俳句添削道場(投句と批評)

南風の記憶さんの添削得点の低い順の52ページ目

「向日葵へ潜り込みたるホームラン」の批評

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 向日葵へ潜り込みたるホームラン

 そうり様、コメントありがとうございます。
 遅くなりましたが「雲の峰」二句人選、おめでとうございます……というのも失礼かもしれません。さすがだと存じます。
 恐竜の句は、ロマンに溢れる句で楽しく読ませていただきました。また「帰港せり」の句は、峰雲が”育つ”という描写にリアリティがあり、鮮やかに情景が浮かんできました。

 それと「三段切れ」について。なぜタブーとされているのかと言えば、俳句に三つも場面を入れ込むと、季語を弱めてしまうからです。
 また拙句の場合、「十五回」と「サヨナラボーク」は”同一場面”であり、これを三段切れと突っ込むのは、あまりにも理解が浅いと言わざるを得ません。

 しかし、そうり様……言っちゃいましたね(笑)。その某氏は、まあそのレベルなんだろうなと諦めています。人に指摘するということは、その人自身のレベルも問われるのですが、この怖さを分かっていないのでしょう。気にせず、我々はさらに高みを目指していきましょう!

点数: 3

積ん読の埃をはらう梅雨の夜

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 積ん読の埃払ひぬ梅雨の夜

どん太様、お世話になります。
御句ですが、「プレバト」でいう才能アリ句だと思います。「梅雨の夜」と「積んだ本の埃を祓う」という取り合わせがマッチしていて、光景も鮮やかに浮かんできます。

 気になるのは「積ん読」と「払ひぬ」の関係でしょうか。
 積読という言葉自体は明治からあるようですが、頻繁に使われるようになったのは最近からの印象です。「積ん読」を現代用語として見るか見ないかで、後半の「払ひぬ」の評価が分かれそうです。
 特にこだわらないのでしたら、”積ん読の埃をはらう梅雨の夜”にしておいた方が無難かもしれませんが、そこはどん太様の思い次第かと存じます。いかがでしょうか。

点数: 3

今日こそは靴を買おうか秋時雨

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 秋時雨いつも思ふや靴買おふ

 鳥越暁 様、お世話になります。
 中七の「いつも思うや」がすっきりしない理由は、”思う”の箇所だと思われます。下五の「靴買おう」で、思いは述べられているので、あえて書く必要はないかと。
 また”いつも”も説明的で、気になります。いつも思っているのだと分かるように、言葉を工夫する必要がありそうです。

例)今日こそは靴を買おうか秋時雨

点数: 3

西向きに越して百日冬用意

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 西向きに越して三月や冬用意

いなだはまち様、拙句へのコメントありがとうございます。

季語「轡虫」の持つ"物悲しさ"に言及された点、流石だと思いました。おっしゃるように、この句の内容からして、鈴虫や蟋蟀等、他の虫では合いません。

いなだ様の人選句の"わく"という描写は、リアリティが強く感じられます。また「わくしわくし」とリズムで畳み掛けるのも面白いですね。

さて今回の御句ですが、他の方も指摘されているように三月(さんがつ)と誤読されがちだとは思います。

ただ三ヶ月(さんかげつ)としなかったのは、音数の関係かと察します。

例えばですが、ほぼ同じ日数の"百日"とかはいかがでしょうか?

(例)西向きに越して百日冬用意

点数: 3

南風の記憶さんの俳句添削依頼

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お詫び

回答数 : 3

投稿日時:

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回答数 : 7

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回答数 : 5

投稿日時:

重ね着す捲りたくなるやうな雲

回答数 : 3

投稿日時:

この音はライト定位置息白し

回答数 : 6

投稿日時:

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その他の添削依頼

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