「残菊や老人リレーの金メダル」の批評
回答者 岩住涼太
添削した俳句: 残菊や老人リレーの金メダル
鈴屋いるかさん、おはようございます。
拙句「禿鷲」へのコメントと案内句、ありがとうございます。そして、おめでとうございます!これからも作句頑張りましょう。
御句ですが、残菊と老人リレーにどんな関係があるか考えました。最初は情景に広がりあるな、とか思ってしまいましたが、比喩面から見てみれば、その繋がりが見えるようになったと思います(鈴屋さんが伝えたかったのと違うかもしれないが)
残菊は、盛りを過ぎて秋の末、また冬の初めまで咲き残った菊をいうんですね。また、リレーに参加している老人もいわゆる盛りを過ぎたと言えるでしょう。しかし、盛りを過ぎたにしても明るい色をしている菊も、90歳もの年で金メダルを取れた老人も、両方とも生命力や強い志を示しているのではないでしょうか。その暗喩が素晴らしいと思います。
次回作も楽しみにしてます。またよろしくお願いします。
点数: 1