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明日田錬武さんの返信一覧。得点の高い順1ページ目

元記事:サタンさんへの返信1

サタンさんご意見ありがとうございます。説明不足な部分ばかりで本当に申し訳ありません。
>>頭からきっちり書こうと
その通りですね。どうも自分は要約で削っていい部分とよくない部分の見分けがついていないようです。その為「きっちり」書かないといけなくなっています。そこでなのですが、要点を書き出す方法を教えていただけませんか?
>>面白さが足りない
説明不足だった設定の中に物語の根幹に関わるものがありました。もしかしたらその「面白さ」になるものがあるかも知れないのでこの後に追加の返信で説明します。
>>展開に気になったところが
この部分はですが、確かに素直に解放してしまっては極秘の意味がないと思われるかもしれませんが、オルフェンズやその他の依頼を降りた傭兵団としてもこの会議に参加してしまった時点で、それは他所に話したくない事実になります。そう考えれば別に放っておいてもエミールらヤルタ内のクーデター派に不利益が起きる可能性は低いためあえて動くことはないと考えます。
ただ、その後の襲撃はエミールが誘発させています。エミールとしては、この依頼の後の来るべきクーデターにおいてオルフェンズの戦力を巻き込んでおくことが出来れば事を有利に進められます。故にオルフェンズの団長であるアルザールを会議に召集したのですが、予想に反してアルザールは依頼から降りてしまいました。そのため急遽、例の新兵器をオルフェンズの帰還中のチームの元に誘導し、なしくずし的に依頼へ参加せざるを得ない状態に追い込みました。中略後の街における決戦で兵器を街に誘導したのもエミールです。あえて街で戦闘させることで被害とヤルタ連邦への不信感をださせることに成功し、一章終了後にその街があった国はヤルタ側からアヴァランチ側についています。

上記の返信(サタンさんへの返信2)

スレ主 明日田錬武 : 1 投稿日時:

足りていなかった設定の解説をします。

 VS
Versatile Valiant Self-defense System(強靭な多目的自己防衛システム)の略。発音は「ブイエス」
三百年前の動乱以前には使われていた五メートル程の人型機械。インナーフレームに装甲や兵装を組み付けることで様々な用途に使える。
簡単に言ってしまえば小さいガンダムみたいなものです。歩兵の上位兵種にあたりますが、数や兵装次第では立場が逆転します。

 魔法
量子弦共振波を使った現象、あるいはその現象を起こそうとすること。
生物の細胞内小器官に電気的な刺激を与えることで共振波が発生、脳細胞がそれらをコントロールすることで様々な現象を発生させる。
魔法をそのまま取り入れるのは違和感があるので少し理論付けてみました。しかし、この量子弦というものは現実世界でも研究されているものですが、作中のものとは全く違いますが、読者層のことや自分自身がよく理解できていないことからあえて間違ったこの理屈にしています。

 エクスソルジャー
マルスウイルスの完成形を利用して変化した人類のこと。身体能力は常人を遥かに超え、ほとんどの環境・物質に適応する、驚異的な再生能力を持つ、理論上寿命が存在しないなどもはや別の生物といっても過言ではない。
メタな言い方をすると主人公を活躍させるための設定です。単騎でVS部隊を相手に勝てる戦闘力を持っていてうまく運用すれば戦略級の価値を発揮します。

どれも章や編、部が変わっても一貫して物語に関わり続ける重要な設定です。

スレッド: ファンタジア・レコード 第一章(仮) ver1.0

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元記事:サタンさんへの返信2の返信

設定もよく考えられていて、やはり面白そうだとは感じます。
けれど、私が意見したのは設定ではなく、演出です。
設定のあるなしではなくて、その設定を物語の要所でちゃんと押し出せているかどうか、という話ですね。
ちゃんとこういう設定がある、という事ではなくて、でもそれ少なくとも今回のあらすじの中で活躍できてない設定だよねって事で、「重要な設定」とあるけど今回それは書かずに本編のあらすじを書けた以上は、申し訳ないけど「作者は重要だと思ってるけど物語には重要ではなかった」と裏付けてしまっている。
重要な設定として本編に盛り込むことが出来ていない、その重要さを伝える演出が無いため、その作品の世界観において重要だとしてもこの物語には重要ではない、もし今回のあらすじにこの設定が書かれていたとしても、設定があるだけで面白味にはなっていません。

これは要点の話にも繋がってきますが、例えばガンダムにおいて(私はファーストは未視聴なので似た内容のSEEDで説明しますが)、「戦争をする巨大ロボがいる」という設定だけではこれは面白味になっていません。けれどガンダムで戦争が始まる切っ掛けは「開発中の試作機が奪われそうになる、それを阻止し主人公が試作機に乗って敵を撃退する」という感じで物語が開始し、その後も支援不足で「主人公の試作機ガンダムが味方の中の重要な戦力で活躍し窮地を脱していく」という展開です。
つまり、物語が始まる切っ掛け、物語が動く切っ掛け、物語が終着する切っ掛け、そういう話の要点のすべてに「ガンダム」が関係している展開になっています。
だから、物語にとってガンダムが面白味として演出されているわけです。

