麗らかや杖つく父と散髪へ
回答者 伊勢史朗
添削した俳句: 春中や父を支えてさんぱつ屋
どうもこんばんわ。切れ字が詠嘆(感動)と森本可南さんが仰っていますますがそれについて大変疑問に思います。まあ、ある種の都市伝説みたいなもんでしょう。俳句は一度発表してしまえば読者の想像に一任されます。どこで感動したかなんて読者が判断する事で作者が一々教える必要はありませんからねぇ。
ところで御句ですが、作者は「一人で歩けない父親を床屋に連れて行くのは大変なんですよ」と言いたかったのか「一人で歩けない父親の唯一の楽しみが床屋に行く事なんですよ」なのか俳句からもコメントとからも判然としませんでした。よって後者と判断し多少脚色した次第です。どうせなら読者の立場になって読後感の良い方を選択したいですから。もしお気に召さなければさっさ捨て下さいね。
では今宵も御健吟に。
点数: 1