俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

色の濃き残像ありて八月来

作者 ヒッチ俳句  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

まだ当分厳しい暑さが続きますが、、、
暦は、早八月です。

最新の添削

「色の濃き残像ありて八月来」の批評

回答者 豆柴

 ヒッチ俳句さんはじめまして
いつもありがとうございます
空蝉にの句にコメントありがとうございます
気に入って頂けてうれしいです
生きるもいいですね 他の言葉も探してみたいです 掴むにしたのは今動いてる感じを出したかったからです

 ヒッチ俳句さんの句てすが
色は濃いけどあくまでも残像ということでしょうね よく解ります 
下5は、はちがつきと読むのでしょうか
私も使ってみたくなりました
ありがとうございました

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「色の濃き残像ありて八月来」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

ヒッチ俳句さま、こんにちは。
拙句「日盛や~」へのコメント、ご提案句をありがとうございました。
たしかに季語は迷ったところでした。窓の外の太陽を見て詠んだのですが、やはり屋外のイメージになりますかね。ご提案の炎昼がよかったかもしれません。
その他のご指摘も参考になります。ありがとうございました☆

さて御句拝読しました。
先に他の方へのコメントも見てしまい、本来の句意と読み違えてしまっていると思いますが、初読で「残像」は何かしらの「記憶」を暗示しているのかなと鑑賞しました。
何か印象深い出来事が頭に残ったまま月が変わっていく、というイメージで詠ませていただき、佳い句だなぁと思いました。

添削ではないですが、想像を掻き立ててくれる句なので、その方向でちょっと映像を入れてみたくなりました。
・走りゆく子らに残像八月来
あまり上手くないですが…またよろしくお願いします!

点数: 3

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「色の濃き残像ありて八月来」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

ヒッチ俳句さま、こんばんは。
拙句「原爆忌に~」へのコメントをありがとうございました。
いつも深い鑑賞をしていただき嬉しいです。

正直、合掌とまでは考えていませんでしたが、そういうことにしておきます!
ある漫画で「手って不思議だよな。握れば拳、開けば掌(たなごころ)」というセリフがあり、今の時代に私たちはこの手をどう使うべきだろうか、といった気持ちで詠みました。

「に」を入れたのは書いていただいた通り、たまたま今日だったわけではないというのを強調したくてでした。他でもない8月6日に、という意味で。

ヒッチ俳句さんの句、いいですね。
広島ではなくヒロシマ。単なる地名ではない、被爆の歴史を含めた地ですね。
そして「ヒロシマに生きる」ではなく「ヒロシマを生きる」。それも「毎日」。
主語は被爆者か、遺族か、それとも平和を願う一市民か。一日も忘れることなく被爆の経験を背負って生きてきた人が迎えるヒロシマの日。
切なる思いが伝わってきます。
紹介してくれてありがとうございました。

点数: 3

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「色の濃き残像ありて八月来」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

ヒッチ俳句様。お世話になります。

御句。色の濃き残像が、何を意味してるのか、わかりませんでした。
読み手にお任せ?にしても、アバウトすぎて、、。
なにか、強烈なことがあって、その刺激がまだ残っているのに、暦は八月だ ということでしょうか?
敢えて具体的なことは、言わない。
意味深ですね。
詩としては、成り立つと思います。🙇

点数: 2

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「色の濃き残像ありて八月来」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

ヒッチ俳句さん、こんにちは。
再訪です。
拙句「お別れの会」にコメントおよびご提案句有難うございました。
おっしゃる通り、この句では黒ネクタイの「黒」がポイント、のつもりです。
正直、私は暑いのが苦手でなく、大好きなのですが、この日のように、炎天下を上着を着て、黒ネクタイを締めては辛かったです。心理的に悲しかったです。
このお別れの会の故人はとても有名な方で、私などは末端の末端でしょうけど、仕事で一度褒められたことがあり、それはその後の私の心の支えになりました。

点数: 2

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「色の濃き残像ありて八月来」の批評

回答者 みつかづ

句の評価:
★★★★★

拙句「流るるか平和の笛の広島忌」へのコメントありがとうございます。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/26850
以下長文、ご承知おきください。

