「驚くや昼餉合図の干し蒲団」の批評
回答者 伊勢史朗
添削した俳句: 驚くや昼餉合図の干し蒲団
どうもこんばんわ。早速御句について。誰が驚いたのか誰にとっての昼食時なのか誰が布団を干したのか主体が全く読めませんでした。あるいは英語で言う「who」は誰でも良かったのかもさえわかりません。完全に置いてけ堀をくらっちまいました。
ところで私が「手練れ」との事ですが滅相もありません。クレイジーケンバンドの曲の歌詞「背中で睨み合う虎と竜じゃないが俺の中で俺と俺とが戦う」のように「自惚れ」と「俯瞰」を自ら戦わせているだけです。他人の目に触れさせてしまえば自分の俳句は読者の物になります。他人から評価を欲しくばまず読者の目で自分の作を見直すように心掛けているだけですが。
それではどうか今宵も御健吟に。
点数: 2