「灼眼」「爆裂魔法」と人気の商業ラノベで見かけた単語が目立ちすぎているように思います。特に「灼眼」は検索してもほぼ一つの既存作品以外は「灼」の字の辞書的説明ぐらいしか出てきません。単語を見る度に別の人気作を思い出させてしまうのは動画や番組が頻繁にコマーシャルで中断されるような感じでせっかく新しい作品を見に来たのにもったいなく感じます。「炎の瞳」「燃え上がる眼」「炎眼」や「爆破魔術」などと表現をずらすことは難しいでしょうか?
あらすじの文章が軽めだとしても(最強)は入れない方がいいと思いました。助さん格さん的な従者が作品内で最強クラスなのは構わないのですが、敵役ならともかく身内を最初から最強と明言してしまうともっと強いキャラを出せなくなって作品世界が狭くなるか、別の最強が現れて主人公たちが井の中の蛙みたいになってしまいそうです。何の能力に長けているか想像できない段階で「最強」と一言で表現してしまうのも強さの印象を薄れさせて陳腐に感じさせてしまうかもしれません。
最初は「ケモみみの従者」とだけ言って「14歳の女の子だし年相応に可愛いものが好きなのかな」と読者を一瞬だけミスリードさせてからどういった分野で屈指の実力を持っているか説明するという形はどうでしょうか?