俳句添削道場(投句と批評)

たーとるQさんの添削得点の高い順の6ページ目

「秋寒の静寂を抱きしめて二度寝」の批評

回答者 たーとるQ

添削した俳句: 秋寒の静寂を抱きしめて二度寝

幸福さんお疲れ様です。
御句、「秋寒の静寂」というのが、「秋寒」には元々静寂そうなニュアンスが入っている気がするので重複気味なのが引っ掛かりました。切り離して組み合わせれば……

・静寂を抱き締め秋寒を二度寝

点数: 2

「寒そうと立ち往生をテレビなり」の批評

回答者 たーとるQ

添削した俳句: 寒そうと立ち往生をテレビなり

秋雄さん、たーとるQと申します。

御句は「寒し」が季語でしょうか?しかし「寒そう」と推測するだけでは、季語としていまいち機能しておりませんかね。
「テレビなり」と「なり」で強調する意味もよくわからない。
暖かい部屋の中で車の立ち往生のニュースを見ているということを書くべきでしょう。

・炬燵の夜ニュースは車の立ち往生
・ストーブや渋滞報せをるテレビ

点数: 2

「青空を向く蒲公英の根は深く」の批評

回答者 たーとるQ

添削した俳句: 青空を向く蒲公英の根は深く

なおじいさん、拙句へのコメントありがとうございました。
この句は非常に鮮やかですが、力のこもった良い句ですね。
蒲公英はロゼットという根や葉を広く広げる育ち方で、根が深いというイメージに非常に良く合っていると思います。
「根は深し」と最後に終止形でビシッと止める方法もあるでしょうが、「く」の文字を繰り返して全体的な蒲公英と空の光景に繋げるというのもまた良い。

点数: 1

「キャタピラにやさしき花屑のいくつか」の批評

回答者 たーとるQ

添削した俳句: キャタピラにやさしき花屑のいくつか

イサクさん、コメントありがとうございました!
この句は非常に楽しいです。花屑に「やさしき」という感情をこめているところが詩人の視点というほかありませんね。

点数: 1

「月をして秘めたる水面照らされず」の批評

回答者 たーとるQ

添削した俳句: 月をして秘めたる水面照らされず

池田らいてふさんこんにちは。
結論からいえば、読んでも意味が分からないのです。他の方は実際に月と暗い水面の光景を想定しているようですが私はさらに「秘めたる水面」というのが自らの抱え込んだ心情を比喩したものではないかと考えました。
いずれにしろ「月が照らせない」と季語を否定してしまっていることでいわゆる「季語の鮮度」削がれているのが問題です。(もしかすると無季なのでしょうか)

もし、月と水面が実際の光景なら
「月明かりほのかに湖の底照らさん」
自分の暗い心を詠んでいるのなら
「月光よ我の心を照らしたれ」
といった具合でしょうか。
もう少しヒントを詠み手に与えることを考えてほしいです。

点数: 1

たーとるQさんの俳句添削依頼

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