さそりさん、こんにちは。拙作を読んでくださり、コメントもありがとうございます。
キャラクターを褒めてくださり嬉しいです。ジャコウはともかくナルミはあまり描いたことのないタイプでしたが、わりと好意的な評価が多かったのは大きな収穫でした。ご指摘いただいたとおり、ジャコウの「異形感」が押し出せなかったのは、悔いが残るところです。
今作は、「まとまっている」けどそれ故「とびぬけた魅力に欠ける」作品だと自己評価しています。後半の盛り上がりに欠けるというご指摘も頷けます。
最後になにかもう一手欲しかったけど、いまいちそれがなんなのか掴みかねています。まだまだ精進が必要ですね。
「ナルミの心境の変化がわかりづらい」というのは、確かに。心境が変わるきっかけも不透明でした。
ただ、「ジャコウがナルミに「どうなってほしいか」という要求が見えれば」というところは、正直書いていて意識していなくて、彼女は本当にただただ自己満足で恩返しに来ただけのつもりでした。だから、することしたらさっさと帰っちゃう。「相手にそんなつもりじゃなかったんだろうけど、あの時のアレで救われました」というのは、今作の隠しテーマだったりします。
私はさそりさんみたいに、長い話を書き続けられることを尊敬しますよ。一読者として楽しみにしています。
お互い創作頑張りましょうね。