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タイトル:クルーエル・ワールド・オンライン〜変わり種砲撃手は失敗しない〜の批評 投稿者: うっぴー

No-Titleさん、はじめまして。『ノベル道場』の開発、運営をしています、うっぴーと申します。
「1話 悠莉とあきひと。」まで読みました。
たのもー!(ボコボコにしてください)、ということなので、厳しめにいきますがご容赦ください。

プロローグですが、良い出だしだと思います。
世界観と主人公の説明が過不足なくできている上に、興味を惹かれる内容です。
ノーゲーム・ノーライフとソードアートオンラインが合体したような感じの物語なのだなと思いました。

第一話もおもしろい内容だと思います。
差出人不明の小包が玄関に届いているという、ありそうであり得ない展開は、導入部としてよかったと思います。
あらすじを読んだときは、ソードアートオンラインにそっくりな話かと思いましたが、ここで差別化はできているように思えます。
あらすじを改稿し、以下のようにしてみてはいかがかと思います。

これは、止まってしまった世界の物語。

主人公、半井悠莉(なかいゆうり)に届いた差出人不明の謎のゲーム機「クルーエル・ワールド・オンライン」は、世界初のVRMMO(現実とほぼ変わらぬ感覚でプレイできるゲーム)だった。

もしこれが事実なのだとしたら、これは確実に、世界的な発明として世に送り出されているはず。
不審に思いながらも、ヘルメットらしき機械を被り、スイッチを着けると、そこは魔物と銃が蔓延る荒廃した世界……本物ののVRMMOだった。

困惑しながらも、彼は持ち前にゲームの才能を生かし、唯一無二の奇形砲撃手を目指す(PS&発想力無双)物語。

悠莉「つべこべ言わずに読んでから殴れ、俺達はいつでもここで待っててやるからさ」

以上です。
第一話で、気になった点は、

>──これが無害であるという、根拠に著しく欠けた確信を──

この部分です。
不審な点だらけなのに、なぜ本物のVRMMOだと確信し、無害であると思ったのか不明です。

> 更に言えば、どれだけの金をかければ、このレベルでの手厚いサービスを続けられるのだろうか。

主人公は、高校生でありながら、このサービスが明らかに経営的に成り立たないことがわかるほどの知識を持っています。
また、冒頭において、

>……もしそれが、現実に存在したら、どうする?

> 俺は多分、こう答えるだろう。

> ──有り得ない──と。

VRMMOの非現実性について独白しています。
ですので、なんらかの詐欺商法であることを疑う、隠されたリスクに思い当たる可能性があります。

にも関わらずゲームをスタートしたいと思うのは、強引な展開であると感じます。
ここはカンを信じたなどとせず、リスクを感じながらもゲームをプレイする納得できる理由を用意すべきです。

一案として、主人公は、いずれVRMMOが現実化するであろうことを期待しており、どうしてもVRMMOがやってみたかったので、不審に思いながらも、好奇心が抑えられなかった。

「怪しいけれど、架空請求が来ても契約に親の同意が必要な未成年者であることを利用して逃げられるぜ!」
など、自分の頭の良さを過信していた。

友達の秋人に一緒にやろうと、強く言われて断り切れなかった。

などが考えられます。

以上です。
すいません。少々、厳しめになってしまったかも知れませんが、本当に応援していますので、これからも更新頑張ってください!

なろうのブックマークに登録させていただきました。
また、後で続きを読んでみたいと思います。

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