俳句添削道場(投句と批評)

たーとるQさんの添削得点の低い順の3ページ目

「船津屋の蛤焼くは奥座敷」の批評

回答者 たーとるQ

添削した俳句: 船津屋の蛤焼くは奥座敷

御句、船津屋と奥座敷が分断されてしまっているのが惜しいですね。季語である蛤も宙に浮いてしまっているイメージです。
→蛤を焼く船津屋の奥座敷
→焼き蛤の旨し船津屋奥座敷

点数: 0

「温室のあるガレージや春時雨」の批評

回答者 たーとるQ

添削した俳句: 温室のあるガレージや春時雨

ちゃあきさん、コメントありがとうございます!サキュバスが「吸う」のかは自分も悩んだところなのです。「憑かれる」「魅せられる」といった直接的な描写だと分かりやすくなりますけど説明くさくもなる諸刃の剣な気がして……

・ガレージと温室が一体化しているとは中々珍しい所ですね!そういった発見を俳句にしようという心が素晴らしいです。
→春時雨ガレージの屋根に温室
(温室をさらにクローズアップしてみました)

点数: 0

「尾長鳥雫の玉の紅躑躅」の批評

回答者 たーとるQ

添削した俳句: 尾長鳥雫の玉の紅躑躅

おじさんさん、こんにちは。

御句は尾長鳥と紅躑躅の取り合わせが良いのですが、カメラワークが二転三転してて複雑になっているのが勿体ないと思います。
長尾鳥(飛んでいる遠景)→雫の玉の(何かの雫のアップ)→紅躑躅(咲いている近景)というイメージでしょうか。尾長鳥と紅躑躅をゆっくりと映像として繋ぎ合わせるなら
→尾長鳥の眼下に雨の紅躑躅

もしくは、尾長鳥を諦めて紅躑躅が雫を落とす様をズームインしてみるのはどうでしょうか?
→紅躑躅朝の雫は珠のごと

(どちらも勝手に雨とか朝とか独自の解釈を入れてるので、添削前とイメージが違ってたらごめんなさい)

点数: 0

「窓の内より見届くる蜂の狩」の批評

回答者 たーとるQ

添削した俳句: 窓の内より見届くる蜂の狩

イサクさん、胡蜂の句へのコメントありがとうございます!
講評の通り、自分の蜂への思いが強すぎて恐怖を綴ってるだけと思われますねこれは。空想や比喩はもっと落ち着いて、イサクさんみたいな「見届ける」心持ちが大切……!

点数: 0

「ファーブルの文庫で払う熊ん蜂」の批評

回答者 たーとるQ

添削した俳句: ファーブルの文庫で払う熊ん蜂

卯筒さま、先日は季語の知ったかぶり大変申し訳ございませんでした。まだまだ精進が足りません。
御句は素っ気ないながらも熊蜂の描き方は綺麗にまとまっています。助詞の「で」は賛否が分かれそうですが…
後はファーブルという作者の情報が大事なのか?ということですかね。邪推ながら『昆虫論』を記したファーブルと蜂をかけあわせてみようという少し安易な選び方と思いました。

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たーとるQさんの俳句添削依頼

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