「雨の匂い少し残して夏休み」の批評
回答者 はや
添削した俳句: 雨の匂い少し残して夏休み
雨の匂い、分かります!香りじゃなくて「匂い」。なんでしょうね、不快な匂いじゃないんです。湿った土の匂い?草の匂い?うまく言語化できないのですが…。
その匂いを「少し残して」「夏休み」なんですね。風景がない、と言われたらそうなのかもしれませんが、私は好きです。
「雨の匂い」の存在感!
匂い・香りってすごく記憶を刺激するものだと聞きます。景のない「夏休み」に、「雨の匂い」で自分の夏休みの記憶が呼び起こされる気がします。
だから「少し残して」が「あのときの夏休みの記憶の断片が少し頭に残っている」と読めるように思うんです。
ちょっと考えすぎですかね…?
いつもながら勝手な鑑賞ですみません。
点数: 1