俳句添削道場(投句と批評)

いるかさんの添削得点の高い順の4ページ目

「空っぽの天を絵取るや桜紅葉」の批評

回答者 いるか

添削した俳句: 空っぽの天を絵取るや桜紅葉

こま爺さん、こんにちは
御句拝読しました
とても風情のある綺麗な俳句ですね
そっけない青空を紅葉のコントラストが綺麗に彩っている光景が目の前に広がるようです
ただ、個人的にはあえてなのか下六は「柿紅葉」等でリズムとして五文字にそろえてみてもどうかと思いました
今後ともよろしくお願いします

点数: 3

「夏嫌う冬の貴方や冬嫌う」の批評

回答者 いるか

添削した俳句: 夏嫌う冬の貴方や冬嫌う

柿の種さん、こんにちは
御句拝読しました
これはあるある(笑)となる面白い句ですね
ただ、一応主題は冬の句となると思いますが、夏冬冬と季語としてみると3つ入ってくるところが気になるところです
 暑がりの君は冬には寒がりぬ
暑い、寒いも季語ですががりとすることで気象のカテゴリから外してみました
無理やりですけどね(笑)
いかがでしょうか

点数: 3

「限界を超えたゴミ箱冬の街」の批評

回答者 いるか

添削した俳句: 限界を超えたゴミ箱冬の街

めいさん、こんにちは
御句拝読しました
今度は打って変わって寂寥感の溢れる俳句ですね
さて、個人的に気になったのは「限界を超えて」に少し説明感があるところでしょうか
実際の光景をそのまま描写してはどうかと思いました
 ゴミ箱の中身溢るる冬の街
今後ともよろしくお願いします

点数: 3

「たひやきの求めて往くも暖簾なく」の批評

回答者 いるか

添削した俳句: たひやきの求めて往くも暖簾なく

水召信甫さん、こんにちは

御句拝読しました
それはそれは残念でした
微笑ましい?冬の一コマですね

さて本句、個人的に何点か気になる部分があります
①たひやきのひらがな表記の効果
②「鯛焼きの」より「鯛焼きを」かと 名詞とつながらないので、、
③「求めて」があれば「往くも」は不要かと
④「暖簾なく」は「なし」かと その後を思わせる余韻の効果の是非
 鯛焼きを求めど暖簾なきにけり

⑤鯛焼きが存在しないので季語としての力が少し弱いか、、
 熱々の鯛焼き求む口寂し

今後ともよろしくお願いします

点数: 3

「行く年や駄句の手帖も捨てがたし」の批評

回答者 いるか

添削した俳句: 行く年や駄句の手帖も捨てがたし

あらちゃんさん、こんにちは

御句拝読しました
本句良く分かります
私はプライベートなWeb俳句帖に書き溜めているので捨てるということはないですが、どんな駄句でも消さずに残してたまに見返したりしてます
貴重な原石として新たな発見があったり自分の成長を感じ取れたりとなかなかに愛おしいものですよね

さて本句、"手帖も"とありますが他に何か捨てるのかと一瞬混乱しますね
これは多分行く年と捨てる手帖があるからの"も"なのでしょうけど、そうすると"捨てる"と"行く"がバッティングするかもなと思いました
"も"じゃなくても季語の風情は感じ取れるので平凡ですが"の"でいいかな、と感じました
 行く年や駄句の手帖の捨てがたし
今後ともよろしくお願いします

点数: 3

いるかさんの俳句添削依頼

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