秋の暮ウイルス研究所は街中
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 秋の暮れ街のウィルス研究所
和光様、お世話になります。
御句ですが、他の方も指摘なさっているように、このままだと単なる報告の域を越えないように感じます。和光様が何に心を動かされたのか、そこを描くことが必要かと。
例えばですが、「ウイルス研究所」が「街」にあることに驚かれたのでしたら、ほんの少し語順を入れ替えるだけです。
例)秋の暮ウイルス研究所は街中(まちなか)
点数: 2
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 秋の暮れ街のウィルス研究所
和光様、お世話になります。
御句ですが、他の方も指摘なさっているように、このままだと単なる報告の域を越えないように感じます。和光様が何に心を動かされたのか、そこを描くことが必要かと。
例えばですが、「ウイルス研究所」が「街」にあることに驚かれたのでしたら、ほんの少し語順を入れ替えるだけです。
例)秋の暮ウイルス研究所は街中(まちなか)
点数: 2
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 散歩道階調のもみじ楽しけり
おはる様、お世話になります。
私は”階調”という言葉は、おはる様のオリジナリティですので、削る必要はないと思います。ただ「散歩道に紅葉」という発想は、いかにもありがちなので、もう少し場所を具体的に書いた方が良いように感じます。
例1)足元が階調となる紅葉降る
例2)紅葉降る階調となる駐輪場
点数: 2
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 滝口へ向かふがごとし燗の酒
いなだはまち様、お世話になります。
比喩については、私はまだ勉強不足で批評できるレベルにないのですが、御句については「とても共感できます」。滝に落ちていく感覚、ありますよね💦 私も酒は嫌いじゃないので、失敗は数知れずです💧
さて濁酒(どぶろく)の拙句ですが、私は酒だけでなく「瓶自体も白濁色」というイメージで詠みました。
取り合わせの「共通項のあるものを組み合わせる」という考えから、濁り酒も白濁、瓶も白濁。そして実は「雨の夕方」も、人物は窓越しに外の様子を見ているので、光か乱反射して白濁に見えます。
例えばですが、
「濁酒の瓶も白濁雨の夕」とした方が分かりやすかったかもしれませんが、ちょっと散文的になるかと思い、「の」を連ねてみました。
点数: 2
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 鈴虫の息継ぎを遠き潮騒
秋沙美 洋様、拙句へのコメントありがとうございます。
貴殿は向上心のある方と見受けしますので、あえて言わせていただきますが、「夜の校舎が明るい」という描写の上に"残業"という言葉を足すのは、私は「説明しすぎ」だと思います。
拙句は、学校の周りを歩いている人が、先生達がまだ残っている"のだろうな"と、想像させることがポイントです。残業とはっきり書いてしまうと、読者の想像の余地を削いでしまうと私は思います。
分かりやすい句が良い句とは限りません。読者に"良い想像をさせる句"が良い句だと、私はこれまで学んできました。
さて貴殿におかれましては、どのような句を詠むことを目指していかれるのでしょうか。僭越ながら、一度考えてみることをオススメ致します。
点数: 2
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 出窓打つ雨音消すや冬の雷
素一様、拙句へのコメントありがとうございます。
ご指摘の”どのような愛国論か分かりにくい”という点については、そこは読み手の想像に委ねたいという意図です。俳句の中ですべてを言い切るのではなく、読み手に”良い想像をさせる”のが良い句だと、私は学んできましたので。
さて御句ですが、”冬の雷”と”出窓”の取り合わせは上手くはまっていると思います。気になるのが一点、雨音消す”や” と強調する必要はあまりないのかなと。ここは、そのままつなげた方がスムーズだと思うのですが、いかがでしょうか。
例)出窓打つ雨音を消す冬の雷
点数: 2
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