対して御作はというと、そういう大事な設定があるのならそれは「主人公が傭兵団に入る切っ掛け」「黒い巨人を知る切っ掛け」「極秘会議に出席する切っ掛け」などなどに関係していないと、作品の魅力として押し出せてるとは言い難いです。
VSという設定に関しては「黒い巨人」がそこに関係してくると思われるのですが、逆に今回の返信によって、「VS」「魔法」「エクスソルジャー」と要素が多くて押し出したい要素を絞り込めてないような気がしました。

ようは、面白そうではあるけど面白さを表現しきれていない、という感じだと思います。

ついでに、極秘会議の極秘の意味がないという指摘に対して返されていますが、これも演出の話で、設定でSF魔法があるのなら隠匿会議で重要箇所は記録も記憶も黒塗りされる、とでもしたほうがわかりやすいし押し出したい設定を押せると思う。ちょっと小難しく考えすぎなんじゃないかと思った。しっかり考えられているけども言い訳に聞こえてしまうので、簡単に考えたほうが良いと思う。

要点の書き出し方は、そのまま要点をまとめるだけなのだけど、物語の要点という考え方でいうと端的には「話が動くポイント」を書き出すこと、です。
だから今回のあらすじで最重要な「話が動くポイント」は「傭兵団が黒い巨人の無力化に動き出す」というところで、それにまつわる前後を書き出せば良い。
では、なぜ「黒い巨人の無力化に動き出す」が最重要なポイントなのかというと、この話は要約すれば「傭兵団が黒い巨人を無力化する話」だからです。

これは補足というか蛇足だけど、そんなわけでオチがわからないと「どういう話」なのかわからないので、すると最重要なポイントがわからず物語の大事なところが読めないので、第三者に物語に意見を求める際には「最後まで書いてないとわからない」わけですね。

でも、作者的には何もない状態、当たり前だけど「最後まで考えてない状態」から物語を考え始めますから、ぶっちゃけ「話が動くポイント」がわからないのは当然だと思います。
書き慣れてくれば感覚でわかると思うけれど、そうでないのなら、ある程度既存作を真似るというのが一番形になりやすいです。
参考にしたい既存作から話の要点を抜き出して、その「流れ」を真似る・勉強するわけですね。
すると次第に、こういう「流れ」には一種の法則性があることに気がついて、それは作家によって表現が違いますが、いくつかの書籍でそうした物語のパターンが解説されていたりします。
私個人が最も汎用的だと思うのが三幕構成で、
1幕「主人公の状況・物語開始時の環境」
TP1「物語が始まる切っ掛け」
2幕前「主人公をとりまく周囲の状況や設定など、物語を広げる複数の要素」
MP「物語の終着点を提示する。正体不明のボスを出すなど」
2幕後「広げた物語を集約する要素」
TP2「集約したまとめ、結末へ移行する答え」
3幕「結末。主人公や環境がどう変化したのかなど」
こんな感じの要点の流れを、自分が考える物語に当てはめて穴埋めしていきます。
最初にすべての物語の要点の書き出し。1部から5部まで話があるならそのすべてを総括した全体の物語。
次にその中の一つ1部だけを同じように要点の書き出し。
更にサイドストーリーやサブプロットがあるならそちらも書き出し。小ネタがあって手こずってるならそれも書き出し。
で。
この時点で作品の「面白味」などシーンによって押し出したい別の要素(キャラや設定など)を考えて、それが押し出せてる「要点」になってるかを考え、書き直し。
納得できたら要点をつないで物語にする。その時点で押し出したい要素が薄まるようなら再度考える。

と、こんな感じです。

上記の返信(サタンさんへの返信2の返信の返信)

スレ主 明日田錬武 : 1 投稿日時:

分かりました、次のあらすじを書くときはもう少し重要設定について触れようと思います。流れを真似る、確かに設定としてだけでなく文章としても手本にしている作品があるので、もう一度読み返して構成を確認してみようと思います。
他に意見のある方が現れるか様子を見た後にver1.1を書き始めたいと思います。ご意見ありがとうございました。

スレッド: ファンタジア・レコード 第一章(仮) ver1.0

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元記事:ファンタジア・レコード 第一章(仮) ver1.1の返信

大枠は良いと思う。
完成度高くないと書かれているけど、あくまで大枠はほぼ完成でイメージは固まった感がします。
たぶんスレ主さんが完成度に不満を持っているのは、たとえば内通者の存在がフワッとしてて決めかねていたり、戦闘自体がほぼ全て結果のみでダイジェストにもなってないあたりじゃないかなと思う。
こういうのは、そこはそれで別途考えりゃいいので、大枠としては完成形だと思います。

