルト環の視力検査の信用のなさは業界内外にも知れ渡っておりますからね(苦笑)あれだけで検査してるわけじゃないんですよ。

最初に視力を偽っても、次に調整のために入れるレンズの度数は被検者にはわからないため、ここで度数に見合わない変な答えを言ってしまうと不審がられ、さらに精密な検査を繰り返されて「このままでも充分なはずなんだけどなー」で終わりです。「そこをなんとか」と言ってちょっとだけ度数を入れてもらうことは可能ですので、最初から嘘はつかずに素直にお願いしましょう(苦笑)

ちなみに、職場の同僚が過矯正を承知で処方してもらい、頭痛で時々額を押さえる仕草をしていたのですが「自業自得やんw」と皆に突っ込まれておりました。逆に遠視が発覚してデスクワーク用の眼鏡をつくって持病の頭痛がおさまった同僚もいましたがな……だからミズチも時々頭痛がするとか言ってるとそれっぽいですけどねww

あと、ダンス程度ではメガネは外れませんよ。ただ敵に顔面を狙われると危険だというのが問題なだけで。
「眼鏡を外したら強くなる」のではなく「眼鏡が割れたら危険なので外す」だけです。
超弾性フレームとか銘打っていても子供に持たせれば一撃粉砕されます。眼鏡の強度なんて所詮そんなものです。

……眼鏡の話はさておき、ネタのほうで気になったのは、文章表現としてネタに依存している度合いがやや高いかなという点です。趣味の範囲だとしても、なろう用だとしても効果的とは言い難い気がしている。ぶっちゃけ内輪受けに近い感覚がして、なんとなく物語に「入り込めない」感じがしました。とても損な気がしているので完結後にでも一考お願いできたらと思います。

上記の回答(さらに追記ですの返信の返信の返信)

スレ主 アンデッド : 0 投稿日時:

なるほど、検査が生業の方だったんですね。

ネタの件ですが、前の映画とか著作権が関わるネタの事でしょうか?それともまた別の箇所の言い回しとかですか?
WEBに書いてる範疇では自分でも同人的感覚といいますか、趣味の部分や知識をネタにしてる所はありますね。
それも人物の性格設定になるだけ沿う形、控え目にはしてるつもりですが書きやすくてよく使ってる節はあります。

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元記事:木徳直人はミズチを殺すの批評

「は?『進撃の巨人』?『エヴァ』?あれの何が面白いの?」(真顔で鼻ホジ)

な読むせんが出たぞー。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書評

    【 貴 様 は 阿 呆 か ? ( ゚言゚)あぁん?】

別の言葉で言い変えましょう
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

題名【県内バトルロワイヤル~たった独りしか生き残れない街~】

あらすじ説明

「どうしてこうなってしまったんだ?」
全ての人が死に絶えた街で、唯一の生存者である主人公、木徳直人はそう言わずにはいられなかった。

 突如発生した新憲法「バトル・ロワイヤル法」それは市町村という括(くく)りの中で、最後の独りになるまで殺し合うというものだった。
 木徳直人は同じ街で暮らしてきたはずの人々と殺し合い、裏切りと心理戦のはてに、視線を乗り越えどうにか生き残ることができた。

平穏を勝ち取ったかに見えた直人だったが、それはさらなる戦いの始まりでしかなかった・・・・。狂気のバトルロワイヤル群像劇が今始まる。

☆彡オチまで構想は練り済みだよ!!いっぱい伏線入れるから、楽しみにしてね☆彡
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お前さん、これ上記↑を最後まで読めるか?完結まで付き合えるか?

「あ、主人公が生き残るんだね」

「主人公は木徳直人って名前のフレンズなんだね、なら別の名前の人は全員死んじゃうんだー。さみしいなー」

「あ、うん。最後は県内でも独りになるまで殺し合うんだね、いやードキドキするなー」

「ここまでネタバレ全開で前書きを書いている作品の伏線か~さぞ意外性のある、とんでもない伏線なんだろうな~。楽しみだなー」

・・・お前さん、マジで読ませる気があんのか?

