「ぶつたぎるあぶるぶちこむ根深汁」の批評
回答者 南風の記憶
添削した俳句: ぶつたぎるあぶるぶちこむ根深汁
こんばんは。動詞を畳みかけることで、勢いが伝わってきます。同時に、根深汁の香り、ぐつぐつと煮える音まで聴こえてくるようです。
このような思いきりが、私はまだまだ足りません。野球で言うとシングルヒットばかりで、ホームランが打てないのが、今の悩みです。一歩突き抜けるヒントとさせてください。
点数: 2
回答者 南風の記憶
添削した俳句: ぶつたぎるあぶるぶちこむ根深汁
こんばんは。動詞を畳みかけることで、勢いが伝わってきます。同時に、根深汁の香り、ぐつぐつと煮える音まで聴こえてくるようです。
このような思いきりが、私はまだまだ足りません。野球で言うとシングルヒットばかりで、ホームランが打てないのが、今の悩みです。一歩突き抜けるヒントとさせてください。
点数: 2
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 節分の豆を野球に見立てる子
はじめまして。私も楽しい句ですし、きちんと節分の中にある光景だと思います。
気になるのは、やはり「見立てる」です。これだと状況が分かりにくいので、「どんな動作」をしているから“野球に見立てている”と分かるのかを書いた方がよろしいかと。
きっと野球の四つの塁のように、ダイヤモンドを形作っているのではないかと、私は思いました。私の添削も巧くはありませんが、「豆を置く」という動作を入れれば、もう少し状況が伝わるかと思います。少しでも参考になれば幸いです。
点数: 2
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 雪女化粧を落とす午前二時
丼上秋葵様、はじめまして。雪女と「化粧」の取り合わせは、面白いと思います(だからこそ選に入ったのでしょう)。やはり気になるのは「午前二時」でしょうか。この時間は、雪女が活動する真っ最中のイメージなので、「化粧を落とす」という部分に、違和感を覚えてしまいます。
私なら「午前二時」を省き、もっと「化粧」を具体的に描写するか、化粧を落とす「場所」を明示します。いかがでしょう?
(例1)雪女化粧は死装束の色
(例2)雪女化粧を落とす宿の裏
点数: 2
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 春隣屋根のシートを揺する風
こんにちは。あまり上手く添削できないのですが、そうり様の気持ちの通りになるように、少し直してみました。
「春隣」とは春への期待感を含む季語です。この句の内容で、期待することと言えば、屋根の補修が終わり、シートを「剥がす」ということじゃないでしょうか?
「シートを剥がす日よ」と呼び掛ける言い方にすることで、実際には「今はシートを剥がせない状態」だということも、読み取れると思います。
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 寒明の新聞紙面鬼ぞろり
こんにちは。私は、季語はあまり気になりません。「節分」とかだと近すぎますし。
句またがりになりますが、先に鬼を持ってくるのが、意外性があって面白い気がします。五・七・五の調べは崩れますが、内容からいって、少し崩した方が雰囲気に合っていると私は思います。元の語順だと、やや散文的になるのがもったいないかなと。
二句の批評、ありがとうございます。誰にでも得手不得手はありますよね。私は植物の句は(得手不得手はともかく)好きなのですが、食べ物の句が苦手です。
点数: 2
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