俳句添削道場(投句と批評)

伊勢史朗さんの添削得点の低い順の28ページ目

麗らかや杖つく父と散髪へ

回答者 伊勢史朗

添削した俳句: 春中や父を支えてさんぱつ屋

どうもこんばんわ。切れ字が詠嘆(感動)と森本可南さんが仰っていますますがそれについて大変疑問に思います。まあ、ある種の都市伝説みたいなもんでしょう。俳句は一度発表してしまえば読者の想像に一任されます。どこで感動したかなんて読者が判断する事で作者が一々教える必要はありませんからねぇ。
ところで御句ですが、作者は「一人で歩けない父親を床屋に連れて行くのは大変なんですよ」と言いたかったのか「一人で歩けない父親の唯一の楽しみが床屋に行く事なんですよ」なのか俳句からもコメントとからも判然としませんでした。よって後者と判断し多少脚色した次第です。どうせなら読者の立場になって読後感の良い方を選択したいですから。もしお気に召さなければさっさ捨て下さいね。
では今宵も御健吟に。

点数: 1

春暖の更地を亙る祝詞かな

回答者 伊勢史朗

添削した俳句: 春暖の更地へ響く祝詞かな

どうもこんばんわ。へえー写生した名詞だけの俳句ねぇ。自分は名詞だけの句は俳句の詩としての要素はないと思っていますが楽しみにしています。因みに オリジナルカクテルバレンタインデー 斉藤朝比古 という作品もありますが。
さてこの添削道場の古い方の作品を引っ張りだしてきました。

初蝶の貪る空や地鎮祭 作者三日酔いの防人

この擬人化見立ては良く蝶を観察しないとできませんね。
さて御句ですが良い句だと思います。映像と音響が読者の脳内に再現されます。季語にまだ選択の余地があるかもしれませんがそれは作者が今後判断する事でしょう。ただ、祝詞がないとやり残しの工事にブルトーザーがやってきたのかとも読めます。
それでは今宵も御健吟に。

点数: 1

セーターにファーファの匂ひ寒戻る

回答者 伊勢史朗

添削した俳句: 寒もどりセーター被れば香りたつ

どうもこんにちわ。季重なりなのはもう既に指摘されていますが俳句らしくなるよう添削してみました。今日も一日御健吟に。

点数: 1

秋うらら海賊役の女の子

回答者 伊勢史朗

添削した俳句: 春待つや海賊役の女の子

どうもこんにちわ。この句はいいですねー。何が良いかってきちんと映像が見えますから。男勝りな女海賊か付け髭を生やした男装の女の子か想像が膨らみますから。だだ、学芸会を何かの理由で春にしたのかも知れませんがやはり一般的なイメージとしては秋のような気がします。秋の季語を斡旋する事で五七五に入り切らなかった学芸会のイメージが濃くなるような気がしました。
どうか午後も御健吟に。

点数: 1

「沈黙は金なりといふ告天子」の批評

回答者 伊勢史朗

添削した俳句: 沈黙は金なりといふ告天子

マサトさん、とりあえず句会に出句ありがとうございます。さて御句について。擬人化なのか諺との取り合わせかはわかりませんがもっと物に対して迫って欲しいと思いました。どこか季語に対して冷淡な感じを受けます。
今宵も御健吟に。

点数: 1

伊勢史朗さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

啓蟄や深呼吸してプロポーズ

回答数 : 7

投稿日時:

羽ばたきて風に乗る蝶は遠くへ行く

回答数 : 0

投稿日時:

皆様御迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんでした

回答数 : 11

投稿日時:

それって盗作ですよ

回答数 : 4

投稿日時:

薪能果てて余映の長きかな

回答数 : 7

投稿日時:

伊勢史朗さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

春昼の日陰の道はまだ濡れて

作者名 ちゃあき 回答数 : 6

投稿日時:

夏近し駐輪場のとりどりと

作者名 たーとるQ 回答数 : 2

投稿日時:

満天の星空仰ぐ藍浴衣

作者名 山田優 回答数 : 4

投稿日時:

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