こんにちは。先日は批評をありがとうございました。
読ませていただいた感想としては、短くともよくまとまっていると思います。しかし、少々インパクトと奥行きに欠けるかなとも感じました。
「配信者の男に憑いていた女が、最終的に視聴者に憑いてしまう」という設定はいいと思います。幽霊の女が向こうから見えないはずの主人公を認知して憑りつくというのも、超常現象的でホラーチックですね。
ですが、作中全体が主人公の固い説明口調で物語が進んでいるため、面白味が薄いです。一人称の小説で、過去を回想するストーリーですから、自分が体験した怖い話を語るように多少砕けた口語調で書いてもいいかもしれません。
書き出しも、もう少し工夫がほしいかなと思いました。読者を引きつける要素は、最初に持ってきた方がいいです。書き出しは名前と幽霊が見えることを提示していますが、名前はその後出てきませんから「幽霊とゲームをする配信者を見つけたこと」から始めてもいいかと思います。
短編小説はキャラクターの掛け合いや、意外性のあるオチが求められます。王道の中にもひねりがあるといいかなと思いました。
偉そうに色々と書いてしまい、すみません。何かの助けになれたら幸いです。創作活動、頑張って下さい!