俳句添削道場(投句と批評)

虚俊さんの添削最新の投稿順の2ページ目

若桜トンネル抜けて由比ヶ浜

回答者 虚俊

添削した俳句: 満開のトンネル抜けて由比ヶ浜

その語順だとトンネルが満開です。意味不明でしょう。満開と言っても何の花が満開なのか書かなければ伝わりません。
桜の傍題はかなりありますから違いを理解して自分が一番使いたい季語を使うべきでしょう

点数: 0

車窓の桜鯨の如き夕陽かな

回答者 虚俊

添削した俳句: 緋の鯨去る車窓には夕桜

緋い鯨がいるのか!?と驚きました。
問題点は「緋の鯨」にあります。
「緋の鯨去る」で一度光景が切れるとします。すると読者は海を想像します。水族館の鯨は去れないでしょうから。そして「車窓」が出てくる。海にいるのか陸にいるのかわからなくなります。
「緋の鯨」で光景が切れて「去る車窓には夕桜」となると「緋の鯨」の正体がわからないまま孤立してしまいます。
この問題を解決するために「鯨の如き夕陽かな」と素直に書きましょう。「夕陽」とあれば緋いことも伝わりますね。そして桜はかなりの字余りになりますが七音の上五として「車窓の桜」と置きます。
車窓の桜鯨の如き夕陽かな
言いたいことが多い気もしますのでどの言葉を諦めるかも検討してみてください。

点数: 1

インフルエンザの吸入薬まぢまぢと見る

回答者 虚俊

添削した俳句: インフルエンザ吸い口覗く我が子かな

「我が子」を諦め「覗く」に焦点を絞った方がめずらしがっているのがより伝わるかと
完全に自由律になってしまいましたがお許しください

点数: 0

インフルエンザ全身で吸い込む薬

回答者 虚俊

添削した俳句: インフルエンザ赤い顔して薬吸う

インフルに毎年かかっております学校サボれるラッキーなんて言ってられません
熱が出てれば当然顔は赤いわけで書かなくても伝わることです
もうインフルのときは頭回りませんからすがる思いで薬を吸い込みます添削句はずいぶん乱暴で申し訳ないのですがまさにそんなかんじです

点数: 0

節分やアルバムめくるルビー婚

回答者 虚俊

添削した俳句: 節分に一目惚れしてルビー婚

節分でなくても同じことが言えてしまう
さらに「節分のときに一目惚れをして今や結婚40年目になりました」という説明です
原因は「一目惚れして」にありますこれを映像に変えるだけでいいんです
「アルバムめくる」で今までの思い出を写真で振り返っているとわかるでしょう
節分は立春の前日つまりこれから春が来るわけです今まで子育てで急がしかったけどまた二人の時間が来るそんなところでしょうか

点数: 1

虚俊さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

初雪や山から持ち帰る首輪

回答数 : 5

投稿日時:

段ボールたたずむイートイン臭し

回答数 : 3

投稿日時:

切り傷のごとき雲

回答数 : 2

投稿日時:

持ち上げる鞄の重さ凍てる星

回答数 : 5

投稿日時:

練習に戻りラガーの脚となる

回答数 : 2

投稿日時:

虚俊さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

梅干しや三日三晩の旅終へる

作者名 素一 回答数 : 8

投稿日時:

をりをりに萩の風くる大広間

作者名 久田しげき 回答数 : 1

投稿日時:

夕暮れの薄ら日透けて秋の空

作者名 三男 回答数 : 2

投稿日時:

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