また、それと同じようなことで、
>しかしオルフェンズの執念はこの状況を押し返し、Xを徐々に追い詰めていく。
このあたり。
その「執念」を別途組み立てないと「仲間がやられたんだから当然でしょ」感が出てしまうし、最初に無意味な犠牲(帰還中の部隊が襲われたとこ)が出てるのは団長が極秘依頼に参加しなかったために起こったように見えてしまい、団長の無能感が出ちゃってる気がする。
例えば、団長は過去に仲間を侮辱されたことで問題を起こした事があるみたいな仲間思いのエピソードを作ったり、極秘任務は中立などなどいろいろあるけどそれ以上に新兵を入れたばっかで危ない橋は渡りたくなくて、だから比較的安全な別任務を新兵の最終試験として課したけどその帰還時に襲われて半数が死傷する結果になった、とか。
その新兵に主人公が団長の過去エピソードを語ってみせて、団長の株を上げると同時に新兵への感情移入を助け、死亡フラグにしてしまうってのもアリだろうんと思う。
つまんないミスで怒られた新兵を励ますために主人公が飲みに誘うとかってワンエピソードだけで成立しそうだし。

あとはやっぱ内通者がフワッとしてるのが気になるけど、まあでも、Xを撃破することを主軸にしてりゃ内通者のことは物語に重要ではない位置に置けるだろうし、意外と内通者のほうは掘り下げないほうがいいんかな。
処刑じゃなく投獄からの脱走で次回作以降でも関係してくるキャラとかなら掘り下げたいとこだけど、物語はあくまでXを撃破することで犯人ないし黒幕探しではないから、掘り下げるとしてもサブプロットで別に作る感じだろうし、そこは作者判断か。

まあ、あくまで完成度が上がったと思ったのは大枠で、こっから細部を作り込んでくことになると思います。
ほんで、お節介かもしれんけど、その細部を作り込んでくうちにゴチャゴチャになってわけわかんなくなる事が多いかと思うので、
細部は、基本的にこの大枠プロットを広げて埋めてく作業なので、この大枠プロットの中から書きたい部分を中心に抜き出して、そのエピソードを作って最後にまとめる、って行程をするとたぶんわかりやすいと思う。
今回私は
>しかしオルフェンズの執念はこの状況を押し返し、Xを徐々に追い詰めていく。
ここを抜き取って簡易的なエピソードを例として作ってみせたけど、それと同じことを「作者が書きたいところ」から優先順位をつけてエピソードを作る感じ。
私の例では「新兵がミスして凹んでるのを見て主人公が飲みに誘い団長の過去話をしてやる。それを切っ掛けに新兵は団のためやる気を出して最終試験の任務へと出発。しかし新兵は帰還途中の襲撃で帰ってきたのは右腕だけだった」とか、こんな感じで「Xに対する執念」を表現した。
ある程度作ったら全エピソードを通して読んでみて、エピソード間の流れを大枠を参考に整えて、そしたらあとはもう「これ文章に起こすだけ」のプロットになってると思う。

上記の返信(ファンタジア・レコード 第一章(仮) ver1.1の返信の返信)

スレ主 明日田錬武 : 1 投稿日時:

 サタンさん前回に引き続き御意見ありがとうございます。
>「執念」を組み立てないと
 そうですね、結論から言ってしまうと
「仲間がやられたんだから当然でしょ」
は、まんまその通りなんです。一応、団員達がそういった考えをしている背景もちゃんとあるのですが、それをエピソードとして昇華し、なおかつあらすじに盛り込むというのが難しく、今回は省いてしまっていました。
 同様にアルザールの采配に難があるように見えてしまうのも、ご指摘の通りエピソード不足によるものです。幸い参考となるエピソードを教えていただいたので次回に反映させたいと思います。
 あと補足しますと、帰還中のチームが襲われたのはアルザールの采配ミスではなくエミールの暗躍によるものです。襲撃後、アルザールが報復に賛同しなかったのもエミールの手の上で操られることへの反発でした。
>内通者がふわっとしてる
 この内通者は一応のちのストーリーに関わってくる人物ではありますが、今回はひとまず省くことにしました。
 キャラとしてはオルフェンズでエクスソルジャーに関する最高責任者、みたいな人です。元々はヤルタ連邦の研究者でしたが、もっと制約のない研究をしたいという理由から連邦を離れオルフェンズに合流した経緯があります。そこで連邦時代からの研究を昇華させエクスソルジャーを生み出すことに成功しました。
 エミールがオルフェンズに接触した同時期、連邦からスパイをするようにコンタクトをとられ、これに応じます。このキャラ自身は別に連邦に未練があるとかではないですが、自分の生み出したエクスソルジャーがどれ程にまで成長したのか確かめるためあえて障害役となるために、話に応じました。
 その後、この人同様にあらすじから省かれた敵性エクスソルジャー(ヤルタ連邦のエクスソルジャー)を生み出したり、遠征先の情報を漏らしたりと暗躍するも、最後はあらすじの通り団員達の前で処刑されます。
 この際に処刑人となったのは主人公のブレンで、この出来事が後々に影響を及ぼすようにしたいと考えています。
>幻想側の設定なのに科学的に
 この作品の作品の一つのテーマが「幻想と科学の融合」であり、この作品における科学と幻想というものは「大元」は同じものです。
 なので量子的、というのも魔法という「大元」現象を「科学視点」で解釈したにすぎません。
 また、ここでいう「幻想的」とは科学で説明するに無理な物や事のことなので厳密には現実で使われる意味合いとは若干剥離があります。

