秋の暮ぽかんと開く焼却炉
作者 げばげば 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「秋の暮ぽかんと開く焼却炉」の批評
回答者 こま爺
おはようございます。
ちょっと俳句の神さんに叱られそうな句でした。
ヒマラヤで風呂敷を広げ、「違うねんそこの駅前の話やねんwww」。
季語が立たず心は川柳でした。
げばげばさんのご指摘で気がつきました。ありがとうございます。
点数: 1
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「秋の暮ぽかんと開く焼却炉」の批評
回答者 ヒッチ俳句
げばさんこんにちは。
いつもありがとうございます。
早速私のリクエストにお応え頂きましてありがとうございました。リクエストしておきながらコメントするのは10番目。慈雨さんにも、なおさんにも先を越され忸怩たる思いです。(笑)
御句読ませて頂きました。
「秋の暮」と「焼却炉」まさに正統派の句と思いました。
しかしその正統の中に「ぽかん」と言う言葉が入るだけで一気に、こんなにも余白のある句に昇華するんですね。
慈雨さんのコメントにもあるように、さまざまな「秋の暮」が想像出来るいい句と思います。
「ぽかんと開く」から受ける印象は、使われなくなってすでに久しい焼却炉。ひとつの時代のひとつの役目を終えた物(者)への寂寥の思いを感じました。
作者はそこからさらに踏み込んで、蓋の開いた焼却炉に何かを放り込もうとしたのかも。それは、淋しさかそれとも怒りか。
私は、更なる希望の炎を焼却炉の中に見い出そうとしたのではと思いました。
そんな感想から導き出した提案ではないのですが、また作者の敢えての山本山かどうかも分かりませんが、
秋の暮焼却炉なほぽかんとす
を置かせて頂きます。
ここからは少し余談になりますが、句会の進め方はさまざまあろうかと思います。合評し合うときに、自句のことも他人の句のふりをして、思う存分にコメントすることで、最初は自分でも気が付かなかった点に気付くことってありますよね。
自分の句だから、言いたい放題言えます。言ってるうちに何か小さい発見があるかも。
またよろしくお願い致します。
点数: 1
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「秋の暮ぽかんと開く焼却炉」の批評
「秋の暮ぽかんと開く焼却炉」の批評
回答者 頓
げばげば様、失礼致します。🔰の不尽です。
お詫びでございます。私のタッチミスか何かで、げばげば様のコメント?等がブロックとなっておりました。誠に無礼千万🙇♂️。
未だ未だ、本サイトの操作に付いて行けずです。申し訳ございませんでした。
点数: 1
「秋の暮ぽかんと開く焼却炉」の批評
回答者 ヒッチ俳句
げばさんこんにちは。
拙句「からっぽの鳥かご」の句にご感想ありがとうございました。また「からっぽの鳥籠」を拝借させて頂きお礼申し上げます。
季語は「夜長し」と決めていましたので、残るはまさしく3音でした。候補はいくつかありました。「抱き」「暗し」「ぽつん」などです。
慈雨さんが「軽し」についてコメントしてくれましたように、実際に鳥のいなくなった籠を持ち上げた時、異常に軽く感じたのです。げばさんの宿題をもらってからも考えました。
そのひとつが、
からっぽの鳥かご長き夜に沈む
です。また機会がございましたらよろしくお願い致します。
ありがとうございました。
点数: 1
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秋の暮ぽかんとしてる焼却炉
回答者 辻 基倫子
げばげば様
開閉式の焼却炉は、使われなくなって久しいですね。御作品から、何も燃やすことがない、冷え冷えとした焼却炉が、晩秋の夕暮れ時に佇んでいる様を想像しました。定家の「見渡せば…」の歌を思い出させる、季語の効いた名作だと思います。
焼却炉には、昔は様々な紙、木材、枯れ葉など身近な物を入れました。それらが真っ赤に燃える様を見送りつつ、大切なものが煙となる無常観を無意識に感じていたのだな、と、この句から気づきました。今や、そんな無常観すら感じることがなくなった、虚無の世界を、焼却炉が「ぽかんとして」感じている、そんな句のように思いました。季節はますます寒くなる晩秋が、やはりぴったりだと思います。
だから、提案句として、中七の「開く」を「してる」という擬人化、しかも話し言葉で置き換えてみました。もう焼却炉でなくなったソレは、行き場を失った人のようにぽかんとしている、と読みたかったので。
鑑賞が長くなってしまいました。読んでいただけると嬉しいですが…。
ところで、私の「しなやかな」の句に、温かいお言葉をありがとうございました。自分が作った俳句は自分の子のように大事に育てなければいけないのに、あの句を勝手にダメな子扱いしていたのだな、と気づきました。
大阪の美術館で、拙句を思い出していただける、というお言葉をいただいたので、私はいつもの山道を、風に負けずに暖かく歩けそうです。
ありがとうございました。
点数: 1
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「秋の暮ぽかんと開く焼却炉」の批評
回答者 竜虎
げばげば様 こんにちは
お世話になります。
節句の本箱のコメントありがとうございます。
ご提案さすがに凭れるは思いつきませんでした。
ありがとうございます。
勉強になります。
またよろしくお願いいたします。
点数: 1
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「秋の暮ぽかんと開く焼却炉」の批評
回答者 ヒッチ俳句
げばさんこんにちは。
からつぽの空の句にコメントありがとうございました。
また「からつぽ」を使わせて頂きましたよー。(笑)
頭の中も「からつぽ」でーす。
青い空の向こうに米粒程の点々が見えたので、、、。
提案句は、例の「試し書くるるる」ですね。
踊り字、楽しいですねー。
でも私なんかは、まだまだ使いこなせませんです。
るるるつと空つぽの空鳥渡る
これくらいが精一杯です。
またよろしくお願い致します。
点数: 1
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「秋の暮ぽかんと開く焼却炉」の批評
回答者 ヒッチ俳句
げばさんこんにちは。
拙句、象の句にコメントありがとうございました。
「羊さん」の句、ずいぶん前に読ませて頂いております。
今回の作句時に、そのイメージが頭の片隅にあったのかも。
季語の斡旋のご意見参考にいたします。
私は未だに大の愛煙家であります。「煙草屋の~」の句拝読致しました。今では殆ど町の煙草屋が無くなり、この風情を感じることが出来ませんね。
淋しい限りです。
またよろしくお願い致します。
点数: 1
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その他の添削依頼
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
またまた久しぶりの投句になります。
ヒッチさんからリクエストいただき投句させていただきます。
俳句生活サイトは秋の暮が兼題と発表されたので、こちらにも秋の暮投句させていただきます。みなさんよろしくお願いします。