俳句添削道場(投句と批評)

つちや郷里さんの添削最新の投稿順の93ページ目

「暑い空水田の枠閉じ込めた」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 暑い空水田の枠閉じ込めた

初投句ですか?
はじめまして、つちやと申します。
よろしくお願いします。

まず、この句は「暑い空/水田の枠/閉じ込めた」という風に三段切れになっています。
できるだけ言葉を繋げて詩にしましょう。
あと、この書き方では「暑い空が水田に映っている様子が、まるで空が閉じ込められているようだ」とは理解し難いです。
「暑い」とは、気温のことですので「暑い空」という表現もちょっとおかしいかもしれません。

添削というより改作になってしまうかもしれませんが、「空が暑さに耐えかねて冷たい水田に飛び込む」という表現はどうでしょうか。

『水田に空の飛び込むほど暑し』

あなたの表現を活かすなら、いっそのこと自由律で
『冷たい水田に夏空が閉じ込められてをる』

私は俳句歴がまだまだ短いので、もっと上手な方の添削を待ちましょう。
感覚や着眼点は良いと思うので、これからも俳句作りと投句がんばってください。

点数: 1

「コピー機の吐き出す音や六月尽」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: コピー機の吐き出す音や六月尽

げばげばさんこんにちは。

「尽シリーズ」なるものをやっておられたのですか!
何か特定のテーマを決めてやるのも良いですね。

御句についてはなおじいさんと同じ印象を持ちました。
絶え間なく聞こえてくるコピー機の音。
そのコピー機に列をなす社員たち。
「インク切れてるんじゃねぇか」「前もって入れとけよ!」と怒る声まで聞こえてきました(笑)

いつも勉強になります。
次回も楽しみにしてます。

点数: 2

「夕焼けや吾は空襲の語りべに」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 夕焼けや吾は空襲の語りべに

あつこんさんはじめまして。こんにちは。

戦禍を生き抜いたのですね。
太陽は夕焼けとなって沈み、朝日となって昇り、また夕焼けとなって沈んでいく。
あの日も今と変わらない夕焼けがあったはず。
変わりゆく現代を照らす夕焼けに、あの忌まわしい出来事を伝えていくことを誓った句だと解釈しました。
素晴らしいです。

点数: 0

「寒の入りやビブラート効かせて人間カスタネット」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: 寒の入りやビブラート効かせて人間カスタネット

がらひさんはじめまして。

素材が多すぎるのと、字余りがかなり気になります。
内容も説明を見るまでよくわかりませんでした。
歯の震えを「カスタネット」と表現したのは面白いので、それを活かしましょう。

『歯の震えカスタネットのごと寒し』

点数: 0

「ぐびぐびとゆけば即ち冷奴」の批評

回答者 つちや郷里

添削した俳句: ぐびぐびとゆけば即ち冷奴

ちゃあきさんこんにちは。

勢いとリアリティがあって良い句ですね。
「飲む」という言葉も使わず「飲んでいるもの」も説明せずに「ぐびぐびと」と表現したのが見事です。
「即ち」の使い方もいいですね。
好みは人それぞれですが、「やっぱり冷奴に限る!」と言っているかのようです。

点数: 1

つちや郷里さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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回答数 : 8

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