 後半はまた設定の羅列になってしまいました。が、次回はこの辺をふまえたものにしたいと思います。ありがとうございました。

スレッド: ファンタジア・レコード 第一章(仮) ver1.1

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元記事:ファンタジア・レコード 第一章(仮) ver1.1の返信

話の全体の流れは、山場がしっかりとあり主人公の活躍の場は用意されているので、上手くまとまっていると思いましたよ。

ただ、主人公の変化の印象は弱い気がしました。
話が始まったときと、終わったときで、主人公の何が変わっているんでしょうか?
現状でも問題ないと思いますが、その変化がもっと明確な方が、さらに面白くなるのでは?と思いました。

例えばですが、成長的な演出だと、
オルフェンズには「エクスソルジャー」と呼ばれる強力な兵士がいるが、その中でもブレンは「落ちこぼれな」兵士だった。
~中略~
 圧倒的不利な状況に置かれたにも関わらず討伐隊は善戦を続け、ブレンとXの一騎討ちを経て遂にXを撃破する。
 この功績を認められて、ブレンは落ちこぼれから脱却できて一人前として認められた。

というように、主人公に「落ちこぼれ」→「一人前」という劇的な変化がありませんか。そういう変化が、読んでいて面白味として感じることが多いと思いました。
あくまで例なので、採用してねって言っているわけではないのですよ。
ほら、最近流行の要素で、追放系があるじゃないですか。あれは最初主人公が追放されているので、マイナススタートなんですよ。「落ちこぼれ」もマイナススタートなので、最初主人公を下げておいた方が、主人公が活躍したときにストーリーラインがマイナスからプラスに上がるので、起伏が大きくなりやすく、結果読み手が面白く感じる可能性が高くなるのでは?って思ったんです。

他の例ですと(サスペンス的な感じ?)、
オルフェンズの最近の作戦は、失敗が多かった。団長のアルザールの能力を疑う声が出てくる。主人公は彼を信頼して今の状況を心配する一方で、失敗が続く状況を怪しんでいた。
~中略~
 圧倒的不利な状況に置かれたにも関わらず討伐隊は善戦を続け、ブレンとXの一騎討ちを経て遂にXを撃破する。
 Xを回収したブレン達討伐隊の帰還後、本部では特定された内通者の処刑が団員達の前で行われた。
 最近の作戦の失敗は、傭兵団の乗っ取りを企んでいた内通者のせいだったことが主人公の活躍により判明。そのおかげで、団長のアルザールへの不信感はきれいに払しょくされた。

上記みたいな展開にすると、「傭兵団オルフェンズ」の内部の問題を主人公のおかげで解決する話にもできませんか(あくまで例ですよ!)。

話の最初と最後で主人公側で分かりやすい状況の変化があると、読んだ際の面白さがさらに増えると個人的に思いました。まぁ、好みの問題かもしれないので、合わなければ流してくださいね。

次に気になったのは、「ある日、オルフェンズはその実力を見込んだとある人物から極秘の依頼を打診される。」中略「その後、副団長始め幹部らの説得によりアルザールが覚悟を決めたことでオルフェンズは再び団結、打倒Xに向けて動き出す。」あたりの展開でしょうか。
たぶん作者様的には、主人公側サイドの思惑、「ヤルタ連邦」側の思惑を把握しているから、話が理解できていると思うのですが、やや内情が複雑なので、どうしてこういう展開になるのか初見者には話について行きづらい恐れがあるのでは?と思いました。
特に話の始まりなので、複雑な背景が分からなくても理解できるような展開のほうがいいのでは?って思いました。

例えばですが、「中立傭兵連合に属する組織は両勢力に組入ってはいけないというルール」が変えられないなら、傭兵が「弱味を握られている」または「借りがあった」という理由でやむを得ず依頼を受けたでもいいのでは?って思いました。
または、エミールが「普通に戦争を終わらせたい、でも自分の兵を動かすと内部で勘づかれるから、傭兵団オルフェンズの力を貸して欲しい。どうか助けてほしい」くらいな依頼で、団長が引き受けたほうが問題ないのでは?って思いました。

現状では、話の目的がはっきりするまで遠回りの展開になった理由が分かりにくいんですよね。結局作戦に参加することになるので、読んでいる最中に団長アルザールの判断能力が間違っていたという印象を与える恐れがあると思いました。
例に出したサスペンス的に団長の立場が危うい冒頭なら、先に話の趣旨(目的)が出ているので、ハラドキさせたい意図だと分かりやすいですし、内通者のせいでXに襲われたとネタバラシがあるなら、団長の判断のせいではないので、問題ないとは思うのですが。

あと、ヒロインが見当たらないですね。今のライトノベルはヒロインがいなくても問題ないんでしょうか。
主人公のパートナーになるような人物が、この作品では見当たらないので、「関係性」という要素が弱いと思いました。

