俳句添削道場(投句と批評)

南風の記憶さんの添削最新の投稿順の50ページ目

マンモスの凍土を突き上げる牙は

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 凍土からマンモス牙を突き上げて

こんにちは。そうり様の意欲的な姿勢、本当に敬服致します。
そしてお世辞でなく……プレバトでいう「才能アリ」の句だと思います!

武照様も書かれていますが、「突き上げる」の描写に迫力があります。これです、「描写」に”感情を託す”というのは! やはり回数を重ねるごとに、コツを掴み始めているように感じます。

惜しいのが、やはり「マンモス牙」の部分ですね。なるべく、そうり様の表現はそのままに、語順だけ変えてみました。いかがでしょうか?

しかし……やはり「続けること」って大事なのですね! 私も大いに刺激されました。

点数: 2

「冬眠の国にアリスが落ちてきて」の批評

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 冬眠の国にアリスが落ちてきて

こんばんは。面白い句だと、私も思います。
ただ、人選二句と比べ、冬眠そのものというより、冬眠から「目覚める」瞬間をイメージしてしまうような気がします。

例えばですが「眠りの国」として、別の季語と取り合わせるのはいかがでしょう?

(例)冬うらら眠りの国にアリス降る

点数: 3

百年を吹き抜ける風冬あたたか

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 摂氏二十度百年前の冬の風

そうり様、こんばんは。意欲的な創作の姿勢、敬服致します。

さて……この句は、「季語の鮮度」という点が気になります。「百年前の冬の風」となると、今現在の風ではない(と読み取れてしまう)ので、読み手が「冬の風」をリアルに感じにくくなっています。

それと「百年ぶりの二十度」と「百年前の出来事」という、二つのことを盛り込んでいるので、感動の焦点がぼやけてしまっています。

私なら「百年前の出来事」に焦点を当てるでしょうか。今回は、あまり参考にならないかもしれません(汗)。ご容赦ください……

点数: 2

「雪解やピアニシモからフォルテシモ」の批評

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 雪解やピアニシモからフォルテシモ

いなだはまち様、批評ありがとうございます。

貴殿の人選句「時間は縦軸冬眠は横軸」について、“こういう見方があるのか!”と、はっとさせられました。さらに破調の句でありながら、「は」を二回挟むことでリズムも生まれている。やはり秀句だと思います。

さて「ガマ」の句。地元の人間でないと、ピンとこないかもしれません(汗)。

すでにお察しでしょうが、この句は「沖縄戦」を詠んだものです。ガマに立てこもる日本軍や住民を、米軍が火炎放射器で焼き殺していたということがありました。火炎放射器の炎は、まるで這うように人々を襲ったと言われています。

現代。夏のガマは、蒸し暑い。まるで「溽暑」が這っているように。そのイメージと火炎放射器のイメージが重なったので、あのような表現となりました。

しかし、伝わらないということは、もっと表現を工夫すべきですね。もう少し考えてみます!

点数: 2

「雪解やピアニシモからフォルテシモ」の批評

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 雪解やピアニシモからフォルテシモ

いなだはまち様、「冬眠」の複数人選おめでとうございます!

昨日の「PK」の句について、ご指摘ありがとうございます。あれは完全に、私の勉強不足でした(汗)。もう一度季語の本意を確かめた上、再チャレンジします(私、時々こういう凡ミスをやらかしがちです。ご容赦を……)。

点数: 1

南風の記憶さんの俳句添削依頼

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お詫び

回答数 : 3

投稿日時:

ドーナツの形の地雷唐辛子

回答数 : 7

投稿日時:

この島は流刑地だった夕時雨

回答数 : 5

投稿日時:

重ね着す捲りたくなるやうな雲

回答数 : 3

投稿日時:

この音はライト定位置息白し

回答数 : 6

投稿日時:

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その他の添削依頼

全粒粉麺と春風も啜る

作者名 鳥田政宗 回答数 : 0

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幕間の窓から見える躑躅輝る

作者名 シゲ 回答数 : 2

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梅の花啄む鳥の二羽三羽

作者名 笙染 回答数 : 1

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