「鱗粉の付く指濯ぐ春の川」の批評
回答者 女郎花
添削した俳句: 鱗粉の付く指濯ぐ春の川
はじめまして
固有名詞は読み手に伝わる内容がブレづらくていいですよね
春の川は冷たかったのか、それとも少し温んでいたのか、きちんと読み手の想像を促すつくりになっていると思います
一つの俳句として成立しています
「濯ぐ」があるなら、春の川という季語でいいのかと少し考えました
公園の水道で濯いだのか、川に直接指を入れたか、そこも想像させるのもアリだとは思いました
ただ、そうしたときに「春の川」によって読み手の想像を促すことが出来なくなります
俳句に託せるものはあまり多くないので、いろいろと試してみると力がつくでしょう
点数: 2