元記事:添削教室
今日の添削 4
原句
◎湯気のたつ白菜頬張る吾子五歳
作者 磯野ひじき
投稿日 2019年12月04日
添削/悠
・ふうふうと白菜鍋や吾子五歳
季語の白菜鍋と、吾子五歳の可愛い仕種が句意である。
湯気たて(加湿器)は夏の季語ですが、湯気単独は季語ではない。冬の季語とする歳時記があるようだが、原句の白菜、鍋とは抵触しないと考える。
上記の返信(添削教室の返信)
スレ主 一本勝負の悠 : 0 70代 男性 投稿日時:
今日の添削《5》
原句
◎しゃべりすぎ山梔子の香の残る間に
作者名 田中喜美子 0
更新日時: 2019年12月08日
添削/悠
・しゃべりすぎ山梔子の香も褪せにけり
作者名 田中喜美子
更新日時: 2019年12月08日
最初の句を推敲されたようで、とてもよくなっております。
お喋りと、クチナシのとり合わせが面白いです。原句のままで充分に佳吟と思います。 添削は蛇足ですが、山梔子の強い香りも、女性二人のおしゃべりには色褪せて。
今日の一句
山梔子や想ひの丈は香に秘めて