こんなレベルのネタバレ最初の粗筋にぶっこんで・・・・・・・・お前さんならちゃんと最後までつきあえんのか?( ゚Д゚)ゴルァ

上記の回答(木徳直人はミズチを殺すの批評の返信)

スレ主 アンデッド : 0 投稿日時:

コメントありがとうございます。

あらすじの件ですね。該当箇所は序盤の箇所なのでネタバレ含めてそのまま書いております。
生存するのかどうかをボカしたままその後の展開の要約も難しいと判断しました。
主人公はまず死なない、死ぬと話が進まないという観念もありますからね。割り切って表記してます。
代わりにお褒め頂いたタイトルの部分で捻りを与えてます。つまり直人がいつミズチを殺すのか解らないという所です。
主人公の生死ではなくヒロイン(あらすじ該当箇所では敵ですが)の生死が解らないという所で考えてます。
まあタイトルとあらすじは紆余曲折ありまして、これが最終地点だと判断しました。

ちなみにタイトルはその後も全編にかかってますので、常にある程度の緊張感を与えてるつもりですがどうでしょう。
内容では序盤の殺し合いから反転させてます。当然のように仲が良くなっていく過程を描いてます。
けれど更に反してタイトルが常にこれなので、安心はできないとかいつ何がくるか解らないというのはありますでしょうか。

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元記事:品行方正な優木さんが猫を被っている件について~婚約し同棲することになったんだけど、彼女の初恋相手が僕ってマジで!?~

閲覧いただいてありがとうございます。
一章が完結したので投稿させていただきました。

いつも短編ばかりだったのですが、なろうで初めて連載小説を書いています。
そのため、自分自身の小説の良い点・悪い点について教えてほしいです。

よろしくお願いします。

上記の回答(品行方正な優木さんが猫を被っている件について~婚約し同棲することになったんだけど、彼女の初恋相手が僕ってマジで!?~の批評)

投稿者 s.s : 0 投稿日時:

一章の終わりまで読ませていただきましたので、感想を述べます。
いやー、めちゃくちゃ面白いです! 正直、悪いところは見当たりませんでした。
前述したと思いますが、私はこう言う系の(主人公が女の子とイチャラブする)話があまり得意ではないのですが、今回は例外で、すごく面白かったです。
テンプレの良さを遺憾なく発揮し、更に登場するキャラクターも魅力的、それで持って、ギャグもかなり鋭利でキレキレです。
一つ、残念な点は、この作品含め、もちもちだんごさんの作品は手堅く作られすぎてるあまり、予想外な事(良い意味での裏切り)が乏しい点です。しかし、もちもちだんごさんの作風的にはそう言った予想外な事と言うのは必要ないとも思います。しかし、私の性分的にそう言ったものを求めてしまうので、個人的にはそう言った裏切りがあると、更に面白くなると思いました。
総評すると、正直、いつ書籍化されてもおかしくないレベルの作品です。コミカライズされたらかなり面白いと思います。
えーと、まぁ、褒めすぎも要望に反するのでちょっことだけ悪いところを述べます。正直、これは何とでもなるので、気にする必要性は皆無です。
で、その悪い点ですが、それはタイトルです。品行方正な優木さんは否が応でも高木さん、からかい上手の高木さんを連想してしまいます。読者からすると、そう言った作者のインスピレーション元(予想)が判明するのは、作品への没入感を阻害しますし、もし、インスピレーション元が違っても、便乗商法感があるので、タイトルの変更をお勧めします(タイトルを似せて、高木さん好きの読者を意図的に呼び込んでいるのであらば、その場合はすみません、タイトルなんて後からいくらでも変えられますしね)
こう言うのもなんですが、前作とは見違えるほどに面白いです、レベルがダンチで驚きました。
深夜テンションで失礼しました。