世界を統治する「ヤルタ連邦」と反政府勢力「アヴァランチ」、そして「中立傭兵連合」に属する組織、傭兵団「オルフェンズ」と、組織的な関係が分かりやすいので、このジャンルを普段読まない私でも理解しやすかったですし、文章も読みやすく書き慣れている印象を受けました。
内通者とか、陰謀的なハラドキな展開、面白そうだと思いましたよ。
内通者が「えっ、この人が!?」っていうキャラなら、なおさら面白そうですよね。
プロットも上手く書かれていた思いますよ。私自身、プロットを書くのが苦手なので、うらやましいです。私もプロットづくりを頑張りたいと思います。

色々と気になる点を書きましたが、あくまで個人の意見なので、合わなければ流してくださいね。
読み落としなどありましたら大変申し訳ないです。
執筆活動、応援しております。

上記の返信(ファンタジア・レコード 第一章(仮) ver1.1の返信の返信)

スレ主 明日田錬武 : 1 投稿日時:

 ふじたにかなめさん、ご意見ありがとうございます。
>主人公の変化の印象が弱い
 ここなんですが、実はあえて変化を出さないようにしている面があります。
 主人公のブレンは戦闘で家族を失い、命拾いした後も傭兵として戦いに身を置き、辟易しています。そのうち、戦争を続ける世界に絶望し何もかもに消極的になっているのが今のブレンです。
 そのうえ、他の方の返信に書かせていただいたのですが内通者、つい先日まで身内だった人間をブレンは処刑人として手にかけるわけです。そんな状態では下向きへの変化はあれど上向きの変化なんて起きようがありません。
 けれども、金輪際ブレンはずっと落ちていくだけというわけでもないです。
 今のあらすじ作成ペースではこちらに挙げるのが一体いつになるのか見当もつきませんが、二章の終わりから四章の終わりにかけて上向きの変化が起きる予定です。
 具体的にどういうことが起きるかと言いますと、戦争が終結に向かって動きます。しかもその変化の中心にブレン達オルフェンズが居ます。
 幼少期から戦争に、世界に翻弄され続け、全てを諦めていた少年が掴んだ初めての希望。その希望を実現するために無我夢中に戦い、ついに失ったものを取り返す。と、いった感じでしょうか。
 なので、いわばこの一章から二章の本編というのはこの躍進に向けた「タメ」のような状態をイメージしています。
>話に付いて行きづらい恐れ
 ご指摘の通りです。正直自分でも分かりづらさがあると思います。
 これはそれぞれの描写を明確にすることで直したいと考えます。例えばオルフェンズ内の繋がりの深さをもっと明確にすることで団長と団員の対立と和解を際立たせたり、エミールをもっと裏のある不可解な男に描写することで先々のアクシデントにエミールがまさか噛んでいるのか? と思わせるようにしたいと思います。
>ヒロインがいない
 この点も解決するのはまだ先になる予定です。
 一章から七章までを第一編としたその次の第二編から登場させるつもりです。
 単純にパートナーやカップリングとなるようなキャラは、このあらすじにはあえて書いていませんがライバルやエクスソルジャーの同僚、オルフェンズVS部隊の隊長など、一応いることはいます。

スレッド: ファンタジア・レコード 第一章(仮) ver1.1

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元記事:ファンタジア・レコード 第一章(仮) ver1.0の返信

あらすじやプロットは、とりあえず最後まで無いと評価のしようがない、のだけど、中略があるとはいえオチはしっかり書かれているので意見はできる、けどやっぱ全部書かれてないと正確なことは言えないので、適当な妄想で補完しての回答になります。

まず あらすじ 自体についてですが、頭からきっちり書こうとしてる感じです。
執筆前のあらすじやプロットは、最初に全体を作ることを意識したほうが良いでしょう。
「戦争孤児の主人公が傭兵団に拾われる」「立派な兵士に成長し、あるとき黒い巨人の噂を耳にする」「特別な依頼が傭兵団に入るも、怪しいもので断る」「傭兵団に被害が出る。黒い巨人による被害で、特別な依頼がその正体を裏付けていた」「新兵器の無力化の依頼を改めて受けることにして、傭兵団は動き出す」
とか、中略までの内容を要約すればこんなとこで、文字数的にスレ主さんとは全然ちがうでしょ。
こんな感じで、とりあえず最後まで話の「要点」を書き出して、最初に全体を作る。
それを少し整形して、「点」でしかない要点を「線」で結んで一個の物語にする。
で、そのあとで、キャラ設定とか世界観設定などを盛り込んでディティールを整えはじめ、今回スレ主さんが書いたような「きっちり」した形にする。
最初から「きっちり」で書いたりすると大変なので、イラストを描く際に「ラフ」から始めるように、「アタリ」「ラフ」「清書」「ペン入れ」と段階を踏んでいく。
イラストで言えばアタリやラフの段階で絵の全体像は出来てるので、小説もこれと同じで、最初にラストまで作ることを意識されたほうが良いかなと思います。

