俳句添削道場(投句と批評)

女郎花さんの添削得点の低い順の7ページ目

「会計で小銭ばら撒く四月かな」の批評

回答者 女郎花

添削した俳句: 会計で小銭ばら撒く四月かな

いろいろな試みをなさっているようですね
今回の作戦はとても素晴らしいと思います

実際に体験している「あるある」だからこそ、言葉がイキイキしています
新年度の慌ただしさや、新生活に慣れない感じが出て疲れた雰囲気が「四月かな」という詠嘆の裏側に見えます

俳句は無理に言葉を押し込んで作るより、自然と積もってくる思いを言葉にする方が共感されるものだと思います

点数: 2

「鱗粉の付く指濯ぐ春の川」の批評

回答者 女郎花

添削した俳句: 鱗粉の付く指濯ぐ春の川

はじめまして
固有名詞は読み手に伝わる内容がブレづらくていいですよね

春の川は冷たかったのか、それとも少し温んでいたのか、きちんと読み手の想像を促すつくりになっていると思います
一つの俳句として成立しています

「濯ぐ」があるなら、春の川という季語でいいのかと少し考えました
公園の水道で濯いだのか、川に直接指を入れたか、そこも想像させるのもアリだとは思いました
ただ、そうしたときに「春の川」によって読み手の想像を促すことが出来なくなります

俳句に託せるものはあまり多くないので、いろいろと試してみると力がつくでしょう

点数: 2

「散る花やノスタルジアのそこかしこ」の批評

回答者 女郎花

添削した俳句: 散る花やノスタルジアのそこかしこ

強い力を感じました
「郷愁を感じよ」と言わんばかりの強い作品ですね

「花」という季語が「桜」よりも概念的な季語というのも影響して、映像化より心理描写に重きが行ったのかと分析しました

そして「散る花や」の「散る」が強すぎる心理描写をもたらしたのだと思います
別の季語を置いてみると、心理描写を抑えつつ情景の描写へシフトできる気がします

飛花落花ノスタルジアのそこかしこ

点数: 2

「夏祭り響け旅館にフルコンボ」の批評

回答者 女郎花

添削した俳句: 夏祭り響け旅館にフルコンボ

「夏祭り」は新筐体にもありますよ
私は「夏祭り」は金王冠取れているので、次は「華振舞」くらいの難易度の曲を狙います

ここでの夏祭りが季語じゃないというのは野暮なのでカットしま(ry

夏祭りの旅館に響くフルコンボ
とすれば、季語は季語として機能します
何の曲のフルコンボかは分かりませんが、たぶん「燎原ノ舞」でしょう←

余談ですが、太鼓の達人14以前の筐体では演奏終了時にノーミスで「フルコンボ」と言う仕様ではないのです
新筐体だけなんですよね、それ

点数: 2

「三十粁毎時制限標識花吹雪」の批評

回答者 女郎花

添削した俳句: 三十粁毎時制限標識花吹雪

本当は、全部漢字にすることにこだわったのではないと仮定してひとつ

三十粁毎時を読み手に読んでもらうにはなかなか難しいと思います
読めてようやく、「この標識を意識する理由は車を運転しているから?」と推測しました
そこで「三段切れではなかった」ことも分かりました
三十粁毎時制限標識/花吹雪

「時速三十粁毎時」を読みやすくすると、音数はほぼ残りません

時速30キロメートルを残すとしたら「標識」と書かずに
花吹雪時速30キロメートル
と、言葉を並べる大胆な方法が残ります

点数: 2

女郎花さんの俳句添削依頼

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