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元記事:白きエルフに花束を

僕の異世界冒険記シリーズの前編です。
後編はまだ書いている途中です。

最初は純粋に僕自身の発達障害を題材にした異世界転移物が書きたかったのですが、ヒロインを構想した際に、人種的に迫害を受けていて、命の危機に瀕すると人を含めた生き物を片っ端から食い殺してしまう自分に、とても怯えている少女を登場させようと思い立ちました。
ちょうど虚淵玄さんが作った『沙耶の唄』の「沙耶」のカニバリズムと性格をそのまま持って来て、自分が化け物だという事を自覚したようなキャラです。
因みに、そういうキャラがすでにいることは最近になって知りました。

「差別を受けながらも、お互いに偏見がないゆえに惹かれあう主人公とメインヒロイン」という関係を中心にして話を作っている内に、主人公たちがお互いと自分しか見えていない、いい意味でも悪い意味でも人間臭いキャラクターになってしまいました。
この物語をキャッチコピーで表すならば「愛に飢えたケモノ達への鎮魂歌(レクイエム)」です。
互いの愛を貪りあい、依存し、溺れていく様を描いたダークファンタジーです。
どうぞご覧あれ。

上記の回答(白きエルフに花束をの批評)

投稿者 t : 1 投稿日時:

小説は文章がすべてなわけですが、まず問題になるのが容量とスピードです。
詳しいソースはもう忘れてしまいましたが、
ある新人賞の審査員コメントにおそらくこんなものがありました。
「プロが書く内容の3割で応募作品を書くことは考えた方がいい」

ここからは私の勝手な解釈になります。
仮に10万字で書かれたアマの長編小説があるとします。
プロなら3万字程度で”そこまでの”内容を書きます。
つまりプロなら
3倍展開スピードが速く、内容も3倍充実している。
まずはこの差をどう埋めるかを考えるところから始めたいわけですが……。

>>彼らの作品は僕の作品よりもずっと面白いです。何故ならば、大抵の作者様は純粋に読者を楽しませるために書いているため、色んな意味で下心が無いのです。
なので同じアマチュアであるにも関わらず、しかも初心者の書いた作品にも面白さという側面では僕の作品は劣ります。
(↑)
大変失礼なことだとは思うのですが、感情的なことはどうでもいいのです……。
肩の力を抜いてフレキシブルに考えてみましょう。

>>僕の意見としては、キャラクター設定のレベルから考え直す必要があると思います。
私は「白きエルフに花束を」の問題点としてもっと別の場所を見ています。
面白いか面白くないかではなく
「白きエルフに花束を」は本屋さんで売っているプロ小説と比べると3倍遅いです。

では、どうして3倍も差が生まれてしまうのか?
それは面白いには理由があります。
つまらないにも理由があります。
下心がないことで面白い小説が書けるなら誰も苦労しません。
理由を探してきて、そのアイディアが骨まで到達して自分の体の一部になるまで、自分の頭で徹底的に考えるわけです。
自分の頭で考えて身につけたものだけが本当の実力です。

「白きエルフに花束を」白の章(壱)の冒頭5行目、

『剛柔流空手・足刀蹴り』
初見でこれを読んだ瞬間に私は(あ、これはダメかもな……)と思い。
その下6行目
「ぐふぶぇっっ」
でその予感が確信に変わりました。
この5、6行目は1行目の書き出しを強調するために使われている。

『剛柔流空手・足刀蹴り』
「ぐふぶぇっっ」
(↓)
1行目:「オラァ、レイヤァ‼汝いゃー真まっ昼間ふぃるまでー寝にんとーんぐわーしーがぁ?(オラァ、レイヤァ‼てめえ真っ昼間までねているつもりかぁ?)そーそー起うきれェ‼(さっさと起きろォ‼)」

それでは1行目がどこにかかってくるかといえば、
4行目の「朝一番だというのに、父親に重い一撃を腹に叩き込まれた。」
それでは4行目が何を言いたかったのかを見ていくと、
7行目:嗚呼、また止めどない暴力と、不条理に満ち満ちた一日が始まってしまった。