というのも。
はっきり言って、スレ主さんが書かれたあらすじは、少々小難しそうな印象はあるものの非常に面白そうです。
対して、私が要約したプロットの序盤はどうですか。面白そうじゃないでしょ。
「面白くないもの」を「面白そうに仕立てる」というのはとても大事な技術やセンスで、それはスレ主さんの武器だと思います。
でも、ぶっちゃけ面白い話ってのは、この要約した時点で既に面白いんですよ。
だから、もしスレ主さんが「最初からきっちり書かないとインスピレーションが湧かない」ってタイプであっても、書いたあとに要約したものを書き出してみると良いです。
そこに面白さを足して、再度「きっちり」書き直してみる、イラストで言うと「ラフ」と「アタリ」を交互に何度もやり直して整形していく感じです。

では、その「面白さ」って何なのさ、自分の作品に何が足らんのよ、って感じると思うんですが、
端的にスレ主さんの作品の印象をいうと、「ロボが出てこないガンダム」という感じです。
「機動戦士ガンダム」の一番面白い要素が無くなって、でもストーリーはそのままに仕上げてます、という感じ。
要するに、この作品において足らないのは「ガンダム」ないしそれに相当する「面白いもの」ってことになると思います。
別に「巨大ロボを出せ」って話じゃなくて、それは「異能力」でも「神秘的なモノ」でもなんでもいい。
例えば「攻殻機動隊」はアンドロイドや全身義体とか人間離れしてSF的な要素が盛りだくさんだけど、その面白味は「電脳」で、ハッキングや情報の偽装なんかが「攻殻機動隊らしい面白味」になってます。
繰り返しになるけど、スレ主さんの作品にはアンドロイドや全身義体はあるけど「電脳」がない、という状態。ロボが出てこないガンダム、というのはそういう意味。
「この作品!」という面白味になる要素が無い状態。

物語の流れは、中略こそあるけど、楽しんで読める内容が作られていると思います。
全部がないと物語自体に何か指摘をすることは出来ないけど、少なくとも出来てる部分だけを小説として執筆されたとしたら、楽しんで読めるのではないかなと思います。

物語というか展開部分で一つだけ気になった部分があって、
それは「極秘依頼の会議」のとこ。
傭兵団が断って素直に開放されたら、それもう「極秘」じゃないよね。
だから、その直後の展開で「傭兵団の兵器が狙われ半数が死傷する惨事」ってのは「ヤルタ側の口封じ」だと思った。
けど「新兵器の被害」だったので、正直、物語の雰囲気に対してややポカなミスではないかなと感じた。
もうちょいコミカルな展開ないし対象年齢が低い作品なら通用する流れだけど、作品の雰囲気的に大人びてる感じを出そうとしてるし、ならそこはちゃんとしないとダメな部分じゃないかなって思った。
で、
スレ主さんのあらすじは長いけど大部分が設定の解説であって、こういう物語が動く展開はこの一箇所だけで、その一箇所でミスだと感じたので、その後の中略の部分でも似たようなことが頻発するんじゃないかなーと感じる。

差し当たっては、物語自体には問題はないと思う。中略の部分を書いてくれないと正確にはわからないが。でも面白そうだと感じたのは事実。
ただ、機動戦士ガンダムのガンダムが無い状態なので、核になる面白味を考えたほうが良いと思う。

上記の返信(サタンさんへの返信1)

スレ主 明日田錬武 : 0 投稿日時:

サタンさんご意見ありがとうございます。説明不足な部分ばかりで本当に申し訳ありません。
>>頭からきっちり書こうと
その通りですね。どうも自分は要約で削っていい部分とよくない部分の見分けがついていないようです。その為「きっちり」書かないといけなくなっています。そこでなのですが、要点を書き出す方法を教えていただけませんか?
>>面白さが足りない
説明不足だった設定の中に物語の根幹に関わるものがありました。もしかしたらその「面白さ」になるものがあるかも知れないのでこの後に追加の返信で説明します。
>>展開に気になったところが
この部分はですが、確かに素直に解放してしまっては極秘の意味がないと思われるかもしれませんが、オルフェンズやその他の依頼を降りた傭兵団としてもこの会議に参加してしまった時点で、それは他所に話したくない事実になります。そう考えれば別に放っておいてもエミールらヤルタ内のクーデター派に不利益が起きる可能性は低いためあえて動くことはないと考えます。
ただ、その後の襲撃はエミールが誘発させています。エミールとしては、この依頼の後の来るべきクーデターにおいてオルフェンズの戦力を巻き込んでおくことが出来れば事を有利に進められます。故にオルフェンズの団長であるアルザールを会議に召集したのですが、予想に反してアルザールは依頼から降りてしまいました。そのため急遽、例の新兵器をオルフェンズの帰還中のチームの元に誘導し、なしくずし的に依頼へ参加せざるを得ない状態に追い込みました。中略後の街における決戦で兵器を街に誘導したのもエミールです。あえて街で戦闘させることで被害とヤルタ連邦への不信感をださせることに成功し、一章終了後にその街があった国はヤルタ側からアヴァランチ側についています。

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元記事:月桂樹の悪魔

ストーリーに力を入れたいと思っているのですが、とても退屈なストーリーになっているのではないか?と思ってしまいます。やめといた方がいいことや、こうした方がいいなど、アドバイスがあると嬉しいです。
また、話が長くなりすぎてしまい、ひとまず区切ろうともい、7分割しました。今回はその一つ目にあたります。

上記の回答(月桂樹の悪魔の返信)

投稿者 読むせん : 2 投稿日時:

とある魔術の禁書目録を、一文字も読んだことが無い私が来たー!!

