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タイトル:質問追記「平時での劉備型キャラの描き方のコツは?」の返信 投稿者: ヘキサ

鉄オタに連れられてローカル線の旅に付き合わされたことのあるヘキサです。
どうにも絡ませるのにコツの要りそうな「鉄道」のほうからキャラ構築を攻めてみます。

・特技「絵画」、「写真記憶」など
どういう意図かというと、いわゆる「撮り鉄」キャラを再現するためです。
しかも「鉄道単体ではなく、鉄道+風景」がイイ!というタイプ。
このタイプがレギュラーにいると、常に物語が鉄道の旅がメインで自然になるためです。

また、絵画や写真記憶は犯罪捜査には比較的役に立ちます。人相書きを描くのが上手いためです。
裁判ものを視野に入れている場合は、悪くないと思います。

注意して欲しいのは「写真記憶」までいってしまうキャラは、なるべく視点人物にはしないこと。
「忘れていた」「見間違えた」が効かないため、視点ぶれや矛盾が起こりやすく執筆の難易度が上がります。
そしてできれば鉄オタ属性とセットが推奨です。理由は「あああこの汽車の魅力に心奪われて他が目に入らなかった!」という風にして、その能力を時おり都合よく使えなくするためです。

これらを踏まえたうえで「鉄オタキャラはどんな人をどこに配置したらいい?」を少し考えてみます。
1.銀鈴本人→無難ですが、前述の理由により「写真記憶」は非推奨。
2.銀鈴と仲の良い女性→雲風のコウヨウのような、いわゆる「リケジョ」キャラ。鉄道の旅ならどこにでもついていってくれる。個人的にはこのへんを推奨。
3.皇帝→描いた絵を気に入って、なんやかんやあっても大目に見てくれる。書くほうではなく見るほう。
4.忠元→皇帝と同上……ですが、個人的嗜好による情状酌量は判事にとっては賄賂とみなされるので、仕事に私情を持ち込むのは厳禁です。自重しましょう。

私の見たてでは、2の銀鈴の親友がメインの撮り鉄、忠言とは同好の士→嫁候補、みたいにしておくとよいのではと。
皇帝はむしろ「この二人だと心配なのでついていく(銀鈴に甘いのでやめなさいとは言えない)護衛役で、むしろ武闘派」とか。

……銀鈴以外のほうが固まってしまった感があるので、銀鈴に関して。
私のイメージでは「庶民派」「ほどほどの教養とほどほどの運動神経」あたりを前提にしています。なんか中国の皇帝の嫁候補って明→清を通して結局そのへんが一番無難じゃね?という価値観に落ち着いたらしいですし。で、世間がそういう考えでなくても皇帝はそういう先見の明があるといいかも。

それで特技のほうも「舞……というより曲芸、優雅と言うよりは子ザル」「手品とか、庶民受けのいいやつ」があると、上流階級のお嬢様方には馬鹿にされそうだけれども、行く先々で場を和ませやすいと思う。

そして「列車内で皇帝との絡みはあったほうがいいか?」で、「断然あり」派です。
昔信長のフィクションで、縁談前に濃姫にわざわざ「会いに行った」というのがありました。少女向けではありませんでしたが、女の子心を掴む漢前の行動です。

そしてプロットをブン投げるような提案で申し訳ないが、列車トラブルで「きかんしゃトーマス」にあった「羊さん輸送してたら貨物事故で散り散りになっちゃって捕まえるの大変~」的なエピソードはどうでしょうか。
これは乗客が「お手伝いしましょうか(早く列車動かせやオラ)」と言い出しやすく、複数の協力者が駆り出されやすい事件です。それで銀鈴も皇帝も積極的に家畜さんを追って行って仲良くなれそうな気がします。

以上に上げた点を少し、見直してみてはどうでしょうか。

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