つまり4と7行目を繋げると、
朝一番だというのに、父親に重い一撃を腹に叩き込まれた。嗚呼、また止めどない暴力と、不条理に満ち満ちた一日が始まってしまった。

ここを広げるために、
『剛柔流空手・足刀蹴り』
「ぐふぶぇっっ」
「オラァ、――
があったと、私は理解した。
そしてこの流れから分かることは、作者がこのような文章をメインに書きたいと思っていること、それと作品全体がこれらで統一されているため。この作者と付き合ってもいいか。物語に入り込んでもいいか。途中で裏切られないかを判断するしかなかった。

冒頭でいきなり物語が始まるのは悪いことではない……、だがこれでは読者はついていけない。まず父という単語がよくない。
もしこれが父でなくヒロインだったら正解に近い。
物語に口出しする気はないです。
ただ、ヒロインはできるだけ早く登場させるのがいいとされています。

ミステリーの手垢のついた手法のひとつに、書き出しで死体を転がすというのがある。
一番最初に死体を見せて読者に「お!」と思わせる作戦。
「白きエルフに花束を」では一番最初に父がでてきた。
いきなり父親に重い一撃を腹に叩き込まれる主人公を読んで、10代の読者が「お!」と思ってくれるか考えてみてください。
勉強や家族のことが嫌いで現実逃避したくて小説を読んでいるのに、父という単語がでてきた、しかもなんか一方的に殴られてる主人公さん。
読者は続きを読みたいと思いますか……んー難しい。
もし登場するのが父ではなくヒロインだったとしたら?
読者心理は違った結果になったかもしれない、という合理的に行こうよの話です。

白の章(壱)《1》をまとめるなら。
地鎮祭を広げるための文章ですよね。
となると、22行目「そういや最近は地鎮祭をやっていないな」から読み始めても内容が分かります。内容が分かる、ということは……(1~21行)はなくてもいいということになってしまう。

まずは話の軸から考えてみましょう。
白の章(壱)《1》の軸は、地鎮祭。

「地鎮祭って何だっけ?確かこの辺りのお祭りだったような」
「近所の爺さんによるとそういう事らしい。――
「神社前の階段を上って、お参りして、そして降りる、ってのを三社の神社で同時に百回繰り返す……。今のご時世、とてもじゃないが誰もやらんよな」

地鎮祭が中心で話が進んでいくのに、
1~21行目まで読んでも地鎮祭の単語がひとつもないことが問題で、軸(地鎮祭)が入ってないから、1~21行目は削ってもいいと思われてしまう。
削りたくない場合は地鎮祭という単語を入れることで、
(1~21行)と(22行目以降)を繋げる。
ただし、地鎮祭という単語を1~21行目のどこかで1ついれた程度では全然足りない。
軸、それも最序盤の軸はくどいくらい入れて読者に伝わるくらいの感覚がいいので、4~5つ欲しい。増やし過ぎてくどいと言われたら、後は文章力かなぁ……。

白の章(壱) 《2》
読んだ感想としては行間は詰まっていて。小説を読んできている作者さんだなと思いました。

>>僕は鉛筆を取り合って追いかけっこを始めた幼稚な同級生に、冷たい視線を投げかけていた。
→この文章が始まる前にはヒロインを登場させたいと思った。理由はヒロインはできるだけ早く登場させるのがいいから。

>>全く、溜め息しか出ないではないか。何よりも奴らときたら、己らが何の悪気もなく授業妨害していることに気づいていない。何気なくただ、早く放課後になって欲しくて空を見上げる。
→悪くない文章なのですが、ヒロインか友人の名前だけでもいいので絡ませたい。理由は僕と井上先生しか台詞ありの人間がいないのは殺風景だから。
例えば、
全く、溜め息しか出ないではないか。何よりも奴らときたら、己らが何の悪気もなく授業妨害していることに気づいていない。(ヒロイン)も一緒になって遊んでいた。僕は何気なくただ、早く放課後になって欲しくて空を見上げる。