うん、面白い以前に良く分かんないです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①今から数年前、『N』という男が新たな粒子を発見しノーベル物理賞を受賞した。その粒子は、すべてのエネルギーの源であり、それを解析することで、世界には魔法と超能力を生み出され。それらは世界に広がっていった。

まるでギリシャの物語。パンドラの箱から解き放たれた、悍(おぞ)ましい災い達のように・・・。

=========================
で、この本編でメイン主人公格にしたいキャラはどれ?群像劇にしたって、ちょっと
エピソードを凝(こ)りすぎて意味わかんない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
時系列だと
②傭兵「ナオキ(以降ヨウヘイ)」が幼い少年奴隷「マコト(以降ペット)」を買って家族ごっこする。
③ペットが自分に懐いたため、ヨウヘイは傭兵稼業から足を洗い、ヨウヘイの故郷で暮らし始める
④ヨウヘイの故郷がテロリストの陰謀で崩壊する。
⑤ペットは飼い主であるヨウヘイの「故郷の敵討ち」をするために、ペット仲間5人組と戦闘訓練や情報収集を行うが、真相に近づき過ぎたために、殺されてしまう
⑥故郷はもちろん、家族同然だったペットまで失ったヨウヘイは復讐鬼と化す。
===========================-
⑦一方、テロリスト制圧に成功したSTCOの少年兵である「和樹」は、ご褒美的なものとして安全地帯にある日本政府公認高校へ入学させてもらえる事になる。

⑧日本政府公認高校で、「和樹」はかつての幼なじみ「リナ」と再会し、リナの友人繋がりでタクヤと、シュン。ミユとアヤカ達と仲良くなり6人組で平和な学生ライフを暮らす。

⑨ベチャベチャ安楽に満ちた安全で自堕落な日本政府公認高校ライフだったが、ここにも海外の侵略勢力である「テロル」の攻撃や、アンチ日本政府組織である「闇市」
の攻撃があったりする。まだ世界は危うい均衡の前にあるのだ。

⑩そんな折、学校行事であるトレッキング中に異常な規模の土砂崩れが発生。ミユとアヤカが巻き込まれそうになるが、とっさにタクヤが異常な身体能力をふるうことで二人を助ける。――——タクヤは超能力に目覚めてしまったのだ。

⑪この世界には「魔法」及び「超能力」を顕現(けんげん)させてしまう人間がけっこうな人数で現れる。
 今から約16年ほど前、『N』という科学者が見つけ学会で発表した特殊な粒子が発端(ほったん)だ。
 その粒子は、あまりに複雑すぎて、ほとんどの人間には意味も構造もわからないものだった。だが分かる事もある。
その粒子に影響を受けてしまうと、人間は何らかのとんでもない能力が使えるようになってしまう・・・という事だ。
けっこう入手の困難な粒子だったのだが、現代では「とある災害」を期に世界中に流出してい待っているので、こういった事例が少なからずあったりする。

・・・・・・・まとめつかれた。

スレッド: 月桂樹の悪魔

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

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元記事:マリーゴールド

小説プロット相談。
今私が書こうとしている物語のあらすじの最初の部分を書いてみたのですが、おかしな点がないか不安です。感想、指摘、質問お願いします。
できれば初見での感想もお聞かせ下さい。

上記の回答(マリーゴールドの返信)

投稿者 ハルト : 3 人気回答! 投稿日時:

人の小説を勝手に書き込まないでください。過去の書き込みも含め削除してください。

スレッド: マリーゴールド

カテゴリー: 一般文芸

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元記事:クロニクル・マキア

 二度目になります。六道一真と申します。
 この度はこちらにて、プロットの相談をご依頼させていただきました。
 今回の相談内容は2つ。
 記載したテロ組織『冥府の囚人』によるゼウス抹殺計画『無常の果実』について、遊戯王VRAINSのハノイの塔のような人類さえも脅かすようなものにしたいのですが、中々思いつかないので案を頂きたいというもの。
 最悪人類への害はなしでもいいですが、ゼウス抹殺の目的だけは完遂出来る計画がいいです。
 あとついでに、今のところルビは『モイラ(果実を与えた女神)の果実』という意味のギリシャ語ですが、他に案があれば意見を頂きたいです。
 二つ目は、(転)の展開について。
 一応上記のように纏めましたが、他に盛り上がる案があれば参考までに教えて頂きたいです。
 条件としては、(結)に繋がるよう「ゼウスを除く十二機皇が弱体化、もしくは破壊されている事」です。

 ゼウスの思想など分からない部分があるかもしれませんが、そういった疑問があれば答えていきます。
 また、それ以外にもアドバイスがあれば教えて頂きたいです。
 力足らずな自分ではありますが、どうかご助言をよろしくお願いいたします。

上記の回答(クロニクル・マキアの返信)

投稿者 t : 1 投稿日時:

