「虚子の句に感化を受けて老梅忌」の批評
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 虚子の句に感化を受けて老梅忌
こんばんは。「老梅忌」というものを初めて知りましたので、とても勉強になりました。その上で、気になる点が二つあります。
一つ目は「感化を受けて」という表現が、説明的で状況がよく分からないという点。
二つ目は、季語「老梅忌」について。この季語は、俳人・内藤鳴雪の忌日とのことですが、そこに別の俳人のことを取り合わせることに違和感があります。ひょっとして、鳴雪が「晩年の虚子に感化された」というエピソードがあるのでしょうか? 虚子のことを詠みたいのでしたら「虚子忌」という季語もありますし。
いずれにしましても、季語との取り合わせの部分で、やはり再考が必要と思われます。
点数: 2