こんにちは、のんです。気になった点を順に上げていこうと思います。
▼眠りから覚める都きは時間がかかる
最初の方で主人公が言っていたのですが、これだとなかなか意識が覚醒しないという意味にとれます。続く文章からして、「寝起きの動きは鈍い」がより正しいでしょう。
▼死の数時間前の行動を繰り返そうとする
これも間違いですね。【繰り返そうとする】ではなく「繰り返す」です。重箱の隅をつつくようですが、気になってしまいました。
▼かけすが目を開けられないこと
こちらは文章ではなく設定の問題なのですが、開けられない理由が説明されていなかったため疑問を覚えました。
火傷でもしたのでしょうか? 無傷であるならば表情を変えたり口を開くことだって出来るはずです。
作中に軽い説明を入れて欲しいですね。もしくは「何故?」と本人にも疑問を持って欲しかったです。
体のないかけすに事実を確かめる方法はありませんし、主人公も気にしなさそうですから。
▼主人公が再び死体を調べるシーン
三人称といえど目の見えないかけす視点です。主人公の行動に対する描写は、もう少し不明瞭な方が良いでしょう。
▼しずくがかけすを好きな気持ちを理解しようとした結果、しずくを真似る
何故? と思いました。言動をなぞることで思考もトレースしようという事なのでしょうか。この時点で既に、主人公が成り代わろうとしていると感じられました。
▼ゆいに成り代わった
誤字報告です。
▼だからゆいは、しずくになることに決めた。
これまた何故? と思いました。かけす視点ではありますが、作中では【自分の中のしずくが不出来なものにならないため】と説明されています。
主人公にとって、自分に好意を向けてくる「しずく」は不出来だったのでしょうか。
▼かけすの行動
かけすもゾンビで、ゾンビは死ぬ数時間前の行動を繰り返すのですよね。ですが、かけすは繰り返しているようには見えませんでした。
▼ラスト
【(一言目に話す内容は、もう決まっていた)】とかけす視点であったので、ラストに来るかと思っていました。次を臭わすよりも、しっかりと完結させた方が無難でしょう。
以上、気になった点でした。細かくて申し訳ありません。全体としましては、何がしたいのか分かりませんでした。日常を覗き見たような気分です。