「麦わらの帽子の君の影を踏む」の批評
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 麦わらの帽子の君の影を踏む
初めまして。
句の半分以上が、あいみょんの「マリーゴールド」のサビ。
これを“本歌取り”として見ようと思えば、元歌に対するリスペクトだったり、元歌でない部分の独自性やインパクトだったり、といった点を気にするのですが、この句は…。
「影を踏む」は晴天の下にいる二人の距離感みたいなものを言い表そうとすると、割とすぐに思いつくものと思われます(私も以前、その動作を詠んだ句で雑詠に投句し…見事にボツでした)。
元歌との関連については、リスペクト云々は私には余り感じられず。元歌において、二人の距離感といったものは別の表現が既に十分にされていて、ここに「影を踏む」を足した句を出してきても、これを“本歌取り”だとすると「元歌に対してどういうスタンスなのかよく解らない」と感じます。
ゆきおさんは、この句の実作者ではなく“投稿の代行”のようなので、厳しい言葉はあまり意味が無いかもしれませんが…。
よろしくお願いします。
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