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タイトル:僕がどんどん増えていくの返信 投稿者: ふ じ た に

現状では、不条理ホラーとはとらえにくい気がしました。

小説って型があるとよく言われるんですが、
このあらすじだけ見ると、最初に謎が提示されていますので、
それで、読み手は謎解き(ミステリー)だと認識してしまう恐れがあるかなぁと。
でも、謎(バラバラにされても生き返る理由)が全部解き明かされていないので、
謎解きが途中のように感じてしまうかも…と思いました。

現状では、不条理ものとして分かりにくい気がするので、
もし不条理ものとして描きたいのなら、冒頭で不条理な状況を真っ先に提示するほうが良いと思いました。
例えばカフカの「変身」では、いきなり朝起きたら虫となっていますが、
同じように「犯人に殺されてバラバラにされても生き返ったぞ。どうしよう?」みたいなシーンを持ってきたほうが分かりやすい気がします。
何故?という疑問を読み手に抱かせず、
「いきないこういう状況になっちゃった、どうしよう!?」というシチュが欲しい気がしました。

また、ホラーとしても、怖さが弱い気がしました。
参考にされた「富江」という作品のあらすじを読んでみました。
これは、主人公ではなく、富江という人物が、
「バラバラにされても生き返る」という恐怖の存在だからホラーとして成り立つ話のような気がします。
主人公が恐怖の対象だと、たぶん本人はすごく困ると思うけど、主人公はあまり恐怖してないですよね……。

あと、個人的に気になった点ですが、
「小柳がバラバラ殺人に遭った理由は、
民間人に危害を加えていたヤクザを警察に通報した事から、逆恨みに遭い、
仲間の組員から報復を受けたからであった。」

小柳が通報したのなら、調査を始めた直後に警察が知っているはずだと思いました。
現代もののドラマでは、こうした被害者の警察絡みの過去の情報は、真っ先に提示されていたと思います。
なので、何か捜査途中で手がかりをつかみ、関係者らしき人に尋問したところ、
なにか情報を得た――みたいな流れだと良かった気がしました。

なにか参考になれば幸いです。
あくまで個人の意見なので、合わなければ流して頂いて構いませんので。
お互いに頑張りましょうね。
ではでは、失礼しました。

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