>>「いいえ、全く。奴らが喧やかましいので一向に進みません」
   僕は頭を掻き毟り、気だるげにぼやいた。
  「こうしてパーテーションで間仕切りしても、かなり五月蠅うるさいものねえ」
  「個人指導性の教室だからできることとは言えど困りましたよ……」
→ここは紛らわしい。
「こうしてパーテーションで間仕切りしても、かなり五月蠅うるさいものねえ」が、主人公か井上先生かどっちの台詞か分からない。

>>井上先生は、何か少しでも授業がマシになる方法を考えているようだ。
 「あっ、そうだ!」
 何か名案を思いついたらしい。
 「面白い問題があったんだった!ちょっと待っていて」
→このあと井上先生が地図を持ってくるが、この地図は≪2≫で重要なアイテム。
物語を進行させるうえで重要なアイテムであるほど無条件で渡すべきではない。
これでは井上先生が、主人公のためだけに用意された、便利キャラになってしまい急に物語全体が薄っぺらくなってしまう。
地図はコーヒーが零れて汚れていたとか。
持ってくる途中で奴らが破ってしまったとか。
主人公に不利なことが起きてバランスをとらないと、読者に見透かされてしまい結果として飽きられる原因を作ってしまう。

>>しばらく考えたが、なるほどこれは面白い。こういう趣向を凝らした問題は嫌いじゃない。興味が湧いたので一応やってみることにした。
→ここは面白い。でももっと具体的に書いてほしい。
しばらく考えたが、なるほどこれは面白い。できあがった図形はいびつな三角形で何かが違う。思い出した地鎮祭で見た(アレ)だ。こういう趣向を凝らした問題は嫌いじゃない。興味が湧いたので一応やってみることにした。

以上、まとめ
3倍展開スピードが速く、内容も3倍充実している。と書きました。
テンポよく、読者に軸を読ませるよう心がけてみてください。
この場面では何がきっかけで話が前に進むのか、を観察します。
≪1≫なら地鎮祭、≪2≫なら地図だと思います。≪1≫と≪2≫が繋がるように、
軸と軸が。
地鎮祭と地図が繋がるように≪1≫≪2≫≪3≫~と書いていくのがコツです。

自分で考えてもらいたく、また成長の機会を奪いたくないので私の返信はいつも、超遅いです100年後かもしれません……。何かのお役に立てば幸いです。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 白きエルフに花束を

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元記事:元男の俺が女剣士になってもイイですか?

こちらは去年の某賞にて1次落ちした作品です。いろいろメチャクチャな話なんですが、力試しと思い投稿いたしました。自分でもどこがいいのかどこが悪いのかよくわかってないので、忌憚なきご意見ご感想よろしくお願いします。
それなりにスタンダードな異世界ファンタジーものを目指して書いた感じです。いや、そう見せかけていろいろオカシイところが多々あるんですが……特殊な主人公像含め評価していただけると幸いです。

上記の回答(元男の俺が女剣士になってもイイですか?の批評)

投稿者 平野ハルアキ : 1 投稿日時:

プロローグまで拝読しました。

かなり厳しいコメントになるかと思われますが、ご容赦をお願いします。不快であれば、無視して頂いて構いません。

まず、あらすじに矛盾が存在します。
以下、一部抜粋。

『女に転生した剣男勝りな剣道家、藤ノ木タケミは男に告白され絶望の淵に。いっそ女になりたいと思ったタケミは学校帰りに暴漢に返り討ちに遭い死亡――そして異世界の『女の子』に転生する。』

抜粋終わり。

初めて見た時、「何故『女に転生した』にも関わらず、『男に告白され』たから『いっそ女になりたい』なんて思うのだろう? あなたもう女でしょ?」「その後更に『女の子』に転生……?」と、訳が分からなくなってしまいました。

