「引っ越しの荷に囲まれてウェブ入社」の批評
回答者 女郎花
添削した俳句: 引っ越しの荷に囲まれてウェブ入社
どなた様も病魔に飲み込まれないよう、お祈りしております
俳句に関して少々気になるところを述べようと思います
ウェブ入社と言うのか調べてみたところ、「ウェブ入社式」というのがマスメディアでは多く用いられているようですね
俳句に収めるために「式」を削ったように推理しております
ただ、ウェブ入社よりも「ウェブ入社式」の方がコロナウイルスの頃の入社式を思い出せる句になりそうです
そして「引っ越しの」というのが入社式の頃の新成人とイメージが近く感じる人は、けっこういるように感じます
イメージが近いと、因果関係が匂い始めます
上五の字余りを許容すれば収まるものです
ダンボールに囲まれてウェブ入社式
未開封のアルバムやウェブ入社式
など、少しずつ関係性を離す方向の言葉選びが向いていると思います
こちらの原句は「今頃息子(娘)はこういう感じで慌ただしい入社式なんだろうな」というのを想像した句なのだとは読めました
こちらの句の主体が新成人で、詠み人はその親なのだろうかなと予想は可能でした
点数: 3