まず、読み解きと単語の意味について。

この句、私の実体験が入っている忌日俳句の形になってはいるものの、実は「読者への問い掛け句」です。単純に平和を希求している句ではありません。

具体的には、以下が読者の方々に問い掛けられています。
①平和への願いを込めた曲が吹奏されなくなる程の世界平和は、いつになれば人類は実現できるのでしょう?
②本当に、世界平和は真剣に希求されているのでしょうか?
③作者の私が広島でリコーダーを吹いたのは12歳。それから31年が経過しているのに、まだ世界中から核兵器は廃絶されていませんし、戦争も起きています。一体どれ程の歳月が流れたら核廃絶は完了され、戦争は起きなくなりますか?
まだ、世界中から核兵器は廃絶されていない。
まだ、世界中から戦争は無くなっていない。
もし現実がそうなっていれば、そもそもこの句は詠まれていませんよね?

それ故の、上五の自動詞「流る」+助詞(係助詞、又は終助詞)「か」。
「まだ笛の音は流れているのか? そんな音が要らない世の中になってほしい」と
逆説的なアプローチと捉える事もできる点に独自性があると私は考えております。
問い掛けの具体的な内容までは読み解けなかったとしても、「句全体から何かを読者に問い掛けている」という意図を感じ取っていただけると幸いです。

文語の動詞「流る」(ラ行下二段活用)の、古語辞典的な意味は以下です。この句ではそのうち、2つの意味で使われております。

・液体が低い方へ移動する。また、水と共に動いて行く。
・(汗や涙などが)滴る。伝い落ちる。(雪や雨などが)降る
・時(年、月日など)が移り過ぎる。経つ。
・順々に移る。次々に回って行く。巡る。
・流罪になる。左遷される。
・次第に広まる。広く伝わる。
・生き長らえる。

もし句意が書かれていなければ、どの様に読み解かれましたか?
句意をご覧になって、ありふれた句と判断なさっておられませんか?
句の字面を詳細に読み解いた結果、「考えてみたけどこれはやっぱり、◯◯という点においてありふれた句である」と判断なさり、理由も書かれていれば、誰しも一応は納得するでしょう。それは大いにアリだと私は思っております。

ですが、「御句の感想ですが、平和を希求するお気持ちは伝わりました。が俳句としては、ありふれた句だと思いました。」としか書かれておらず、理由が明確ではありませんので、具体的なフィードバックではありません。
私としましては、この句は私が平和を希求していることではなく、個々の読者に問い掛けることに重点があると考えております。問い掛け句としての意図が伝わらなかった点については、私自身も改善の余地があると感じております。ただ、「ありふれた句」と感じられた理由を具体的に教えていただけますと、今後の参考になります。

次は季語について。

私が持っている『新版 角川季寄せ』(2024年1月24日 初版発行)には、見出し季語を「原爆の日」(晩夏、行事)と分類し、傍題に原爆忌・広島忌・長崎忌・浦上忌・平和祭・爆心地が記されており、「暦の上では、原爆投下の日は広島が夏、長崎が秋となるが、季語は「立項」としては夏に統一した。」との記載があります。

要するにこの分類、ページ数や構成上の都合な訳です。
前書きに編集部とありますから、複数いらっしゃる編集委員の中には、「分けて載せたい」とお思いだった方もいらっしゃるかもしれません。

仰る通り、これらを秋の季語として分類している歳時記もあります。

しかし実際に俳人達が「原爆忌」、「平和祭」、「爆心地」を季語として使う場合、いちいち「晩夏? 初秋?」なんて考えませんし、読者も内容で判断できます。
また、その判断の必要が無い句もあります。
俳句ポスト365の2022年7月20日週の兼題「原爆忌」において、当時4歳の子の句が初級の優秀句の4句の内に選ばれておりました。

げんばくきそらをとぶにははねがいる
のはらなおみ(4歳)