本文でまず気になったのは、三人称視点と一人称視点が混在している点です。

『藤ノ木タケミは告白された』は、タケミを外部から見た視点ですが、少し後の『目の前の大山は、どうも本気で俺に告白してきたようだ。』は、タケミから見た視点です。

混乱するため、どちらかに統一した方が良いです。

更に、あくまでプロローグの範囲ではありますが、私はタケミに対して全く感情移入出来ません。

第一に、『いっそのこと、俺が女だったら――』と思う心理が全く分からない点です。一応『俺は女の子が好きなんだよぉおおおおおおおおおお!』と絶叫する場面こそ存在しますが、これはあくまで「異性に興味がある」と主張しているだけです。そこから『清涼感のある学園生活』→『自分が女の子になりたい』にまで発展するのは、論理が飛躍し過ぎていると感じました。

第二に、彼は剣道部主将と言う立場であるにも関わらず、剣道及び関係者に対して、礼儀や敬意を欠いていると言わざるを得ない態度を取っている点です。

『相手を倒すことだけを考えればいい。心を修羅にして、相対する敵はスリッドの入った面をかぶったヤツのため手加減はいらない』
剣道は「礼に始まり礼に終わる」と言われる程に、対戦相手に対する礼儀、礼節を重視します(時には勝敗以上に)。競技者の心理としては分からなくもありませんが、『倒すことだけを考えればいい』訳ではありません。また、安全対策のために、例えば「突き禁止」が設けられる事もあり得ます。相手の技量にもよりますが、『手加減はいらない』訳でもありません。
上記の思想を持つタケミは、剣道部の主将には相応しくありません。

『(剣道には、将来がないしなぁ……)』
はっきり言って、真面目に剣道に向き合っている読者であれば怒り出してもおかしくない文章です。
将来がない→やる意味がない→無駄、と言う風に受け取れますし、『心身を鍛える』『純粋に剣道が好きだから』と言った理由で行っている人達にとっては価値観を押し付けられている、と感じる事でしょう。
そもそも『実業団や指導者、道場主になったりなどの道はある』時点で、将来は十分にあります。

『強いやつに会いに行こうにも、この世界には剣の腕を上げるための“戦い”がない』
それこそ、『強豪の集う全国大会』を目指すべきですし、そのために剣の腕を上げるべきでしょう。全国の強豪選手達の事は、タケミの意識にはないのでしょうか?

第三に、『自分には力がある。剣がある』ために、『タケミはそれと戦わなければならない使命にある』と、思い込んでしまえる点です。

現代の剣道と言うものは、選手の安全を十分に考慮した上で、決められたルール内で技を競い合う「スポーツ」です(この点で、『剣道は武道であってスポーツで非ず』と言う認識は正確ではありません)。当然、ルール無用で襲い掛かって来る相手と戦う事など想定されていません。
タケミが戦った相手が、単なる暴漢なのか、それとも異世界の怪物のような存在なのかはプロローグの段階ではまだ分かりません。が、いずれにせよ「ただの剣道少年」であるタケミが、使命うんぬんと言う理由で危険な相手に挑み掛かるのは不自然です。これでは「色々勘違いしている、痛い少年」でしかありません。
単純に正義感からの行動とした方が良いのでは、と思います。

『俺は……女になってしまったのか……』と言う展開は、読者の興味を引きますし、私も興味を引かれました。「異世界に放り出され、しかも女になった」と言う状況。彼改め彼女はこれからどうする? 女になった事に対する反応は? その心理は? ……様々な期待感が胸をよぎります。
ところが、次の行で『そしてその日から3年後……』。これは非常にもったいない事です。上記の期待感溢れるイベントを、丸々放り投げてしまっています。

正直、突っ込みどころはまだありますが、取り敢えずここまでとします。
重ね重ね、不躾なコメントをお許し下さい。

以上です。失礼しました。

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