こんばんは
前作よりもこちらの方が分かりやすくて好みでした。

前作と同じく右カーブを描いて内容が大掛かりなものになっていく点は、良かったです。しかし、小説と漫画アニメ映画ゲームの違いがごちゃ混ぜになっており。
面白いかどうか尋ねられると、これはプロットの形式なのでかろうじて読める。
すくなくとも今は(修正次第で今後いい意味でどうなるか分からない)
……といった感じでした。

質問に答えたいと思います。
テロ組織『冥府の囚人』によるゼウス抹殺計画『無常の果実』
→やり方はたくさんありますが難しいところです、文章を扱う小説に対する考え方にズレがあります。

二つ目は、(転)の展開について。一応上記のように纏めましたが、他に盛り上がる案があれば参考までに教えて頂きたいです。
→(転)世界を巻き込んだ闘争へ。と風呂敷を広げようとせずに、主人公が暮らしている統治区で話をまとめるようするのはどうでしょうか、という提案です。強制ではありません。
自分の小説なのだから好きに書けばいいのではというスタンスです。

あらためて全体について書いていきます。

(起)舞台は荒廃した未来世界
何も目的を持たなかったフォルテが、月詠瑠那と出会い、彼女と共に世界を変える為に動き出す。という内容について書かれており良かったです。

これが、(承)舞台は統治区へ になると、フォルテが何を考えているのか分からなくなります。
例えば、統治区への侵入を試みるフォルテ達はクレアの家を拠点に活動を開始する、月詠瑠那の危機を救ったのは玖堂恭真、彼は『冥府の囚人』リーダーでフォルテは彼と彼のメンバーの思想に賛同する、など。
フォルテに何が起きて、
彼が物語のなかで何について葛藤し、何がきっかけでどのように成長し、
どう変わっていくかまで書かなければ物語は始まりません。
ここで書いたのはあくまでもヒントです、何度も言いますが強制ではありません。
承でフォルテがどうなったのかを分かりやすくするためのヒントにしてください。

(転)世界を巻き込んだ闘争へ。
考えとしてはぶ厚いラノベを読んでいるみたいで面白いですが、ここは複雑です。

例えば、(承)では『冥府の囚人』サブリーダー・ラウラ=レーヴィット。とあれば、冥府の囚人とは何か、ラウラとはどんな人物かの2点が大体分かれば話は繋がります。

(転)で、『冥府の囚人』抹殺派のラウラが、十二機皇(オリュンポス)の人類へ反逆した、ポセイドン、ヘラ、アレス、アルテミスを倒そうした、とあれば。
抹殺派とは何か
十二機皇(オリュンポス)とは何か
人類へ反逆したに対する5W1H
ポセイドン、ヘラ、アレス、アルテミスはなぜ彼ら4個体だけだったのか、また各個体で役割にどのような違いがあるか。
といった感じで一気に情報が増えるのが混乱の原因になります。
物語はここから三竦みの状況になって、
さらに瑠那と同じ旧世界の人間であり、十二機皇開発の際にスポンサーだったコーディリア=ヴィクトリアスまで話に加わる。
このようなストーリー展開のさせ方は漫画アニメだから可能であって、小説のボトルネックについて考える必要があります。

(結)挑め、神に。そして…。
ラストですが。
そして、人類の本当の強さに気づいたゼウスは、彼等と共存する未来を選んだ。
ラストに相応しい盛り上がりを感じさせる主張があるのはとても良いのですが。ラストは積み重ねが大切で、ここは書いていて私も辛いところですが……。
1回だけ主張を持ってきてもないのと同じで伝わりません。

ーーーーーー
それ以外にもアドバイスがあれば教えて頂きたいです。

話の規模を小さくしましょう。
世界を変えようとするスケールの大きな話ではなく。
フォルテの住んでいる統治区の問題を解決すれば、結果的に世界が変わったなどとします。

もっと舞台をストーリーに反映させて読者に統治区があるなと思わせてから、どんどん『舞台を破壊』していきましょう。どの物語もしょっちゅう都市や国が崩壊していますよね。
今は舞台についてどこに何が(機械や街)があって、偉い権力者や法律や宗教があったり、例えば水は有料だとか舞台についてのリアリティが、どのようにストーリーに絡んでくるのかがほとんど書かれていません。

ゼウスの子分の子分が統治区にあるくらいで、話を大きくしない。
十二機皇は最初にポセイドンがやってきて、後からヘラ、アレス、アルテミスが統治区にいて、残りの個体の名前は出さないように、読者に余計な情報を与えないようにする。ポセイドン、ヘラ、アレス、アルテミスのどれかと主人公達は友達になったり。
4個体のなかの1つがコーディリア=ヴィクトリアスと繋がりがあって、コーディリア=ヴィクトリアスが4個体を吸収したくらいで主人公と最終決戦をしたり。
今ある面白さを凝縮してみてください。

「俺達の戦いはこれからだEND」、通称おれたたエンドでも大丈夫です。
物語の続編は後からいくらでも作れます。
話をまとめることができているか、それが分かりやすく面白いかなどの方が重要になってきます。
何かの参考になれば幸いです。

スレッド: クロニクル・マキア

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

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