上の句の読み解きに、「季語「原爆忌」は晩夏の季語と解釈するのが妥当か? 初秋の季語として解釈するのが妥当か?」と考えますでしょうか? 考えませんよね。そして、句の解釈に余白があります。

正岡子規の言葉を念頭に、指摘が入るものと私は予測しましたので、
「雄蜂生まるる秋歳時記も疑へ」との句を前以て投句したのです。

季語を、歳時記に載せられている分類だけにとらわれるのではなく、「季語の本質を理解する」事が大切ではないかと私は考えます。
単語の意味、生態、由来も含めて、立体的、多面的に理解するという意味において。

また、季語としての原爆忌、爆心地、平和祭。
これらの季語は類層になり易いのですが、「真摯に季語と向き合う」事は、
俳人としてとても大切な事ではないかと、私は思います。
ホームページ上で夏井いつき先生が仰せの言葉です。

先人達も、その様な議論を経て現代に至っております。

今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。

点数: 2

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「色の濃き残像ありて八月来」の批評

回答者 馬場芳樹

句の評価:
★★★★★

ヒッチ俳句
こんにちは。いつもお世話様です。
暦上は秋なんですが、何時までも残像?残ります。中七の残像は、読者の想像を駆り立てて良いのかなと思います。
よろしくお願いします。

点数: 1

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「色の濃き残像ありて八月来」の批評

回答者 山口雀昭

句の評価:
★★★★★

ヒッチ俳句様こんにちは(^^♪
拙句ジーパンにの俳句に添削&コメントありがとうございました。
青りんごたべられますかな~! それはさておいて、御句の添削句気に入りました。
参考に再度挑戦してみます。

さて、御句の残像詠み手が何を意味しているのか興味を持たせる興味津々の一句面白いですね。私は下5に「八月来」とありますので、この夏の強烈な思い出があったと勝手に想像いたしております。良い意味での思いでが・・・・・(^_-)-☆
こう言う句は私にはなかなか作れません、脱帽です!!!

点数: 1

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「色の濃き残像ありて八月来」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

ヒッチ俳句さん、こんにちは。
御句拝読しました。っていうか、ずっと、どういう意味か考えていました。
今やっと、クリアになりました(遅いよ(笑))!
これはいい句ですねー。残像、たくさんあります。
私の思っている通りとすると、少し読み替えて、

・色の濃き残像のあり八月来
・数々の色濃き残像八月来
・八月やその残像の色の濃き

二句目は中八になってますね、気になりませんが(笑)。
三句目は「その」が音数合わせみたいだし、そもそも原句は八月来の「来」がキーですものね。
うーむ、二句目、三句目はやめて(でも消さない(笑))、一句目を提案句として残します!

点数: 1

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「色の濃き残像ありて八月来」の批評

回答者 おかえさき

句の評価:
★★★★★

こんにちは、お世話になります。
体調ですが…いいと言いたいのですが、この湿度、暑さで、手術跡、あちこち痛み良くないのです😥

紛れるかと、道場覗いています!
白球…にコメントありがとうございます、ヒッチ俳句さんも大きなお孫さんいらっしゃるのですね!
星となれ!いいですね✨

御句ですが、また謎めいた句ですね~残像、インパクトを受けた心に残る映像でしょうか?
今年も後半に入り、まだ本格的には夏はこれからだけど、暦の上では立秋だなあ~と…
私にとってはやはり母の顔でしょうか…

・それぞれに残像ありて八月来

色濃きが消えてしまいましたが😓
またよろしくお願いします。

点数: 1

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「色の濃き残像ありて八月来」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

ヒッチ俳句様。
コメントありがとうございます。
風の墓標。我ながらいい言葉だーー。
と思って、検索したら、あるじゃん。
あるからと言って、変えるつもりは、ありませんでした。
蝉の儚さを表す、恋の儚さを表すピッタリの措辞でしたから。
独創性かどうしてもこの言葉を使いたいか
どこに重きをおくか?
私は、後者を選びました。
教えていただきたいのですが、〇〇なのは、わかっているが、どうしても使いたい場合、どうすればよいのでしょう?
よろしくご指導お願いいたします。🙏🙇

点数: 1

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