「焚き火消す空より闇が落ちてくる」の批評
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 焚き火消す空より闇が落ちてくる
イサク様、お世話になります。
御句の「闇が落ちてくる」の詩的描写に、ハッとさせられました。焚き火を消した後に”闇がドンと落ちてくる”感覚、よく分かります。少年時代のキャンプの光景が浮かびました。
貴殿の他の句も読ませていただいたのですが、経験のある方とお見受けました。もしよろしければ、ご指導いただければと存じます。
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 焚き火消す空より闇が落ちてくる
イサク様、お世話になります。
御句の「闇が落ちてくる」の詩的描写に、ハッとさせられました。焚き火を消した後に”闇がドンと落ちてくる”感覚、よく分かります。少年時代のキャンプの光景が浮かびました。
貴殿の他の句も読ませていただいたのですが、経験のある方とお見受けました。もしよろしければ、ご指導いただければと存じます。
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: バイク過ぎ落ち葉の全て吹き飛ばす
猫山竹様、お世話になります。
御句ですが、「バイク」「落ち葉」とあれば、落ち葉が”吹き飛ばされる”というのは書かなくても想像できてしまいます。ここはもう少し、実感の伴う描写を書き加えた方がい良いように思います。
例1)バイク過ぐ落ち葉は思いのほか重い
例2)バイク過ぐ落ち葉のなんと軽いこと
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: サクサクと踏む葉の音は冬模様
堀籠美雪様、お世話になります。
御句について、私の調べた限り”冬模様”という季語はないようです。
内容からすると”落ち葉”の様子を描いていますので、はっきり「落ち葉」と書くべきかと存じます。また季語を「落ち葉」とした場合、落ち葉は冬の季語ですから、”冬”と書く必要もなくなります。
御句のオリジナリティは、”音”が冬の”模様”であるという詩的表現です。ここは生かして直せば、より良い句になるでしょうか。
例)落ち葉踏む季節(とき)の模様のような音
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 見ないよにイナゴを食べる秋日和
堀籠美雪様、お世話になります。
御句ですが、「蝗(いなご)」と「秋日和」の”季重なり”となっています。季重なりがすべてダメというわけではありませんが、御句の場合「蝗」と「秋日和」のどちらが主役なのか明確でなく、両者が互いに食い合っている状態です。
蝗という言葉に、すでに秋の気分は入っていますから、下五の「秋日和」は言葉を変える必要があります。もっと簡単に”晴天”などで良いかと。
例)晴天や蝗は見ないやうに食ふ
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 暁雲を眺む車窓の霜雫
イサク様、拙句へのコメントありがとうございます。
御句ですが、光景の切り取り方は俳句的で良いと思います。ただ「暁雲」と「霜雫」の関係がちょっと分かりにくいので、両者をつなげる工夫が必要かと存じます。
例)暁雲のおぼろ車窓に霜雫
車窓から暁雲を眺める光景を描写してみました。如何でしょうか。
点数: 1
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